メーカー名 | SIGMA |
機種名 | DP2 Merrill |
ソフトウェア | Capture NX 2.4.7 W |
レンズ | 30mm F2.8 |
焦点距離 | 30mm |
露出制御モード | 絞り優先 |
シャッタースピード | 1/320sec. |
絞り値 | F4.5 |
露出補正値 | -0.7 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | "\xFF\x00\xE1\xBC\x8A\xC10q\x9D" |
フラッシュ | なし |
サイズ | 1881x1254 (2,192KB) |
撮影日時 | 2012-01-02 09:50:01 +0900 |
前回撮り損ねたものがあったので行ってきました。
白竜湖の水路と葡萄畑です。
うーむ。やっぱりメリルはいいですね。圧倒的な解像力と、自然な雰囲気で出ますから。
こういう細かな自然のチラチラ感のある写真では、広角レンズのクワトロは全然メリルには
敵いません。
クワトロも45ミリ相当のdp2だったら許せるところがありますが、28ミリとか21ミリとかの広角
になると、細部が解像し得ていないので遠望の自然風景はあまり向きません。
シグマ関連のサイトで、メリルからクワトロになってから随分と下火になってしまったのが
あるのですが、そりゃあ、分かるなあって思います。
山形の白竜湖は(全国に白竜湖と名が付くのは沢山あり)、
>古代の置賜盆地に広がっていた湖の名残とされ、周辺には大谷地とよばれる湿地帯が
南陽市から高畠町にかけて広がっている。・・・とあります。
地理地質的には、全ての盆地は湖から発展しています。その湖が土砂で埋め立てられ、
一次的に沼地になんかになったりして最後は立派な盆地平野になるんですね。
もっとも、白竜湖は断層に囲まれた窪地が湖になったようで、地質的成立は比較的最近の
ようです。水深も浅くて、やがて無くなってしまいそうですね。(^^
日本列島は昔は山と海しかありませんでした。(その大昔は大陸から分離した時は平原だった
そうですね)、それで、全ての平野は、山の谷が埋め立てられて盆地になる。海が埋め立て
られて潟から平野になる。そういう具合にして平野が作られたというわけですね。
そういうわけですから、山形の数ある盆地は全て、もともとは湖や沼地だったということです。
その大自然の名残が、白竜湖や大谷池として見られるというのは、実に面白いですね。
ウィキペディアの白竜湖で、湖とブドウ畑の写真が見れます。
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/c/ca/Lake_Hakuryuu.JPG
湖とブドウ畑は意味ある組み合わせで、
ラヴォー は(世界遺産)、スイス、ヴォー州、ローザンヌからモントルー郊外のシヨン城にかけて
広がるレマン湖北岸の丘陵地帯を指す。葡萄栽培が盛んに行われ、スイス有数のワイン産地
となっている。・・・とあります。
湖に反射する日光が果樹栽培に向いていて(事実上、日照時間が長くなる)、こちらでは瀬戸内
とミカンという組み合わせになり、その海岸沿いのミカンは甘くて美味しいのです。
水面に反射する日光と畑の関係、なるほど〜と思いました ^_^
この付近は昔海だったようで貝塚のようなものもあるそうです。
そのせいか盆地の地盤が弱く現在建設中の高速道路には特殊な工法が使われてるとか。