1 ポゥ 2017/6/11 22:36 居谷里湿原の主役がカキツバタであることに間違いはない。水芭蕉ですら、この花を咲かせるための序曲でしかない。しかし、その旋律の中で、地味ながらも輝きを放っているのがサワオグルマの可憐な黄色であると思う。この湿原ではおそらく立金花とともに、最も長い期間咲く花で、カキツバタの開花頃に最盛期を迎え、バトンタッチを終えたランナーのように、束の間の並走をしたのち、いつの間にか消えていく、という印象である。この写真の下側の霧の中に、よくよく見ると、そんなサワオグルマ達の姿がある。主・カキツバタの高貴な紫をみごとに咲かせ、霧の中、晩春の思い出とともに流れ去る、輝ける序曲の終焉である。
居谷里湿原の主役がカキツバタであることに間違いはない。水芭蕉ですら、この花を咲かせるための序曲でしかない。しかし、その旋律の中で、地味ながらも輝きを放っているのがサワオグルマの可憐な黄色であると思う。この湿原ではおそらく立金花とともに、最も長い期間咲く花で、カキツバタの開花頃に最盛期を迎え、バトンタッチを終えたランナーのように、束の間の並走をしたのち、いつの間にか消えていく、という印象である。この写真の下側の霧の中に、よくよく見ると、そんなサワオグルマ達の姿がある。主・カキツバタの高貴な紫をみごとに咲かせ、霧の中、晩春の思い出とともに流れ去る、輝ける序曲の終焉である。
2 ペン太 2017/6/12 20:33 霧の流れる景観 本当に幻想的で、 それが似合うロケ地では一応気象条件も調べて行く事もありますが霧が流れる様には 昔から意思があるのではないかと思ったりして一種の畏怖感も持っています。このお写真では、山から流出てきた霧が湿原に咲き誇る黄色い花に 満遍なく必要な水滴を与えている・・そんな勝手な妄想を抱きました。 霧の濃さも図ったようにいい塩梅で、背後の木立ちのコントラストも優しく確保しています。 当たり前ですが、 これは!と言うショットは何度も通いつめる根気が無ければ 物にする事は出来ないですね。
霧の流れる景観 本当に幻想的で、 それが似合うロケ地では一応気象条件も調べて行く事もありますが霧が流れる様には 昔から意思があるのではないかと思ったりして一種の畏怖感も持っています。このお写真では、山から流出てきた霧が湿原に咲き誇る黄色い花に 満遍なく必要な水滴を与えている・・そんな勝手な妄想を抱きました。 霧の濃さも図ったようにいい塩梅で、背後の木立ちのコントラストも優しく確保しています。 当たり前ですが、 これは!と言うショットは何度も通いつめる根気が無ければ 物にする事は出来ないですね。
3 MacもG3 2017/6/12 23:25 霧の中に点々と浮かぶサワオグルマ、実に印象的ですね。十分この時期の主役と言えると思います。
霧の中に点々と浮かぶサワオグルマ、実に印象的ですね。十分この時期の主役と言えると思います。
4 Ekio 2017/6/12 23:53 ポゥさん、こんばんは。一連の霧のお写真、見応えがありますね。霧が出ることは想像出来ても、風景とのバランスは撮り手の確固たるイメージがあってのことと思います。
ポゥさん、こんばんは。一連の霧のお写真、見応えがありますね。霧が出ることは想像出来ても、風景とのバランスは撮り手の確固たるイメージがあってのことと思います。
5 Booth-K 2017/6/13 00:38 真っ直ぐにシュンと立つ細い葉っぱの葉先で編まれたようなくっきりした絨毯が敷き詰められているのにまず目がいきました。その背景には対象的に優しい霧の中で柔らかな風景の中咲く黄色いサワオグルマが別世界を演出している様に感じます。ここに立ってみたいと思わされるお写真です。
真っ直ぐにシュンと立つ細い葉っぱの葉先で編まれたようなくっきりした絨毯が敷き詰められているのにまず目がいきました。その背景には対象的に優しい霧の中で柔らかな風景の中咲く黄色いサワオグルマが別世界を演出している様に感じます。ここに立ってみたいと思わされるお写真です。
6 ポゥ 2017/6/13 05:39 皆様、コメントをいただきありがとうございます。居谷里に来て、天候を確認したら、ピントが合わせられる明るさになるまでここで待ちます。というか、まず、ここで一枚撮ってから移動する、というのが私のパターンになっています。ちょっと、下側の霧はサワオグルマを完全に消し去ってしまうほど濃くなってしまうのではないか、とヒヤヒヤしましたが、なんとか許容範囲で収まってくれました。夜とか、未明は、モニターを見る目が慣れていないので、露出間違いをしがちです。これはブラケティングしたもののうち、一番明るい露出の写真です。念には念を入れてみるものですね。他のは、現場ではいい感じに見えたのですが、いざパソコンで見ると暗すぎて霧の爽やかさが大きく損なわれていました。思い切って、白飛びさせるところはさせてしまう、くらいの設定が丁度よいのかもしれません。
皆様、コメントをいただきありがとうございます。居谷里に来て、天候を確認したら、ピントが合わせられる明るさになるまでここで待ちます。というか、まず、ここで一枚撮ってから移動する、というのが私のパターンになっています。ちょっと、下側の霧はサワオグルマを完全に消し去ってしまうほど濃くなってしまうのではないか、とヒヤヒヤしましたが、なんとか許容範囲で収まってくれました。夜とか、未明は、モニターを見る目が慣れていないので、露出間違いをしがちです。これはブラケティングしたもののうち、一番明るい露出の写真です。念には念を入れてみるものですね。他のは、現場ではいい感じに見えたのですが、いざパソコンで見ると暗すぎて霧の爽やかさが大きく損なわれていました。思い切って、白飛びさせるところはさせてしまう、くらいの設定が丁度よいのかもしれません。
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