アポロ月着陸と陰謀論
Exif情報
メーカー名 Canon
機種名 EOS 70D
ソフトウェア Digital Photo Professional
レンズ TAMRON SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2 A025
焦点距離 135mm
露出制御モード マニュアル
シャッタースピード 1/790sec.
絞り値 F2.8
露出補正値 +0.0
測光モード 分割測光
ISO感度 400
ホワイトバランス オート
フラッシュ なし
サイズ 2000x3000 (3,076KB)
撮影日時 2019-01-20 02:42:07 +0900

1   S9000   2019/7/14 09:41

 三原市芸術文化センターポポロでの撮影。月とその子どもたち。
(イルミ前ボケ)

 前回の続きで、アポロ話。
 「アポロは月に行っていない、映像や写真は地上のスタジオで撮影
されたものだ」「高名なSF映画監督がかかわっている」等の陰謀論
(捏造論)をよく耳にします。
 
 写真を楽しむ人々に馴染み深い、陰謀論が上げる物証が、
「月面で撮った写真なのに、暗い空に星が写っていない」
というもの。 
 月面は太陽の直射日光で照射されており、その明るい地表に露出
を合わせると、空の星は全く写らないのが当たり前だ、というのが
それに対する反論です。

 不自由な宇宙服を着て写真が撮れるはずがない、不自然だ、とい
う主張に対しては、写真撮影そのものが重要ミッションであり、
宇宙飛行士がかなりの時間を割いて、宇宙服を着たままカメラが
操作できるよう訓練した、との反論もあるそうです。
 身近に、アポロ陰謀論を楽し気に語る人がいたので、その意図を
尋ねてみると「でたらめだとわかっているがおもしろい」との
ことでした。あんまり興味がわきません。

 陰謀論は、その対象となる事象の重要度や知名度に比例する
という考えもあるそうです。
https://www.afpbb.com/articles/-/3234496?cx_part=theme-latest
 そりゃそうですね。日本史でも元禄赤穂事件や本能寺の変など
メジャーな事象では陰謀論が語られますが、教科書のすみっこに
乗っているようなマイナーな事件では、そのようなことはない。

 直接の陰謀論ではないですが、「栄光なき天才たち」のアポロ編
では、過度にソ連の脅威を語ることで、フォン・ブラウンがアポロ
計画を推進していくシーンが描かれています。
 仮想敵の脅威をより大きめに見積もって、過剰に急いだり、過剰に
高性能な機器を開発したが、敵はすでに存在していなかった、という
のもありえることで、「栄光なき天才たち」では、ソ連は
月への有人飛行ミッションは早くに見送り、アメリカは国家の威信を
かけてライバル不在のまま競争を続けた・・・という解説を
加えています。

 米ソの冷戦終結後、ハリウッド映画が、国威発揚的な映画の作成
にあたって、宇宙からの危機を米国が迎え撃つ、というプロットを
多用するようになっています。そのひとつ、「インディペンデンス
デイ」では、冒頭、宇宙人の巨大母船がもたらす月面上の地震で、
アームストロング船長の足跡がかき消される、というシーンが
描かれています。これももう20年以上前の映画となり、そして
続編は不評でした。

2   裏街道   2019/7/14 10:11

おはようございます。
月と光ボケ・・・面白い一枚が期待できそうです。

3   S9000   2019/7/14 14:42

 こんにちは、裏街道さん。コメントありがとうございます(*^^*)

 月と光ボケ、おっしゃるとおり、おもしろいですよ、楽しい撮影に
なります。
 以前、色とりどりのイルミを前ボケにして、月を多重合成したことが
ありますが、これはあまりよくありませんでした。また、この掲示板
でも、「前ボケが汚い」というご意見もありました。
 そのとき使っていた、タムタム16-300mmは、手振れ補正もよく
効き、使いやすいレンズでしたが、玉ボケの中のモヤモヤ模様が、
キュウリの断面みたいで、そこは私も不満でした。
 
 そういうときは、玉ボケをあまり大きくしすぎないか、明るく
して飛ばせてしまうか、のように思いますが、また試してみます。

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