昨日の蛙さんの写真、実は滝を目指して行った途中だったんですけど、山道を結構歩いた末に滝に水は流れてなくて、滝壺が水たまりになっていて、ヤゴやら淡水えびだらけ、それはいいんですが何やら黒い毛状のものがうにょうにょと・・・・最初は植物が水に漂っているのかと思いましたが、すぐにそうではなくて、ウミヘビの超ミニチュアみたいな動きをしていて、意志を持って泳いでる生き物のように思えました。「毛」の片方は水面に出して呼吸してる感じだったし。ヒルが細長く伸びて泳いでるんじゃないかなと思いながらも、その姿からハリガネムシと命名して、すぐ見失って、見つけて捕まえたと思ったら逃げられてまた見失って・・・・でも、ついにまた見つけて今度こそ捕まえて嫁とチビに見せました。水から上げたらもうそれこそハリガネムシそのもの、うにょー、くるくるくる、ぞわーっ!!!それでもあのカマキリなどの腹の中にいるハリガネムシと水の中を泳いでいるのが同じものだと思わないじゃないですか。帰ってきて調べてみたら、ハリガネムシ(=ヘアワーム=Nematomorph hairworm=Gordiacea=Spinochordodes tellinii)は本来水生生物で、成虫は水の中で独立して生活するけれども、一生のうちの一時期を昆虫に寄生して過ごすのだとか・・・・考えたら保育所以来、時空を超えて、うん十年ぶり、ほとんど地球の裏での再会でした。ああ恐かった!やっぱり渓流のきれいな水、とか思って生水飲んだらあきませんわ。
どこから来て どこへ行くのか ハリガネムシ
スカイハイさん、お早う御座いまする ハリガネムシ、初めて拝見いたします。奥地で水が冷たいのかこの辺りでは見たことがありません。珍しいものを有難う御座います。
スカイハイさん、今日は。 子供の頃にカマキリのお腹の大きなものを捕まえてお腹を分解しますと、細長い針金状のモノがありました。カマキリの卵と関連ある器官?かと勝手に思っていました。寄生虫のハリガネムシだったのですね。何十年たって分かるなんて、不思議なめぐり合わせですね。
サムネイルでは何?と 思いましたが、寄生虫なんですね~^^; これは喜べない再会。。・なんでしょうか?よく渓流の冷たい綺麗そうな水 飲んでいる方いますけどこれ見たら、一生飲むのやめようっと思いました。
コメントありがとうございます。私がチビくらいの年の頃に通っていた保育所にあった、生け垣か何かの植物のところにカマキリがいっぱいいて、よく捕まえて遊んでいたのですが、そのお尻からハリガネムシが突き出してることがときどきあったんです。引っ張り出すとうにょうにょうにょうにょと気持ち悪くうごめいて、邪悪なものに違いない、と思いました。しかし、殺そうにも、踏んでも固くてつぶれず、うにょうにょするばかりで、まあ気持ちの悪いの何の。寄生虫などという知識はもちろんなかったものの、それを見て寄生虫というか、他の動物の体の中に入って生きる邪悪な生き物、みたいな概念はほぼ体得したように思います。時間も距離もさることながら、そのカマキリの寄生虫に、国立公園の渓流の滝壷で泳いでいるところに出会うなんて、なんたる世界の違いかと。でも、こんなに見事にキモい奴に会えるなんて、完全に喜んでいますよ。
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