メーカー名 | Canon |
機種名 | EOS 70D |
ソフトウェア | Digital Photo Professional |
レンズ | 135mm F1.8 DG HSM | Art 017 |
焦点距離 | 135mm |
露出制御モード | マニュアル |
シャッタースピード | 1/5312sec. |
絞り値 | F2.0 |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | オート |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2020x3030 (2,698KB) |
撮影日時 | 2018-10-21 23:54:25 +0900 |
わが流法は光!と、光を操ることは夢のまた夢でも、せめて光を味方につけることができればな、ということで木漏れ日の明るいスポットを巫女さんが通過するときに露出をあわせた一枚。
白い紙、白い装束のダブルでレフ版効果。
旧タイトル「神様は光に宿る」でした。
「GENIC」で特集していた「風を味方につける」を参考に、「光を味方につける」ってのをやってみたいものです。
光を味方に・・・言い換えれば、この写真では闇を味方に。とも言えなくはない作風ですね。
しかしこの光を・・・というのは光線の行方、という意味だろうと思います。レフ効果とは反射光の
ことですよね。直接光よりも反射光がよいということで。とにかく光を探すのだと。
そして白い装束のスケ具合というか、トランスルーセント効果ですかぁ。レンズが良いと、とても
リアルに感じます。そしてレフ板に反射されたお顔のシルエット具合が、まるで半月のように良い
感じで、とくに顎の当たりの柔らかいグラデーションが素晴らしい。うんうん。
なるほどー。こんな具合に細部を詳細に観察していくのがレンズを味方につけるということなのか。
ちょっぴり分かったような気がしてます。
おっと、もうワンコメント。
「光を味方に、闇をあやつり、風を呼び、地を割り、天にかけのぼる」なんてことができればいいのですが、それはファンタジー。
司馬遼太郎「花神」で、長州の風習として、「闇夜を清らかなものとして尊ぶ」というくだりがあります。嫁入り行列も、葬送も闇の中を進む、と。そのへんを考えていたわけではもちろんなく、ファインダー内の露出計を、自分なりに換算して(根拠はないが)この設定に決めて撮った、と思います。(それ以外にはスポット測光の方法しか知らない)
姿勢よく歩く巫女さんはもうそれだけで至上の被写体です。巫女さん相手にトランスルーセントを想像しちゃぁ神罰がくだりますよ、うんうん。
何が味方してくれるのかは、そのときになってみないとわからないかもしれない、だから楽しい写真ライフ、うんうん。