クラシック三脚
Exif情報
メーカー名 SIGMA
機種名 dp2 Quattro
ソフトウェア Capture One 6 Windows
レンズ
焦点距離 30mm
露出制御モード ノーマルプログラム
シャッタースピード 1/60sec.
絞り値 F2.8
露出補正値 -0.7
測光モード 分割測光
ISO感度 1000
ホワイトバランス
フラッシュ なし
サイズ 1000x1500 (1,214KB)
撮影日時 2015-02-17 11:01:52 +0900

1   kusanagi   2015/2/17 23:00

調布のみさん、さらに詳しくご紹介して頂いてありがとうございます。
作例写真を見ても大変高度な撮影をされていて、三脚望遠撮影の広さを感じました。
被写体は無限にあるのだということですね。

●ジッツオ三脚は大別して、センターポールのないシステマチックと、センターポール
のある通常スタイルのマウンテニアとかあるようですね。
調布のみさんがお使いのものはマウンテニアのようです。ただしリンク写真では
ポールを外してザハトラーを付けているみたいですが。

マウンテニアよりシステマチックが、ポールがないぶん軽いみたいですが、特徴的
なのは脚を纏(まとめ)ている部分の肩幅というのか、腰部の広さというのか、それが
広く大きくて安定感があるみたいですね。
この部分はけっこう重要じゃないかなって感じました。

多分に心理的なものかも知れないのですが、この肩幅が広いと安定感があると
感じています。私が使っている大型三脚の、スリック・デザインプロは肩幅が異様に
広くて、ベルボンのネオカルマーニュ840は幅が狭いタイプだと思います。
安定感は圧倒的にスリックデザインプロがありますね。アルミということもありますが。

しかしそもそも、ジッツオの腰部の肩幅は歴史的に狭いという気がしています。
写真で見た感じでも、ベルボンのカーボンより狭いのじゃないかって思いますね。
だた、システマックはシンプルにできていて、三脚全体の重心は低く抑えられて
いるように思えるんですね。ロープロフィールのようです。

ジッツオはもうカーボン三脚しか作っていないみたいで、そうなってくると国産の
カーボン三脚より優位なのは、システマチックではないかという気がしてきました。
私自身、センターポールやエレベーターは殆んど使わないので、別になくてもいい
みたいですし。もちろん後付もできるのでしょうが。

●それともうひとつ、三脚撮影で重要なのは持ち運びの利便性です。
というか、みなさん、どのようにして三脚を運んでいるのか?っていうこと。(^^;
大型アルミ三脚だと1キロ歩くのが精一杯です。三脚だけでなく他の機材のあり
ますから、移動には四苦八苦ということになります。
それでカーボン三脚ということになるのですが、それでも大型ならば大して
変わらないし、中小型カーボンならば数キロというところでしょうか。

三脚は重さだけでなく持ち易さも重要だと思っています。三本の脚のうち一つを
手に持つ。もしくは肩にかけて運ぶ。ケースに入れて手に肩に持つとか。
ケースっていったって、ろくなものがなさそうだし、いちいち出し入れは面倒です。
とにかく三脚は長くて大きいので、とにかく、持ち運びし難いです。
中型小型三脚は、首の部分とセンターポールの下部に、ストラップをまたげて、
それを肩に掛けて運ぶっていうことが可能です。重い雲台は自然に下になります
ので、けっこういけるかなって考えています。
大型三脚は、もう肩にかけるしか方法がないというか。(^^;
如何に三脚を手軽に持ち運びできるか。それが鍵を握っているように思います。

●写真の三脚は、古いジッツオのアルミ製のもです。中小型になるのでしょうか。
足を全部伸ばすと、すこし屈むだけでの撮影ができます。
これは中古をネットで購入したものですが、初めてのジッツオということもあって、
その作動感覚に国産品とは違うものを感じました。軽く締めただけでしまるナット。
細身の持ちやすい脚部。華奢なスタイルながら剛性感があり、それで大きめの
雲台を乗せました。
非常に綺麗な個体で、クラシック三脚ということもあって大事に使っていきたいと
思っています。

三脚での撮影で、大事にしたいと思うのは、脚の出し入れとか、カメラの取付とか、
チルトパン操作など、そういうなんでもないようなアナログ感覚ですね。
カメラや写真が電子化、コンピューター化すればするほど、こういう機械的な動作
感覚を大事にしたいと思っているのです。
私はオイルフィールド雲台を特に好んでいるのですが、よく考えれば、これは
昔のマニュアルレンズの操作感と似ています。今のデジタルオートマチックカメラ
に失われてしまったアナログな感覚を、私は三脚とか雲台に求めているのかも
知れませんね。

2   調布のみ   2015/2/18 10:25

kusanagiさん、おはようございます。
GITZO/GT3531S システマティック カーボン3段、主として超望遠用、雲台はsachtler/FSB4かMarkis/Q20iQ・BV-22
GITZO/GT2531 マウンテニア カーボン3段、主として広角~望遠用、雲台はMarkis/Q20iQ(BV-22を外します)
GITZO/G2220 エクスプローラー アルミ3段、主としてマクロ、物撮り用、雲台はACRATECH/V2
といった感じで使っています。
システマティックのオリジナルはトップフラットプレートだけのシンプルなもので、
sachtler/FSB4を取り付ける時はトップフラットプレートを外してボールアダプターを介してセットします。
http://www.hobbysworld.com/original46.html
上記以外の雲台はトップフラットプレートのネジに直接取り付けて・・・
あと雲台へのカメラ、レンズのセットはアルカスイス型のプレートを介して行っています。

>ジッツオはもうカーボン三脚しか作っていないみたいで
よくは知りませんが価格.comを見るとまだアルミのも見受けられます。
http://kakaku.com/camera/tripod/itemlist.aspx?pdf_ma=676&pdf_Spec101=1&pdf_so=p1

三脚の運搬ですが、日常フィールドまで(10分ほど)は雲台込みでたたんでそのまま担いで・・・
カメラ(1台)、レンズ(せいぜい2本)は小さなバッグに入れて背中に背負って・・・
BORG77EDIIを持って行く時は三脚ケースに入れて襷がけにして・・・
着いてから三脚伸ばしてカメラ+レンズを載せてあとはそのまま担いでです。
車で遠征する時も似たようなもので、あまり欲張らずフットワークを良くすることを心がけています。

GITZOの古い三脚は工芸品的な趣があって物欲を刺激するものがありますね~。大事に使って下さい。
>なんでもないようなアナログ感覚
仰るとおり、これが悪いと撮影中にいらぬストレスを覚えます。
例えば自由雲台、構図が決まったところで最後のひと締めで微妙に構図がズレて・・・
皆さん苦労されて工夫して、そして楽しんで道具を使いこなされています。トライしてみて下さい。

3   kusanagi   2015/2/18 23:21

あっ、そうか。GITZO/GT3531Sの末尾にSがつくと、システマチック・タイプとなるわけ
ですね。(^^; なるほど~納得です。
ザハトラーの記事は参考になりました。ビデオ雲台でお皿に入れるようなタイプが
あるのですか、なにかしらん?と思ってましたが、文字通り、システマチックの
皿(ボールアダプター)にいれるのだと。これも納得です。
それから、このサイトで、システマチックに添えた手が写っているのがあり、原寸が
想像できました。まあまあ、腰部の肩幅は大きいようです。

GT3531Sとは、価格コムで見ると、3シリーズ3段 システマティックカーボン6X三脚の
ようですが、35が3シリーズの5番目の意味で3シリーズで、31が3段1番目を示すようです。
現行品ではGT3532Sとなるみたいですね。全伸高は129.5センチ(スタンダードレベル)、
格納高は62.1センチ、自重は1.88キロ、耐荷重25キロとあります。
さらにシリーズ3とは脚径32ミリで、6Xとは6層カーボンファイバーの意味のようです。

全伸高129.5センチは私には最適で、ちなみにネオカルマーニュ840は4段三脚ですが、
3段まで伸ばして133.5センチあります。(雲台底面の高さで) 4段目を使うことは脚立
を使用しない限りありません。
脚径32ミリは、840が1段目36ミリで2段目が32ミリくらいなので、これもよく想像できます。
自重の1.88キロは軽いですね。840は3.1キロですから1キロ以上軽いことになります。

もうひとつ比較すると、中小型のベルボン・ネオカルマーニュ640ⅢE(4段)が高さ117.5
センチで脚径が28ミリくらい、自重は約1.4キロなので、GT3531Sは840と640の中間の
大きさとなりますね。
だんだんと、ジッツオのカタログが読めてきたというか、これも調布のみさんのアドバイス
のお陰です。(^^;

おっとっと、三脚の持ち運びに重要な要素として、縮めた状態の長さがあります。
これを忘れてはなりませんね。
GT3531S(もしくはGT3532S)の畳んだ状態の62.1センチ。ベルボン840は65.5センチ
ですから、それよりも少し短いくらいで、やや長いかな?って感じますが、3段ですから
こんなものなのでしょうか。
4段にするという手もあって、GT3542LSとなるわけですが、全伸長146.5センチ、縮めた
状態で57.5センチとあります。3段か4段か、悩ましいところです。(^^;

ジッツオは現在、ビンテージ1製品を除いてアルミ三脚はもう生産していないようです。
売れ残り品はあるでしょうが。
ジッツオは重い三脚であるという一般のイメージは、アルミ時代のものなんでしょう。
カーボン時代となると、ジッツオは軽いし、しかも耐荷重の剛性感は他を圧倒しています。
カーボン素材自体の品質も他社より格段に優れているのかも知れませんね。

三脚ケースは探すと使いやすそうなものがありそうですね。

4   調布のみ   2015/2/19 08:25

kusanagiさん、おはようございます。
GITZO三脚の型番の見方は下記が参考になるかと・・・
http://0zero0zero0zero.blog.fc2.com/blog-entry-7.html
下記サイトは機材に関して色々と工夫されている方のもので参考になる記事も多いかと・・・
http://75690903.at.webry.info/201103/article_6.html

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