熱帯夜
Exif情報
メーカー名 Canon
機種名 EOS 5D Mark III
ソフトウェア Digital Photo Professional
レンズ EF70-200mm f/2.8L IS II USM
焦点距離 200mm
露出制御モード シャッター速度優先
シャッタースピード 1/395sec.
絞り値 F2.8
露出補正値 +0.3
測光モード 分割測光
ISO感度 1600
ホワイトバランス オート
フラッシュ なし
サイズ 2000x1334 (1,407KB)
撮影日時 2018-08-12 04:01:29 +0900

1   ポゥ   2018/8/14 20:55

金沢・「YOSAKOIソーラン日本海」より。ノートリです。

人を撮ることは、「浮き釣り」や、医師が「脈を診る」行為に似ています。
気の流れを、熱情の揺らぎをとらえることに全神経を集中させます。
よさこいの激しい音響さえも、しんとかき消えるかのような感覚に浸りながら、
揺らぎと自分の呼吸が重なるタイミングを計らい、竿を引く。人物撮影の醍醐味です。
そして、その揺らぎを、脈たる熱情の高まりを、人一倍強く発してカメラマンにうったえかけてくるのが「光る被写体」なのだと思います。
偉そうなことを言いましたが、熱情を追い求めることこそ自分の、カメラマンとしてのアイデンティティなのだと信じて突き進みたいと感じます。

2   Booth-K   2018/8/15 02:09

パット見、安室ちゃんが踊っているのかと思いました。(笑)
流れる髪の動感、陶酔する表情と、体から熱さを発する様なリアルさと、撮る側もシンクロしている感覚が素晴らしいです。
モノクロも効いてますね。

3   Ekio   2018/8/15 17:00

ポゥさん、こんにちは。
いつもながら見事な切り取りですね。
>人を撮ることは、「浮き釣り」や、医師が「脈を診る」行為に似ています。
その感覚なんとなく分かります。ただしポゥさんは「動き」や「勢い」を凄く大切にされていますよね。
今回のお写真にも良くあらわれています。

4   ペン太    2018/8/15 21:18

シャッター優先での撮影が
 この絵への拘りを如実に物語っていますね。
ワンタイミング、ここしかないって言う瞬間を切取った
技量に感心するばかりです。

そして、主被写体が左端でも 勿論真ん中でも成立しなかった
 ある意味アンバランスな構図のバランスが
止め絵にして見事な動感をも生み出していると感じました。

5   ポゥ   2018/8/15 23:51

皆さま、コメントをいただきありがとうございます。
金髪の長い髪が美しい女性でしたので、これが大きく躍動するタイミングを読みながらの撮影でした。
同じよさこいを撮っていても、その被写体の「核」となる要素は、人それぞれなところがあるような気がしました。
シャッタースピードは、特に深い意味は無く、完全に止め絵を撮りたくて設定しました。
が、これでも遅かったようで、余計な被写体ブレを起こしている写真が大半で、かなり落胆しています。
次回よさこいを撮影するときは、この1.5~2倍くらいシャッターを早くしようと思ってます。
被写体の位置は、通常は視線の先を大きく開けるのがセオリーですが、
私は何故か逆が好きです。

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