メーカー名 | SIGMA |
機種名 | dp2 Quattro |
ソフトウェア | Photoshop Elements 9.0 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 30mm |
露出制御モード | 絞り優先 |
シャッタースピード | 1/1000sec. |
絞り値 | F8.0 |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 5424x3616 (2,337KB) |
撮影日時 | 2015-04-09 10:18:13 +0900 |
merrillとquattro・・何が違うんだろう?と思う。
sigmaのカタログのイラストは、青緑赤がきれいに3枚重なって
理想的な形をしてるが、実際は、大中小のバケツを3つ重ねてるようだ。
http://www.higashino.jp/photo/sd10/dcx3/x3/
us patに、図が、あるが・・こうなのだろう。
quattroは、小のバケツを4つにした、単にこれが、構造上の変更では。
カタログで、青が4緑赤が1の絵からは、従来のダイレクト素子から
ベイヤーもどきに、なったと、思えるが、それが、merrill派の違和感ではないのか???
青のバケツを4つにした、この画像処理にかんしては、賢い人にお願いしたい・・
もっと、不明確なのは、Canonが裏面照射でFoveon型の改良・・・
こういう文面を読んだ事が、ありますが、
シリコンでは、波長の違いがあるんで、大のバケツまで削る意味がない
有機???を使う??ともあったが、3つのバケツを重ねる前提では
無理ではないのか?
バケツを横のい並べる・・これでは、ベイヤーで、論外、
どういう、もので切り抜けるのか、楽しみでは、あります。
リンク先のフォビオン現像ソフト。私も試験的に使ったことがあります。
http://photoxp.jp/pictures/33533
このサイトの製作者は東野美紀彦氏という方らしいですが、
http://plaza.rakuten.co.jp/wipeout2/diary/201101300000/
こういう本も出版されています。とにかく並の人ではありません。サイトには
最近の更新がないので、最近の動向は不明ですが、とてつもない才能の人
だなっていうのは私にも少しわかります。
世の中には想像を超えた凄い人がいるんですね。
フォビオンのイラストはあくまでも、ベイヤー風に分かりやすくしたイメージ
イラストですね。ですからあれは誤解を招きます。
本当はあんなのじゃなくて、虹のグラデーションのようなアナログ的な地層図に
すべきだったと思います。
だいたい、色分けしているカラーフィルターそのものがないのですから、
クッキリと色分けするイラストイメージは間違いです。
その虹の帯からポンプのようなイメージで、青・赤・緑の電荷吸い上げている
ようにすべきでした。バケツリレーじゃなくてね。(^^;
プールとバケツのイメージはベイヤーカメラではいいかも知れませんが、
フォビオンはシリコン地層から電荷という石油を掘り出すイメージにすれば
良かったですね。
溜まっているものを汲み出すのではなく、吸い上げて発掘をするイメージです。
クワトロは質の高い石油が撮れる青の層だけは細かく細分して掘り出し、緑や
赤という質の低い石油成分はおおまかに取り出しているというわけです。
もっとも石油というエネルギーを取り出しているのではなく、情報という繊細な
ものを取り出しているわけですから、この例えはますます混乱するかもしれません。(^^;
普通のデジタルカメラとフォビオンが根本的に違うのは、それはただひとつ。
カラーフィルターを使うか使わないか。ただそれだけでしょう。
ですから、カラーフィルターを使わない、フォビオンとも違うカメラというのだって
考えられるわけでしょう。事実そういうカメラはありますから。プリズムを使って
分色したカメラですね。
それからカラーフィルターを使ってもベイヤーパターンにしないカメラもあります。
ベイヤー補色処理は不要です。そういうカメラはスキャナです。
デジタルカメラの基本は、光の3原色を拾うこと。それだけだと思います。
この3原色でもってデジタル演算すれば、人間の目に見えるカラー写真が出来
上がる。デジタルだから加工も自由自在にできる。
光の3原色ではなくモノトーンの光の電荷だけだとモノクロ写真となります。
CCDからカラーフィルターを外したライカのカメラはモノクロ専用機です。
メリルとクワトロ、これは基本は同じものだと思います。
現在のクワトロは、青色がメリルで、赤と緑が旧型DP(SD15)を使っていて、
単にその2つのカメラを画像処理で組み合わせているだけというふうに考えれば
分かりやすいでしょう。
そういう意味ではクワトロはデジタル的カメラです。2000万画素の青カメラと
500万画素の赤と緑カメラをデジタル技術でくっつけているわけですから。
クワトロ派とメリル派というものは、そういうものがあるとすれば、この2つの
カメラを画像処理してくっつけてしまったというクワトロのデジダル的違和感
だけでしょうか。
アナログ的だったフォビオンにデジタルの血が入ってしまった。
フォビオン純血主義からすれば、合いの子は差別される運命にある。(^^;
素朴なフォビオン娘が口八丁のベイヤー野郎に騙されて、クワトロっていう
合いの子を産んでしまった。けしからん!ってフォビオン爺さんが怒っている
みたいなものです。
しかし出来てしまったものは仕方がないわけで、いづれフォビオン爺さんも
可愛い孫のクワトロ坊やを愛でるようになるでしょう。
クワトロ坊やはまだ生まれたばかり。それで緑と赤の画素数が少なすぎます。
クワトロもやがて成長するでしょうから、次のモデルでは緑と赤の画素数は
上がるでしょうから、違和感は少なくなるはずです。
それと、青・緑・赤の割合が、4:1:1では差がありすぎて、2:1:1くらいにすべき
という気がするんですが。