メーカー名 | Canon |
機種名 | EOS 6D Mark II |
ソフトウェア | |
レンズ | 14-24mm F2.8 DG HSM | Art 018 |
焦点距離 | 14mm |
露出制御モード | マニュアル |
シャッタースピード | 1/32sec. |
絞り値 | F20 |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | オート |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2048x1365 (948KB) |
撮影日時 | 2019-07-19 01:18:08 +0900 |
今回の旅で訪れた最初の地がウエストバージニア州のこの滝。
ブラックウォーターという名前から、ちょっと期待して
行ったのですが、なんてことはない、滝の水の色が
ほんとうにBlackwater(汚水)のような色で、
ここで滝修業の意欲が失せてしまいました。(^^;
おはようございます。
豊かな森林地帯を流れる川には長い間蓄積された栄養分が
含まれているのでしょうね、確かに黒くみえます。
魚は生息しているんでしょうか、釣りをする気分になれないかも・・・。
キャンピングカーの汚水タンクを「ブラックタンク」といいますねー。マナーの悪い人は、公共施設で捨てたりするようですが・・・
それはともかく、滝修行はこれはきついですね。すごいものが流れてきてゴツンとあたったら痛そうだし。
日本の滝は石清水っぽいものが多いですけど、いろいろあるものですね、こういう楽しみがあるから、素晴らしきかな人生と言えるです、うんうん。
いきなりですが、
https://natures.natureservice.jp/2016/01/08/2082/
https://ja.theplanetsworld.com/1150-west-virginia-uswv-ja
https://4travel.jp/travelogue/11012204
>黒い滝は赤い泥の針と赤い針葉樹からタンニン酸で着色されています。
>”黒い水の滝”を意味するブラックウォーター・フォールズ。川に落ちた葉などから流れ出したタンニ ンの影響で、滝そのものが黒や茶褐色に色づいて見えます。
>州立公園内のどの滝も美しいと言うよりも濁流が流れ落ちていると言う具合
ブラックウォーター (陸水学)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC_(%E9%99%B8%E6%B0%B4%E5%AD%A6)
これは決定的なものを見つけました。
裏街道さんの指摘は正しいように思います。当方が山形県の最上川の雪解け時に訪れた時、
これほどではありませんでしたが、水が茶色く濁っていたのです。それは上流の小川でもそうです。
雪解け水と言うと清らかに透明な水を想像していたのですが現実は大違いでした。しかし山の落葉
などが雪で圧雪して植物の栄養分が染みだして来ていることを直ぐに理解できました。それらの
栄養分が山形の平野を潤し農地の高い生産性を得ているということでしょう。
また植物の栄養素だけでなく土壌のミネラルも大事です。火成岩地帯の土壌は多くのミネラル成分
を含んでいるので、そこで穫れる食物は栄養分が多く高品質です。
写真のブラックウォーターリバーは、写真で見る限り堆積岩のように感じられます。砂岩かも知れませんが、粘板岩などであればこれもまた土壌の栄養分は高いのではないでしょうか。
とにかく北米の大地は豊かですね。この広大で豊かな大地がアメリカという国家を支えているという
印象を受けました。そして水が豊富で適温の国。やはりアメリカは凄いです。
最近はシェールガスなどが話題なのですが、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%82%B9
これはシェール(頁岩)から採れるガスやオイルのことであり、北米の大地には膨大なシェール層が
あるんですね。これは地質的に長期間、良い気候や水に恵まれて、いつの時代も植生が豊かで
大地が潤っていたという証拠です。それらの地質的歴史が大地に堆積しているということなのでしょう。
シェールガスは中国も埋蔵量が大きいのです。中国はこれからも伸びていくということですし、面白い
のは北米の埋蔵量の地図で、西海岸はないということです。中部や東部にシェールガスが多いの
です。ですからこれからはカリフォルニアよりも、テキサスや五大湖あたりが伸びていきそうですね。
それにしても日本は資源がありません。(シクシク)
核燃料サイクルは幻となってしまい、日本は自前の資源が何もなくなってしまいました。日本は資源
がないから技術で食っていく。というのも嘘ですしね。それは石油が安かったから言えたのです。
戦前には石炭という自前のエネルギーがありましたし。
とにかく日本はなんとしてでも自前のエネルギーを開発しなければなりませんね。余談でした。
私はこの滝の色を見た時、これは凄いって驚愕したのです。けっして腐った水でも汚水でもありま
せん。もし私がこの場にいれば、直ぐに水を舐めてみて、岩のサンプルをポケットに入れ、そして
写真を撮りまくったでしょう。うんうん。
被写体は時としてよく期待を裏切ります。だからこそ写真は面白いのですね。
ともあれ、今回は非常に為になる写真を見せていただきました。ありがとうございます。
追伸、一人旅の写真の投稿はまだまだ続けてくださいね。期待しています。(^^
裏街道さん、
ここには釣り人は居ませんでしたが、ひょっとすると下流には
栄養分のおかげで魚がごまんといて釣り人が群がってる、なんて
風景もあり得るのかも。
S9000 さん、
上流に巨人のお家があってそこには川の上に張り出たトイレが...(^^;
投光舎さん、
この水を舐める勇気など私にはとてもありませぬ。