メーカー名 | SIGMA |
機種名 | dp2 Quattro |
ソフトウェア | SIGMA Photo Pro 6.0.5 |
レンズ | 30mm F2.8 |
焦点距離 | 30mm |
露出制御モード | 絞り優先 |
シャッタースピード | 1/160sec. |
絞り値 | F8.0 |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | オート |
フラッシュ | なし |
サイズ | 5424x3616 (5,796KB) |
撮影日時 | 2014-08-07 08:45:39 +0900 |
こんばんは、皆さん
dp2Qのファームウェア Ver1.01 がリリースされました。
早速更新、最新のSPPで現像した画像です。
ビアガーデンの垂れ幕や青春18きっぷの広告も写っていませんが、なかなかの解像感だと思います。
もしビアガーデン現象なるものが出ているとすれば、画面の左1/4、下1/3の、
何とかプラザの縦カンバンでしょうか。
そもそも、おお騒ぎするほどのものじゃありませんね。
2000万画素+500万画素+500万画素でこれほどの解像力なのですから、
もしグリーンとレッドがメリルと同じような、6000万画素+1500万画素+
1500万画素のクワトロならば、とてつもないことになりますねえ。
こんにちは、kusanagiさん、皆さん
ビアガーデン問題も青春18きっぷ問題も気になりません。
多少の不満はありますが、概ね dp2Q には満足しています。
6000+1500+1500=9000万画素、フルサイズでしょうか?
すごいことになりますね。
でも、個人的には画素数は今でも十分で、フルサイズ化をお願いしたいです。
Sigmaさんもフルサイズを何時かは出すでしょう
それまでの辛抱でしょうか。
多くの人が、dpクワトロを、dpメリルと比べて評論をしているのですが、
これには私はかなり違和感をもっています。
なぜって、dpクワトロは、2000万画素+500万画素+5000万画素の合計
の総画素数3000万画素なんですね。
他方dpメリルは、1500万画素×3で4500万画素です。1.5倍の違いが
あります。これを同じ土俵で比べるのには最初から無理があるという
ものでしょう。
dpメリルと同じスペックのdpクワトロとするのならば、すくなくともその
クワトロは、3000万画素+750万画素+750万画素とならなければなりま
せんね。これで合計、4500万画素になるからです。
もっと厳しく論じる人は、6000+1500+1500=9000万画素だというかも
しれません。(このモデルは架空話しなのですが、もし造るとなると
フルサイズかフルサイズ2倍でないと厳しいですね)
出力画素数を比べれば、それはdpクワトロ2000万画素と、メリル1500
万画素と逆転しているので、両者を混同するのは無理はないのかなと
思うわけですが、総画素数の観点から見れば、両者のカメラは全くの
別物です。
dpクワトロとdpメリルの混同は、実はメーカー自身が仕掛けている誤り
でもあるのです。
笑休さんが以前から言っているように、dpクワトロはSD15の正常進化版
として捉えるのが無理がないかなと考えます。
それでdpメリルの進化クワトロ版としては、出力画素数では3000万画素
から6000万画素くらいのカメラにならないと本当に正しく比較はできない
と思うわけです。
今多くの批判者から云われているdpクワトロの画質的欠点は、そのあまり
にも少なすぎるR層とG層の画素数から来ているものと思っています。
それはたった各500万画素でしかないわけですから。
で、この部分の画素数を上げてやると、それは同時にB層のより一層の
高画素化となるわけですが、指摘された殆どの問題は解決し、しかも
強烈な超高画素数カメラとなるわけです。
もう少し未来を見ないとクワトロ技術の本当の真価というものは評価しえ
ないと考えています。
シグマのフルサイズカメラ。とても刺激的ですね。(^^;
シグマが採用し特許に守られている積層素子は、その基本特許が2019年
で切れるそうです。この積層素子構造は各メーカーが虎視眈々と狙っている
ものとみられ、特許が切れた後はこぞって各メーカーからリリースされる
可能性が大です。
そうなってくると、フォビオン社のような小さなメーカーが日本のメジャー
メーカーに勝てるはずもなく、現行のフォビオンファンの大部分はそちら
に流れるものと思われます。
今回新たに、フォビオン社はクワトロ技術の特許を取ったはずですが、
クワトロを使わなくても豊富な技術と力技でもって例えばキヤノンなんかは
クワトロを超える画質を出してくるでしょう。
シグマがのんびりとやっていける時間は、もうそんなに残されていないのです。
ただフォビオンやクワトロにはフォビオン社の良さがあって、それは日本人
の感覚とは絵に対するセンスが違うという点です。(このことはdp2qの絵で
改めて感じました)
私はそれを一番に評価していますので、たとえ日本のメーカーが高性能な
積層素子を出した後も、フォビオンを気に入って使うでしょうが、(シグマが
リリースしてくれる限り)、大部分のファンは和製積層素子に流れるものと
思われます。
SD1クワトロは出るのか、出ないのか・・・
後5年後にキヤノンやニコンからフォビオンと同じ仕組のセンサーを搭載した
一眼レフカメラが出れば、ユーザーはどうするか。間違いなくSD1を捨てる
だろうと思います。
シグマもそれは分かっているだろうと思いますから、今回のクワトロも
SDではなくDPで出してきましたし、SD1のレンズも最近のものはマウントが
他メーカーのものへと交換できるようになっています。
こういう状況をみれば、現行のSD1M(もう既に生産はしていないのかも)は
その後継機がないだろうということです。
シグマは一眼レフを捨て、コンデジのdpでやっていく。もしくはdpから派生
するミラーレスで行くという手もあります。
どうも、そう決めているような気がしますね。
今回、dpクワトロを話題豊富なスタイリッシュボディとしたのは、シグマは
今後はdpシリーズだけでやっていくよ、それで新規ユーザーを大幅獲得
する路線に変更しますよっていう、メッセージだろうと思っています。
その路線変更が成功するかどうかは、ただただ、カメラの売上で判明する
だけのことです。
こんにちは、kusanagiさん、皆さん
今回、インターネット上でのQuattroの評価は、”よくなった”と”Merrillとの比較でここがダメだ”と両極端な意見に分かれているよに思います。
今回のQuattroでは、画質、操作性など進歩してると思っていますし、個人的には、MerrillはMerrillの、QuattroはQuattroの良さがあります。
Sigam社がカメラを出す度に"前のカメラでこうっだた"と言われてきました。多分、出荷するカメラの味付けは、今、社内で一番良いバランスにしてるのでしょう。
Sigma社のいいところは、ここを変に曲げないところです。かと言って、全くユーザーの声を聴かないのではなく、別のかたちで実装しています。「FOVクラッシクブルー」などです。
特許切れについて、Sigma社は真剣に考えているから、「Quattro」を製品化したのではないでしょうか?
これかも、高画素化を睨み、ファイルサイズと画質の向上を両立されるための「1:1:4」の「Quattro」になったのだと思います。
「Foveonセンサー」を搭載したカメラは、今はSigma社しか作っていません。よく、インターネットで「Foveon」が他のメーカ、例えば、Canon社、Sony社などで作れば、もっと良い物ができるという意見を拝見しますが、それは、違うのではないかと思います。過去から現在に至るまでに、「Foveon」に挑戦した企業は、私の知る限り2社です。勿論、その内の1社はSigma社ですが、他方、あの巨人Kodak社も挑戦していました。
しかし、Kodak社からFoveon搭載のカメラは出たのですが、非常に難産だったようです。
Sigma社の技術力と情熱がSigma社製カメラを現在も出荷されているのだと思います。
フルサイズ、ミラーレスなど魅力的な製品ですね、しかし、Sigma社はメインとは考えていないのではないでしょうか?
Sigma社の主力製品は、デジタル一眼用のレンズですから、今すぐに、SDシリーズからDPシリーズへ移行ないと思います。
多分、SDシリーズはレンズのためのショーケースみたいな役割りも担っていると考えると、主力製品がデジタル一眼用レンズであり続ける限りSDシリーズは存続し続けるのではないでしょうか。
個人的には、Sigma社製ミラーレス機を見てみたいです。