車の話
Exif情報
メーカー名 PENTAX
機種名 K-01
ソフトウェア Capture One 7 Windows
レンズ
焦点距離 20mm
露出制御モード ノーマルプログラム
シャッタースピード 1/200sec.
絞り値 F7.1
露出補正値 -0.3
測光モード 分割測光
ISO感度 100
ホワイトバランス
フラッシュ なし
サイズ 2048x1356 (1,876KB)
撮影日時 2016-11-03 13:30:24 +0900

1   kusanagi   2016/11/8 23:10

私の移動に使う車です。撮影もこれでこなします。660cc、46馬力の小さな、且つ古い車です。
この車、新車の時は無頓着でノーマルのままで、整備もディーラーに任せっきりでしたが、
何故か古くなると愛着が出てきたのか、最近は自分で手入をしまくってます。
この写真、ちょっと見てお分かりかと思いますが、前後のタイヤ&ホイールが違います。
前がブリジストン155/65R13、後ろがダンロップ155/65R14なんです。つまり1インチ前のタイヤが
小さいんです。1インチは25.4ミリですから、その半径分12.7ミリ分、前輪部が低いということですか。
これは空力にも有利ですし、また横揺れや駆動力にも有利です。

実は155/65R14では車検に通らずで、自己責任で着けました。前後とも155/65R14を取り付けられ
ますが、こういう異種タイヤもいけるだろうということでやってみました。
この車は古いタイプですのでトラクションコントロールもABSも付いてませんので可能なんですね。
最近の車じゃ、こんな芸当は出来ませんよ。

実はこの状態の時が乗り心地と操縦性が拮抗して一番面白いかなって思うんですが、まあ現在は
乗り心地重視で前後とも14インチで乗ってます。しかし山間道をスムーズに走ったり、高速で燃費を
気にせずに走る時は、このタイヤセットのが良いようです。

この車は乗っていて楽しいクルマなんです。
性能的には普通車は無論、現在の軽自動車のほうが遥かに上です。しかし走る楽しさということでは、
この車が勝っていると思いますね。
その理由として上げられるのは、低出力なので馬力を出し切ることができるということ。アクセル全開
で走れるんですね。
それから箱型なので(フロントウィンドウが寝ていない)、カーブや交差点で周囲が見やすいんです。
そしてトランスミッションはオートマチックではなく、5速マニュアルトランスミッションです。これを操る
楽しみがあります。軽く操作でき素早くギアに入れられます。
それから車体の割にシートが大きくて長時間乗っても疲れにくいんです。

しかし一番楽しさに貢献しているのは、ボディの小ささです。どんな道でも行っていくことが出来、
例えばその道が行き止まりになって回頭もできずで1キロくらいバック走行で戻ってもへっちゃらなん
です。(これはリアの視界の良さも手伝ってる)
他にはエンジンが4気筒であるとか、リアサスペンションが独立サスというのもあります。

普通の人は、車で走って楽しみたいなあって言えば、普通車のスポーツタイプ車にしますね。
私も人によく言われるのですが、そんなに走るのならばもっと上の車にすれば?って。
しかしです。そういう普通の車に乗れば、自分は多分もう走って楽しむことはしないだろうっていう
確信みたいなものがあります。
この小さな原始的な車だから面白いのであって、今の車なんてはっきり言えば車に人間が乗せら
れているだけですもの。そんなものに乗ったところで嬉しくもなんともないだろうってね。

この車は高速走行が苦手で、とにかく高速安定性を高めたいって常々考えていました。
高速道路って言っても、私は80キロ時くらいでしか走りません。その方が好燃費ですし機関に負荷
も少なくて済むからです。しかし場合によっては100キロ時、さらには120キロ時だせる性能がないと
危険な時があるんですね。
この車は高速道でまっすぐ安定して走れないっていうのが唯一の欠点だったわけです。
それを高めるために、まずは12インチホイールから13インチへ。それから空力パーツ(スポイラーや
グランドエフェクター)を探したり、でも無くて、それでエンジンルーム内にストラットタワーバーを仕込み
ました。次第に直進安定性は高くなりました。

しかし決定的に安定度が高まったのは、ボディに貼った放電アルミテープでしたね。これで何とか
100キロ時までだったのが、貼付け後は120キロ時が出せるようになりましたから。
(アルミテープ効果は空力だけでなく、ステアリングの安定性、エアインテークでのトルクアップも
改善しましたから)
自分としては、もうこれで十分に満足なので、我流チューンナップはこれで終わりかなって思います。
タイヤを14インチにしたのは乗り心地の改善くらいな意味合いです。

今でも高速時は80~90キロ時でしか走らせませんが、以前とは違い安定性が良くなったので走行
にストレスを感じることはなくなりました。
こんな感じで自分なりに考えながら車を改善をしていくというのは楽しかったです。
普通の人であれば、高速走行に不安を感じればより大きな車に乗り換えるでしょう。しかしそれは
ただ単にモノが変わったというだけです。自分が得たものは何もありません。
もしも自分の身体が不具合を起こした時、身体を乗り換えますか? そんなことはできませんよね。
自動車も身体も所詮はモノです。このモノを乗り換えずに何とか解決を図っていく。そういうのが
本当は大事で人生にも益するものでしょう。

車を走らせておりますと、高速道でも一般道でも周囲の迷惑も顧みず猛スピードで走っていく車が
あります。
自分は速いんだって勘違いしていると思うんですが、速いのは車であってドライバーではありません。
そこを間違って認識しておりますと、いつかは限界にぶち当たる時がきます。それが分かった時は
もう遅いっていうのが人生です。
皆さんがこれまでの人生を上手くやってこれたのはただ単にモノという運が良かっただけの話です。
決して自分に実力があったからではありませんね。しかし本当にすごい人は運も良いが実力もあり
ます。実力というか、技術力ですね。人生をよりよく生きる技術力。

この技術力というものを身につけるのが、もしかすれば人生の本当の目的かもしれません。
高速道を走っていて、高出力車なのに静かで丁寧な運転をされる方が稀におられます。確かな
運転技術がある人だなって思うことしきりです。
そういうのは私のような最低性能の車に乗っていなければ分からないところです。
そうだ、きっと写真もそうなんだろうなって思う時がありますね。

2   kusanagi   2016/11/12 22:31

«USO800»
http://planz.blog62.fc2.com/blog-entry-304.html
http://plaza.rakuten.co.jp/wakamazua/diary/201411060001/
USO800と書いて、嘘八百と・・・(笑)
上のサイトでも分かるように、車のショックアブゾーバーに、例の帯電防止シールを貼るってのも
あるんです。
これ実は、かなり強力に効きます。私のチビボロ車ですが、タイヤを大きくしたため、今度は
ショックアブゾーバーのヘタリが気になって来たんですね。
一般道では路面のゴツゴツをショックで吸収しきれずにボディにまで響いてきますし、高速道では
ピッチングやローリングが出て、これもまた不快です。
ショックアブゾーバーの交換は高価で1本でも数万円はして、4本交換となるととてもじゃないけど
多額な出費で私には出来ません。

そこでこのUSO800を試してみました。シールを貼るのはタイヤを外さなければなりません。
それでショックアブゾーバーの非可動部分にシールを、1枚ではなく、私は3~4枚は貼りました。
耐久性を考えステンレスシールを貼りましたが、これもアルミテープで十分だと思ってます。
ついでに前輪の付け根のボディの部分にも張りましたがこの効果はあるのかないのか、少しは
あるんでしょう。
しかし何と言ってもショックアブゾーバー部のシールは効くはずです。ショックの中には流体物の
オイルが入っていて、それが常時、上下に流れていますからね。そういう場合には電荷が発生
しますから。その帯電した電荷をエアアースするというわけです。中のオイルが活性化するん
じゃないかって言うこと。

貼り付け後は、駐車場を出たその瞬間から分かります。タイヤの路面のゴツゴツが響かなくなった
んです。
そして撮影を兼ねて高速道へ。不快な横揺れ縦揺れがほとんどなくなりました。直進安定性が
ますます良くなり、楽にスピードが出せます。危うく80キロ制限のところを120キロで走り、ブレーキ
を踏んだほど。予想はしていたんだけど、これもまたシールの凄さを思い知ることになりました。

こんな感じで、チビボロ車はますます新車並に復活しつつあるんですが、面白いことに人間って
直ぐにその新しい状態に慣れるんですね。この慣れ、というのは面白いです。ですからしばらく
すると、もう以前の車の状態の感覚なんて忘れてるわけです。
そして新しい状態に慣れると、今度はまた別の欠点が気になってくるんです。ほんのちょっとした
こんなんですが、人間っていうのはそのちっょとした違いが分かるし、そこを潰せば別のものが
見えてくる。そうしてどんどんと進化していくんですね。

とにかくたった数百円、高くて千数百円のシールを貼るだけで車の性能が良くなる、復活するし、
正常な働きをして設計通りの性能を出してくれる。
しかしね。私はこのシールが流行するかというと、それは無いだろうって考えてます。なぜならば
シールを貼るにはユーザーに手間を惜しまない労力を要求するからです。試行錯誤も。
それから車屋さんは絶対こういうことはしません。認めることもしないでしょう。そんなことをすれば
車が売れなくなるし、パーツも買ってもらえなくるから。つまりGDPに貢献しない。
ユーザーも自分で手間暇かけてやるよりも金を払って部品を交換するか新車を買うか、そういう
選択をするんですね。
とにかく世の中はそういう仕組になってるんです。

需要と供給。生産と消費。経済学用語です。しかしながら世の中には決定的に技術を高めなければ
ならない分野があります。ちっょしたことで結果に大きな差が出てくるもの。
超高度技術分野ですね。ロケットとか飛行機とか、軍事とか、レースもそうですね。
実は帯電防止技術はとっくに航空機では常識だったりするんです。
我々の写真も、需要と消費のレベルに留まっていたんではプロフェッショナルとは言えません。
それはただの時間つぶしですしGDP貢献以外の何物でもありません。

3   zzr   2016/11/14 19:17

kusanagiさん、こんばんは。
ステンレステープのお話面白いです。
余裕が出来たら試してみたいです。

先日、林道で事でエンジンがかからなくなりました。
原因は足回りに付いてるセンサーの破損。
そんな事で動けなくなるんです。
そのセンサーを無効化できる仕組みもあればいいのにと思いました。
最近の車の整備。素人には難しい部分が多くなったと思います。

4   kusanagi   2016/11/14 21:55

山の中でエンストですか~。私もそういうのを一番に恐れているんですよ。(笑)
いえ、本当に冗談でなく。
今の車ってエンジンルームの中はセンサーの蜘蛛の巣って感じですもんね。そうか、足回りも
ABSとかトラコン、ビスカスなんかでセンサーがありますよね。センサーはエンジンだけにして
欲しいです。
センサーは自動検出して無効化しようと思えばできると思うんですが、一般車ではコストがかかり
すぎてできないでしょうね。軍用車や本格4駆だときっとできると思います。

色々とテープを試行錯誤して貼り付けてだんだんと直進安定性は良くなりました。というか、
最初の頃とは段違いに良くなってしまって、そうなってくるとね。今度は、何ていうか回頭性が
悪いというか、振り回しが面白くなくなってくるんでよ。
高速道は素晴らしくなっても、一般路や山間道では、走っていてもあまり楽しくないんです。
これはボディの直進安定性がよくなっても馬力がアップしていないからなんですね。
なんだか優等生の車になってしまって、あんまり楽しい車じゃなくなった。(笑)
でもそれは予想されていたことなんで、タイヤを小ぶりのものにすれば楽しさは復活するんです。
事実上の馬力アップですから。
それでタイヤ&ホイールは2セット持ってます。今の優等生の走りに飽きたら不良少年に戻す
つもりです。

5   kusanagi   2016/11/16 23:16

テーピングはそろそろ終盤にかかって来て、先日はホイールアーチの部分(プラスチック部分だけで
なくスチールの部分も全部)に、アーチ状にテーピングをしました。
さらに最後にととっておいた大物か所。リヤエンドの上部。つまりルーフ後端、ハッチバックドアの
上部、リアウィンドウの上端にも重点的にテーピングをしました。
不思議なことにそれまで重くなる一方だったハンドリングが、今度は逆に軽くなっちゃったんですね。
不思議ですねー。(^^ ハンドリングが軽くなるのは、軽快なドライビングには欠かせませんから、
これは嬉しいです。
あと大きな所でテーピングで残っているのは、フロントウィンドウの上端だけですかね。

※ボディ後端テーピングでハンドリングが軽くなったのは、おそらくこれまでフロント側のテービングの
威力がリヤ部より優っていたからだと思います。私の車はハッチバックスタイルなので、ボディ後端
上部は大きな効果が見込めるんです。なを後端部はプラスチックではなく全てスチール部なんですが、
もう部材は関係なく貼りました。スチール部分でも十分に効果があると判明しましたね。

ちょとテーピング履歴をまとめると・・・
バンバーの四隅
パンパーの下部(スポイラー部分になります) パンパー上部(ボンネットカバーで隠れる)
サイドミラー
ステアリング下部のカバー(室内です)
サイドガラス(6枚)
フロントウィンドウ両端
リアウィンドウ両端
ボディ後端のピラー(私の車はプラだった)とレンズ類
エンジンルーム内では・・
エアインテークのプラスチックはびっしりと
ラジエターホース
バッテリー
フロントサスペンションの付け根部分
ワイパー部分のプラスチックカバー(ボンネットカバーに隠れるところに)
車外だけど・・
マフラー (これは絶対に耐熱テープでなければなりません。直ぐには効果がでずにしばらくたってから
効果を確認できました。吸気系にチューニングをすれば排気系にも、というのが鉄則です。吸気だけ
だと息つき現象が出ていたのでその解消のため)
4輪のバネのところのショックアブゾーバー。(耐久性を鑑みてステンレステーブを)

そして今回
ボディ後端の一番空気が乱れやすいところ。
前後輪のホイールアーチ。ついでにホイール内の泥除けプラカバーも。

今後の予定・・
ブレーキホース類
室内プラスチックカバー部分
ギアボックス
排気系を更に細かく
ホイールそのもの
・・・ちょっと難しい部分もありますがね。

そうそう、カートップの12月号には4ページの特集記事が出てました。
知人がトヨタ純正テープを仕入れました。アルミ3層になっていて、表面は耐久加工をしているみたい
です。でもまあ、私の自作とさほどの違いはありません。私の方が多層でもずらして貼ってるので
性能的には上かも。

6   kusanagi   2016/11/21 22:15

ボディ・リヤの後端上部に放電テービングを貼って、それでハンドリングが軽くなったということは
すでに述べました。
今度はさらに、そのハンドリングがシャープさ増すことになったということを書きます。
それはアルミホイールにテーピングをしたんですね。

私のホイールは10スポークなんですが、まず放射上のスポーク部分の外側に。もちろん外面です。
そこに1本づつ10枚の小さなテープを貼りました。ホイール4本で合計40枚。
ギザギザハサミで5センチ×3センチくらいの小さなテープ片。それを巻き込むようにして貼りました。
もう一つは、ホイールの円周上の平坦な部分。スポークとスポークの間の平面ですね。ここは
遠心力が掛かりテープが剥がれるということはありません。
これも同様に40枚のテープ片が必要です。
総合計で80枚のテービングをしたということになります。

これで効果としては、アルミテープを貼る以前の、一切テーピングをしていない状態の軽やかな
ハンドリングが戻ったのです。しかもタイヤ&ホイールは当初の13インチではなく、付け替えた後の
14インチセットのままで。
これまでテーピングをして、次第にハンドリング、ステアリングの鈍さというものが気になっていた
んです。直進安定性は凄く良くなったんですが、ハンドリングにシャープさが失われて走りが
楽しくなかったんですね。
14インチにして、乗り心地や燃費はよくなった。もちろん直進安定性もグッド。しかし・・・運転して
いて楽しくないじゃないかって。(笑)

とにかく一般道での運転はテービング以前の13インチの時の楽しさが戻りました。
ただ高速道での走りではハンドリングがシャープになった分、ややシビアになりましたね。とは言え、
私はシビアでシャープにハンドリングには慣れていますのであまり問題はありません。
これまで高速道での直進安定性安定性ばかり追求してきたのですが、今回のアルミテープチューニング
は真逆のチューニングをしたということになります。

それから特筆すべきなのは、加速がよくなったということです。
それはどういうこと?って思われるかも知れませんが、私なりの理屈では・・・
車が50キロ時で走っている時、タイヤ上端での対空気スピードは2倍の100キロ時になるんです。
下端ではゼロ・キロ時ですけどね。つまり最も空気摩擦が大きくなるのは、回転しているタイヤ&ホイール
ということになります。
それでたとえ低速でも、ホイールのテーピングは効果が大だということになる理屈です。

ですからアルミホイールのデザインは重要なんですが、ただ空気抵抗だけじゃなくホイール内部
にはブレーキがあり、冷却の問題もあってよく冷えるのはスポークデザインということになります。
しかしスポークデザインはフラットなデザインよりも空気抵抗が大きくて問題でした。

ハンドリングがシャープになったというのは、ホイールのかき乱す空気撹乱が少なくなったという
ことなんでしょうね。細かく言えばブレーキへの冷却空気供給も少なくなったのかな?という気も
しないではありませんが、もともと十分に冷えるホイールですから問題はないでしょう。

タイヤ&ホイールを大きくした時、一番に問題だと考えたのは重量が重くなり、特にバネ下重量の
増加で軽快さが失われるだろうということでした。全くその通りになったわけですが、想定内とは言え
走りが楽しくなくなるというのは、正直言ってちょっと気が滅入っていたんですね。

まとめるとホイールの回転に空気抵抗が少なくなったということは、タイヤ&ホイールの回転力が増した
ということでもあるんです。事実上の馬力増大です。
つまり最高速度が伸びる。加速が良くなる。燃費もそう。しかしブレーキは厳しくなります。エアブレーキ
があまり利用できなくなるからです。
ついでに言うと、13インチから14インチの変えたのは物理学的には直径が大きくなりますから回転時
の遠心力が増して、それは遠心力=直進力そのものですから、直進安定性の絶対基本を高めた
ということでもあるんですね。しかしながらハンドリングの応答性はタイヤ・ホイールが大きく重くなった
分は鈍くなるわけです。こういうのは物理法則そのものですから。

最近流行している車に、SUVというのがあります。スポーツユーテリティビークルというのかな。
最低地上高が十分にあり(つまりタイヤが大きいこと)車高が高いのですが、これは悪路には有利
です。駆動方式も四輪駆動式です。
こういう悪路走破の車は昔からありましたが、スピードが出ず高速道ではダメ車でした。それを
スタイリッシュな空気抵抗の良いボディを纏ったのがSUVです。
その車がメーカー各社から出て、大変な人気のようです。メーカーも高めの価格設定で売れるので
ホクホク顔でしょうけど、ユーザーにとってもオールラウンドに使える車として意味があるのです。

このSUVは欠点として地上高が高くなり空気抵抗の点で不利なんですね。それで車体下部のカバー
などに注意を払っているんですけど、主にはスタイリッシュな空気抵抗の少ないボディを搭載すること
で高速性能を出しています。
と同時に大きなタイヤが持つ直進安定性がモノを言っているわけです。スクーターとバイクの違いで
分かると思うんですが、大きなタイヤは原理的に高速直進性が高いわけです。
それで、SUVは高速道では一番のカッ飛び車となっています。運転席の着座位置が高いというのも
あるんでしょう。おそらく乗り心地も良いのでしょうね。
ただし、走っていてハンドリングが楽しいという車ではないわけでしょう。

ホイールにテーピングとなりますと、もっと突き詰めるとタイヤそのものにテーピングとなるわけです。
タイヤは道路との摩擦で最大のプラス電荷を発生させています。元凶は元から断つということでは、
タイヤのサイドウォールに薄手のアルミテープを貼るのは最も効果が期待できそうです。
一番心配なのは空気との摩擦で剥がれてしまうということ。しかしやってみる価値はありますね。

それから注意しなければならないのは、タイヤ&ホイールのテーピングは、ステアリングの操作が
厳しくなるということ。微妙なハンドリング操作に慣れていない人には、やや危険であるということです。
車メーカーはスポーティな車には軽快でシャープなハンドリングの味付けをしますが、一般車には
応答の鈍いハンドリングを敢えてしているんですね。
ですから人によってはタイヤ&ホイールのテーピングすることによって違和感を感じる人が多かろうと
思います。ですからあまり万人には勧められません。

一時は自分の車に14インチタイヤを履いて、走りが面白くなくなったなって感じて、元に戻そうかなって
思った時もありましたが、今でもその気はなくなりました。テーピングによって14インチでも十分に
シャープなハンドリングが戻ったからです。
先日、高速道で高知市まで走り、帰りは国道32号線で帰りました。香川・琴平と高知・南国間は
山間部のコースですからアップダウンの連続で、しかも交通量が少なくて飛ばせるコースなんです。
この道を普通に走っているつもりだったんですが、前方を走る3台の車がスピードダウンして道を
譲ってくれました。えっ???って感じで、こちらは飛ばしているつもりはないんですが自然と前方車
との車間が詰まっていたのでしょうか。(でも私は常に車間距離は十分に取ります)
とにかく前方車にはプレッシャーをかけていたみたいですね。しかも登りでの時なんですけどね。
こういうのは今までは考えられないことでした。

とにかく山間の一般道での走りは楽しいの一言で、唯一の欠点は14インチによる車高アップによる
アンダーがやや出るということ。それを見越したドライビングにしないといけせん。
しかし車高アップは林道を走る時に有利になります。下回りを打つ可能性が低くなりますので。林道
走破も好きな私としてはこの点はよいのです。

タイヤ&ホイールのテーピングに適した車はSUVということになりますか。この手の車をお持ちの方は
是非に試されれば面白いかなって思います。
SUVは悪路走破性、高速性と優れているわけですが、大きなタイヤによるハンドリング性能がよく
ないわけです。それを打ち破ることが出来そうです。

車に放電テープ、帯電防止テープを貼るのは、ネットを見てもかなり流行になってますね。ブログに
次々と体験談が寄せられています。案外にこれは長続きするブームになるかもしれないなと思い
始めています。
このテーピングによるチューンナップは、ユーザーが自分でやるということであり、しかも誰でも気軽
にできるということに大きな特徴があります。そして自分でやっている内に車の知識全般が高まる
ということであり、好ましいことじゃないかなって思いますね。
私もテーピングをしながら徐々に車の知識を増やしています。これまで無関心だった車という機械に
かなり感心を持つようになりました。

もしかすると、この車で関東まで行けるのではないか。 ・・・という気にもなってます。(笑)
しかし新車時ならともかく、14-5万キロ走った大中古ですからね、いつ何処でプシュ~ってなるかも
知れずで。(^^ゞ
一番怖いのは各種センサーの老化です。センサーが逝かれると車は最悪、動きませんから。
https://www.denso.co.jp/ja/aboutdenso/technology/dtr/v11_1/files/disseration14itp6.pdf
こんな感じで車には各種センサー・コントローラーがいっぱい詰まってるんですね。

最近は、こんな感じて写真よりも車の方が面白くなっていますねー。(^^ゞ

7   zzr   2016/11/22 01:18

こんばんは。
来月末には余裕ができそうなので私もやってみます。
トヨタの純正品って顧客でなくても手に入るんですかね。。

8   kusanagi   2016/11/23 21:30

●トヨタ純正 テープ モールディング 4枚セット 75895-28010×4 はアマゾンで4500円もします。
定価の2倍です。ちょっと高すぎですね。
もちろんトヨタの純正テープはトヨタのディーラーで一般人でも発注できます。しかしディーラーでは
品切れで手に入れられないだろうと思います。(それなのにアマゾンで売ってる!)
それよりか、ホームセンターで500円から1000円のアルミテープを買うのがお得です。
5センチ幅で10メートルくらいで500円。メイドインジャパンがお勧め。でも100均のヤツは避けたほうが
無難です。
後は物差しと適当な下敷き、カッターナイフ、ハサミ、とかで十分にいけますから。
ギザギザはさみは便利です。100均でも文房具店でもあるしで。
自作は製作コストが安いので失敗しても何度でも挑戦できます。純正品を買うと貼り直しは効きませんよ。

アルミテープは薄手と厚手があります。0.02ミリと0.08ミリくらいかな。薄手で十分。
また光沢(コーティングしてるみたい)と半光沢があって、見栄えは光沢に軍配。でも半光沢でも問題なし。
気をつけなければならないのは、粘着ノリの分厚いのはダメです。それは屋根の補修なんかに使うやつ。
このノリは黒くて1ミリ厚くらいあります。値段は高いし、そもそも通電性がないのでアウトです。これを
貼っても意味がありません。通電性というのはアルミ面と下地のボディとの間の導電のことをいいます。
正しく言うとどんなノリは通電性がありません。しかし薄いので通電するんですね。そのノリが厚ければ、
通電性はないということになります。

テープには剥離紙が付いてます。ですから適当に切って、下敷きの上に乗せてカッターで切れます。
またテープの上に重ねてテープを貼っても大丈夫です。何層も貼れば効果は倍増します。
一旦貼ったら、ウエスなどで密着してください。1枚貼ってウエス、もう一枚上に貼ってウエス。それを
繰り返します。私は最大4層くらいまで重ねて貼ってるところがあります。
重ねた上の層に行くほど面積を小さくして、要するにテープの切り口を空気に触れさすんですね。
その切り口が長ければ長いほど放電効果(コロナ放電・雷と一緒)がでます。ギザギサハサミを使ったり
するのは切り口を少しでも長くする為ですね。鋭い突起部分ほど特に放電します。
カッターを使えばテープに窓も空きますし、櫛状に(トヨタ式がこれ)しても良いし、窓も開けずに単に
切り込みを入れるだけでもいいんです。切り方の形は何でもいいんです。カッターキザギザはさみで
窓を開けずに筋を入れるのも良いし。

●テービングのコツは、一度に全部やらないこと。1回に一つだけで良いのです。そして試走して
その効果を確かめる。ですから、少しづつ時間をとって何ヶ月も掛けて完成させるって感じですね。
最初にやってみるのは、ステアリング下のプラスチックカバー。ドライバーの膝の部分になりますか。
アルミテープを5センチ×10センチくらいの大きさで、カッターやハサミで切れ込みをたくさん入れて
ください。
それをカバーの外側に貼るだけ。1層だけでいいです。たったそれだけ。ものの10分でしょう。
さて、その効果は? お楽しみにー。(^^ゞ

先日は、ボディ各部の見えない所にちょこちょこと貼りました。プラ部分もスチール部分も関係なしに。
もうほぼ貼り尽くしたので念押しですかね。
そうそうエンジンルーム内部のスチール部分やボンネット裏側も貼りました。これはエンジン保護の
感じですかね。(笑) 出来る限りエンジン周りのエア環境を良くしてセンサー機器などの劣化を防げれ
ばって願ってますので。アルミは放熱効果も期待できますし。
タイヤに貼ろうと思ったら貼る部分がありませんでした。私のタイヤのサイドウォール、細かい筋状の
模様がいっぱいあるんですね。これ、多分、既に放電効果を設計段階で狙ってると思いました。

少しづつ時間を掛けてやっていくと、この部分に貼るとこういう操縦性になったというのが直ぐに
わかります。それを積み重ねていくと車の仕組みのようなものがだんだんと理解できるようになるって
いう感じです。
私も9月の末くらいからテーピングを始めたのです。夜に少しづづ貼っていったという感じですね。
翌日になると分かりますし、休日には高速道を走ってみる。そんな感じです。
ステアリング→バンパー四隅・下部スポイラー・ウィンドウ・サイドミラー→エンジン内部(エアーイン
テーク・冷却ホース)→マフラー→再度エンジンルーム(バッテリー・オルタネーター)→ホイールアーチ・
リヤエンド上部→サスのショックアブゾーバー→アルミホイール。
作業順としては私の場合は、こんな感じでした。
別に順番はどこからやっても良いんですが、とにかく一度に全部やらないことですね。

テーピングチューンは時間をかけて自分で理解しなからやっていくということに意味があるんだと、
今では思ってます。
例えばホイールを大きくしたのは、エアインテークのテーピングでトルクが上がったと感じたからです。
これだったら大きく重いタイヤでもいけると。それだけでなくボディのテーピングで空力が良くなり
無駄な馬力損失がなくなったということがあります。最終的にはホイールのテーピングでさらに
空力的馬力アップを果たしましたからね。

●空力改善で馬力アップ?というのは変だろうと思われますが、極端な話、同じエンジンでもセダンに
積むのとスポーツカーに積むのとでは加速も走行速度も全く違ってきます。
つまり空気の乱れで損失していた馬力を取り戻すという感じです。テーピングの原理は流体力学で
あり電磁力学の問題ですので、これは目に見えないということでこれまで無視してきた事柄なんですね。

私が常々話題にしている、健康上の電磁的ノウハウと原理的には同じなんです。地磁気を利用した
東枕法とか、カメラや家電の電磁波障害となんら違いません。電磁力というのは物理学の基本要素
ですから、車も家電も人体も全て物質であり、そこを貫く物理法則は共通しています。
こういう話をすると大体の人はギブアップして、それはオカルトとか信仰とかその程度の感想しか抱か
ないんですが、本当はキチッとした物理法則があります。

身体上のノウハウは、これは時間が比較的かかり東枕に変えても数ヶ月数年単位で感じられるわけ
ですが、車だと構造は単純ですので即効果が見えてきます。私が徹底的に帯電防止テープをやりた
かったのは自分の車の改善だけでなく、その効果自体を率直に知りたかったというのがあります。
よっぽど鈍い人でない限りテーピングによる効果を即時に感じることができます。

●当初の目的は高速の直進安定性だけだったんですが、今はもう車を総合的に見ています。
直進安定性だけだったら、フロントの空力を上げて、リヤは空力を上げないという方法で簡単に
実現できるということを知りましたし、ハンドリングを重視しようと思えばその逆をやればいいという
のも理解できました。
車は高速道も走るし山間部のカーブも走りたいし、乗り心地や燃費も大切だし、そういうことを全部
考えながらチューニングをやって行くべしって言うことですかね。

また、タイヤ&ホイールが大きくなったのでギア比の最終減速比が変わりました。そのせいで中速域
の加速は良くなったのですが、高速道でのトップ5速の加速が伸び悩んでいたんです。
これを解決する為に、実はホイールのテーピングをしたというところがあります。そして実際に5速の
加速は良くなりました。(最高速度は変わりません。実馬力の46馬力の限界です。というか車高が
高くなったのが不利になってます)
感覚としてタイヤが軽くなるんじゃないかという予感もあったんですが、ハンドリングがシャープに
なったというのは予想を超えた嬉しい効果でしたね。(もっともこれが恐いという人もいるでしょうが)

そんな感じで、自分で理解しながらやって行く。そういうのがテーピングチューンの醍醐味だろうと
考えるようになりました。
車は、特に自分が日頃から乗ってる車は、テーピングに限らず、ほんの少しのパーツを変えただけで
乗り味が変化します。オイル交換しただけでもそうですからね。
今まで自分は車には無頓着だったんですが、何故か近頃は高速道を走るようになり、それで直進安定性
の解決が急務となったという経緯がありました。
もともと高速道を走るような車ではないのですが、これしか自由になる車はありませんから、とにかく
やっちゃおうってことで、テーピングには本気になりました。そしてその結果には大満足ということ
ですかね。(^^ゞ

●車とカメラは同じモノですから、やはり一台を徹底的に煮詰めていく方が結果としては面白いの
かなっていうところがありそうです。
ただカメラの欠点はいじるところが殆ど無いんですね。まだパソコンだといじり甲斐があります。
車だとトコトンいじれます。だからカメラは複数台になるのは仕方がないかなって思います。

最近、長く使ってなかったオリンパスとかパナソニックを取り出して試写していますが、予想通り、
オリンパスはやや不具合が出できてます。(パナソニックは全く大丈夫、丈夫なんです)
オリンパスは製造精度の煮詰めが落ちるという気がします。大変高性能なんだけど作りが甘いという
感じです。
それでバッテリー接点を磨いたり、ダイヤルをクルクル回したりすると、奇妙な動作が次第に緩和
されてきました。
こういう場合、何が不具合の原因になってるのかな?という原因追求のセンスが求められます。
そういうのは私は、パソコン自作で培ってきたというか、その時の経験が未だに生きてますね。

●最近はあまり写真に対して、関心度が低くなってきたなあって自分でも感じてます。
もう十数年もやっていたわけなので、これは仕方がないかなってところですね。
2000年初頭のデジタル一眼の登場からもう随分と時間が経ちました。私は2002年のニコンD100
から始めたのですが、その頃にデジイチに入った人が第一世代だろうと思います。
この第1世代の人は写真よりもカメラというメカが好きな人達ですね。もしくはパソコンに正通している
人達です。

そしてしばらくしてデジイチが1000万画素くらいになってどんとユーザーが増えました。これまで
フィルム写真でやって来て、横目でデジイチを見てきたような人達ですね。
このような人達が言わば第2世代です。今現在はこのような人達が主流です。人数も多いです。
この第2世代の人達はほんとうの意味で写真を撮るのが好きな人達です。写真を撮っても上手いですしね。

そして今現在は第3世代になってます。第3世代はネットと深く結びついています。ネットによって
写真をやっていける人達ですね。例を挙げると、花鳥風月さんとか、め組さんのような方々です。
口下手で普通には写真の知り合いがあまりいないような人達。しかし写真は好きであり、それで
ネットという力でデビューできると分かった人達かな。
少数派ですけど第2世代の人と一緒にこれから写真を盛り上げていく人達なわけです。

私は多分第1世代に属していて、やはりメカ好きというところがあり、それでもう現在はデジカメは
完成され尽くしているということで、それで次第に写真に対して関心が薄れているんでしょうね。
それで写真に対してもうわくわくするっていうことはなくなりました。
写真は自分が行った場所の記録って割り切っていて、それでまあ、最近は車でウロウロしているん
でしょうね。(^^ゞ

そうは言っても、例えば車が新しい自分の関心事になるっていうことはないでしょう。相変わらず
チビボロ車で上等って思ってますし。
車が良いのは自分一人で深く森に海に行っていけるというところです。幸いに田舎に住んでいますから、
少し走れば自然の中に入り浸ることが出来るんです。これだねっ!ていうことですかね。

戻る