Pulsatilla alpina (alpine pasqueflower or alpine anemone) のようです。和名はわかりませんが、調べたところではヤマオキナグサとでもいいそうな気配です。スペインからクロアチアにかけての高山に分布するそうです。雪が積もったところや、雪が溶けたばかりのところから顔を出して花を咲かせていました。このレンズはかなり近くまで寄れるので、マクロ的な撮り方ができますが、これくらいが限界です。MFの広角レンズをヘリコイドつきのアダプターでミラーレスにつけると、無限に寄れるようになります。これを魚眼レンズでやるのが、私が呼ぶところの魚眼マクロです。
雪どけ後にすぐ顔を出す様は、日本のキクザキイチゲやイチリンソウに似ています。シベの塊、それを包む萼片の様子からも、これらと同じキンポウゲ科でしょう。アルパイン・アネモネと呼ばれていることからキンポウゲ科と思われます。
masaさん、ありがとうございます。私は花の形がクリスマスローズに似ていると思いましたが、これもキンポウゲ科です。ただ、植物の佇まいとしてはフキノトウを思わせないでもないです。
スカイハイさん、こんばんは。実に爽やかで新鮮な色合いですね。福寿草とかもそうですが、土の中から顔を出す黄色い花は春の目覚めを感じます。
Ekioさん、ありがとうございます。私も福寿草を思いました。福寿草もアネモネの仲間でキンポウゲ科ですよね。雪の下から顔を出す植物って、春を待ちわびた気持ちを共感するというのか、なんとも言えない独特の感覚がありますよね。
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