メーカー名 | Canon |
機種名 | EOS 70D |
ソフトウェア | Digital Photo Professional |
レンズ | 180mm |
焦点距離 | 180mm |
露出制御モード | マニュアル |
シャッタースピード | 1/1024sec. |
絞り値 | F2.8 |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | オート |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2000x3000 (3,145KB) |
撮影日時 | 2019-06-23 19:07:01 +0900 |
masaさんの「どこから来たの?」を拝見して、思い出した、コンクリ水路の一枚。
広島市佐伯区観音寺、その脇を山水を集めて流す用水路、私の場合は玉ボケに目を奪われる、の図です。
・・・漫画話。
「島耕作」シリーズについて、「おっさーんの少女漫画だ」という見解を述べたのですが、「〇〇の少女漫画」と揶揄に使われる「少女漫画」は、異性にもてそうにない主人公女性に、主人公だけに優しく下心のない素敵にヒロイックな男性が出現する、といった、都合のよいシチュエーションを連発する、読み手の心地よさを第一に考えた漫画、を指します。
実際の少女漫画はそんな簡単な構成ではなく、ここで言われる「少女漫画」は、そのごく一部の「乙女チック漫画」と呼ばれるジャンルに相当するものです。
つまり、「島耕作」は、サラリーマン男性が心地よく読める、出世や素敵な異性との出会いが、タナボタ的に、そして相乗効果を発揮しながら連続して訪れる、男の夢物語であると。これがあたっているかどうかは知りませんよ。しかし、現時点で、作者の気持ちが作品から離れて行っていることだけは確実、ではないかと思います。漫画家の晩節というのは難しいものです。
少女漫画は、女性のほうが精神的に早く成熟することもあって、少年漫画よりも、ち密で現実的な描写が好まれます。よい例が山本鈴美香氏のテニス漫画「エースをねらえ!」で、スポコン少女漫画ですが、同時期の少年漫画ではありえないほどの現実的な描写です。
「これほどの努力を、人は~幸運~と言う」
「苦しさのあまり、ありもしない魔球に逃げたりするな」
と、現実の選手たちの葛藤、魔球に逃げる少年漫画への揶揄を表す名セリフも多いです。
男性でももちろんそうでしょうが、若い女性アスリートにはいろいろな葛藤があります。
特に、女性特有と言えるのが、10代後半に訪れる身体変化と競技能力のアンバランス、そしてそこに加えて、人気沸騰や異性との恋愛といった、環境的な問題。
「エースをねらえ!」では、アスリートが恋愛におぼれるとどうなるか、という明暗が描かれ、主人公の恋人は、「女性の成長を妨げるような愛し方はしない」というストイックな方針を貫きます。
夕立ちにあいびしょぬれになった状態で体調を崩すのを防ぐため、だきしめあった10代の男女に、何もないはずがない(ないのなら、それは「男女」ではない!)のですが、精神力でなかったことにしてしまうくだりが、ひとつの見せ場です。
いうなれば、異性への思いに揺れてしまう横道、寄り道の場面でありまして、これを業界用語で「男女のダンジョン」と言います(言いません)。
劇中の最重要人物、宗方コーチは、ストーリーテラーも兼ねてますが、「たいていの女性アスリートは、人気と恋におぼれ、そこで血を流しきり、前途を断たれる」と厳しい予言を口にします。
その予言は主人公ではなく、そのライバルに的中し、重要な大会を前にデートで遊び、本来の実力が無残なまでに失われて惨敗を喫する、と。主人公は圧勝したものの、ライバルの転落が自分にもいずれ訪れる、避けられない壁ではないかと恐怖し、コーチに助けを求めるのですが、ここでコーチはなんと、モータースポーツを例えに出して、なんでもなくできていたことが、リズムを外すことによりすべて失われてしまうことの恐ろしさを伝えるものです。
「これほどのドラマを、人は、少女漫画、とひとくくりにする」というのが私の感想であります。
物語は、宗方コーチの死、主人公のアメリカ遠征への出発で幕を閉じるのですが、あまりに人気であったため、要望に応える形で続編が書かれています。
完結した物語の続編は極めて難しいのですが、山本氏は、現実のテニス選手の葛藤をうまく物語にとりこんで、主人公とその周辺の人物が、挫折と再起を繰り返す様子をいきいきと描いています。
アシスタントが変わったのか、作画傾向が変化して、楳図かずお漫画に近づいてしまったことだけがちょっと惜しいです。
なお、現在発売されている文庫版は、一部を割愛しているために、ストーリーがおかしくなっているところがあり、できれば原盤をお読みいただくべきですが、まんが図書館等でもこれを所蔵しているところはまれなようで、これも少し残念なところではあります。
玉ボケの・ボケが違うのはレンズの性能と撮影技術の違いかも少し挑戦してみます。
こんにちは~
シグシグ180mmマクロは、ボケは大きくきれいに出るレンズです。浅いコンクリ水路ですが、急な勾配で流速がはやく、侵食されてゴツゴツしているため、流れが不規則になって玉ボケ源のキラキラがたくさん出てくれます。
こういうところをきょろきょろと探すと、玉ボケ写真はけっこうお手軽です。そのかわり、頭上を珍しい鳥が通り過ぎていくのを見逃すかもしれませんね、ぶはははははは、どはははははは。
ナンテンの葉でしょうか?
玉ボケ 量産ですね
こんばんは、コメントありがとうございます(*^^*)
私も最初、ナンテンかと思ったのですが、自信がなくて付記しませんでした(笑)
玉ボケ、探し回って写真におさめていますが、最近、リアル世界の私は、玉ボケ中毒になってしまっていて、写真教室の先生に「玉ボケはいいが、玉ボケによって演出される主たる被写体、それと位置関係を選ばなくなってしまっているよ、それでは結局、玉ボケも死んでいるよ」と、かなりきついお言葉をいただき、ヒトナミに落ち込んでいます(泣)
失礼が手足とシッポと胸毛をはやして闊歩しているはずの私ですが、玉ボケは玉ボケで、もう少しいろいろ試してみようと思っている今日この頃なのです・・・