ピクチャースタイル・トワイライト
Exif情報
メーカー名 Canon
機種名 EOS 70D
ソフトウェア Digital Photo Professional
レンズ TAMRON SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2 A025
焦点距離 70mm
露出制御モード マニュアル
シャッタースピード 1/395sec.
絞り値 F2.8
露出補正値 +0.0
測光モード 分割測光
ISO感度 100
ホワイトバランス オート
フラッシュ なし
サイズ 2000x3000 (5,937KB)
撮影日時 2019-01-20 02:14:44 +0900

1   S9000   2019/10/19 10:30

 三原市芸術文化センター「ポポロ」の冬季イルミネーション。
 そろそろイルミネーションの季節も近づいていますね。仕事がはけたら、徒歩圏内のイルミネーションを撮影しまくろう、の季節。
 ここではホワイトバランスは日陰、ピクチャースタイルはトワイライト。そしてオートライティングオプティマッツアは効き目小さめでかけています。色相、シャープネスなどは特に操作せず。
 PS「トワイライト」は、日の出や日没前後の微妙なグラデーションの空の色、その色の変化を大胆に紫色に変化させ、写真全体の仕上がりをファンタジックに仕上げることができる、のだそうです。
 が、実際に使ってみると、日没後の空に色がしっかり残っている状況だと、破綻的な仕上がりになるため、まだ明るくて淡いクリーム色くらいの状況で使うことで、いい感じになるようです。
 ということで、PSの中では「クリアー」と並んで、使う場合が限定されるようです。

 そういった写真調整のオハナシの一方で、2018年から2019年にかけてのイルミネーションシーズンは、宇多田ヒカルさんの曲「あなた」のイメージを写真化してみようキャンペーン月間でした。
 要は、子どもたち(自分の子供に限らず広くこれからの世代)に見せたい景色(絶景とは限らずに)を写真で表現しよう、の図。
 これもその一枚でしたが、なかなか難しい。

(以下、歌詞抄出)
あなたと歩む世界は息を飲むほど美しいんだ
人寄せぬ荒野の真ん中私の手を握り返したあなた
~あなた~ より
作詞 Hikaru Utada
作曲 Hikaru Utada
歌唱 宇多田ヒカル

 なにかとイルミ撮影に重宝する、タムタム70-200mm。この日は単独行動なので私が自由に使ってました。

2   kusanagi   2019/10/20 22:43

宇多田ヒカル「あなた」
https://www.youtube.com/watch?v=B25tW3A2HPM
この映像、クラシックシネレンズでの撮影ですね。今流行の。ノーコーテイングレンズですので
盛大にフレアやハレーションが出るのが特徴。それを表現に活かしたいというやつです。
シグマはそういうクラシックシネレンズをリリースしてます。スチル版が欲しいと思うのは私だけでは
ないでしょう。
さて、ところで宇多田さんは確かに歌が上手いです。
ところがこれを普通の人が真似ると・・
https://www.youtube.com/watch?v=hX9DcaAFtig
こういうことになって日本語と日本的感性は支離滅裂となるようです。

柄木孝志さんの写真、素晴らしいですね。大山でもこんなに積雪があるんだと改めて認識。
人には愛国心と同様に愛郷心が必用です。生まれたところ、育ったところ、そして今住んでいるところ。
これらを大事にしなければ人は正常な心や心身を保つことができません。それは絶対的なものたと
言ってよいでしょう。

ついてだから地元の昔の大御所の紹介も。
緑川洋一
https://www2.nhk.or.jp/archives/jinbutsu/detail.cgi?das_id=D0016010420_00000
http://www.city.okayama.jp/museum/midorikawa/index.html
私はあまり知らないのですが、若いころの私の師匠とも言える方が、この緑川氏の弟子でした。
もっとも我が師匠は(目上人間にもタメクチの私から言えば同士かな^^ゞ)、ユージンスミスに傾向
していて、それは私と同じだったので、写真は芸術的な作風というのではなかったです。しかし我が
郷土を写真にしたためようということでは師匠はまぎれもなく緑川の弟子だったと言えるでしょう。

今にして言えば若い時の私は社会派思想のアマチュア写真家だったことになりそうです。今の時代
からすれば想像できないですよね。(^^ゞ 今の写真の潮流は美学一辺倒ですから。
まあ大昔の話をしてしまいました。

ところでS9000さんは望遠レンズがメインで、広角も標準レンズを使いませんね。135ミリの1.6倍だ
なんて200ミリ望遠の世界です。私が思うにレンズの画角というのは、やはり意味があるように思い
ます。
最近購入した40ミリレンズ、シグマでは1.3倍で53ミリの標準レンズとなります。日頃から広角が
メインの私としては戸惑うことしきり。しかし昔は50ミリ1本で何でも撮っていたじゃないか、ということ
で返って新鮮な気持ちで撮影に望むことができるようになりました。
それで思うに、標準も含めて望遠レンズというのは、極めて個人的な視点で物事を見るようになる
んですね。パーソナルな視点、というよりもインディビデュアルという感じです。世の中のこと、社会の
こと、自然世界のことなど、オイラにはあまり関係がないよねって、いう感じかな。
あくまでも私の、オイラの視点で終止するというイメージが付きまといます。
(標準レンズはパーソナル、家族写真だとこれ。望遠は個人のインディビデュアルって感じかも)

望遠と言っても、私の場合は300ミリ以上の望遠はけっこう使うのです。しかし標準から200ミリくらい
までがすっぽりと抜けていたよね、という気がしてます。そこのところの私が欠けていたミリ数を
縦横無尽に使いこなしているのがS9000さんでした。
よく広角レンズが苦手、という人がいるらしいですね。どう撮っていいのかわからないという。へぇー、
という気がするんですけど、自分の目の前にあるもんを全て写そうと思えば自然と、広角・超広角
レンズになるだろうと思うんですが、要するにそのような人は、もしかすれば裸眼でもごく一部しか
世界を見えていない、その光景を認識していないということなんじゃないかって想像してます。
けっこう世間を狭く見ているんだねっていう感じですかね。しかし考えてみると世の中の大部分の人
は、そういう狭められたインディビデュアルな視点で日々暮らしているんじゃないですかね。
そんな気がしてきたんですよ。しかしながらその部分にこそ、個人の幸福感というのはあるんじゃ
ないかって思えるようになってます。

とにかくレンズのミリ数、画角というのは面白いです。
とくにストリートポートレートを撮る場合はレンズミリ数(画角)が被写体人物との間の距離と密接な
関係があるわけでして、私の場合も以前にイベントや祭りの写真を撮っていた頃は、70-200ミリで
ほとんど撮ってましたからね。
特に70ミリというのはフルサイズカメラで、裸眼とファインダー視の両眼視ができるので好きでした。
一人の人物を撮る、ということに関しては準望遠から200ミリあたりが最適であって、そこから被写体
個人のインディビデュアルな幸福感を写真に収めることができるんでしょう。

3   S9000   2019/10/20 23:28

 わんばんこー。でももう寝るよー。面倒な話はまた明日にしよう。
 明日がある明日がある明日があるさ~♪

>さて、ところで宇多田さんは確かに歌が上手いです。
 ところがこれを普通の人が真似ると・・ 
 
 宇多田ヒカルさんの「あなた」はメロディーの抑揚が呪文やお経に通じるところがあって、そう簡単には真似られないと思うのですが、勇敢にもカバーしたアーティストさんもいます。それだけの魅力がある曲ですが、歌唱力でカバー(ん?)できる曲ではないような気がします。
 この曲は映画「DESTINY 鎌倉物語」の主題歌としても制作されているので、その映画も鑑賞して世界観を楽しんでみてください。
 
 緑川洋一氏、一説には漫画「エースをねらえ!」の重要な登場人物(劇中、主人公の最後の対戦相手)「緑川蘭子」のネーミングの由来、と言われています。(言っているのは私だ、けけけけけけけ)
 冗談はともかく、牛窓から見た美しい海面の写真は、こちら広島でもよく知られていて、今年、忠海で撮影会に参加したとき、F.344さんクラスの熟達者の方が「緑川洋一氏のように撮りたいものだ」と言われ、そこで私は初めて知ったのですが(激爆)

 ところで甲殻、じゃなくて広角も使いますよ。相対的に頻度は低い。https://photoxp.jp/canon#204293 がそれ。広角はトキナーとシグマが手元にあるが、発色はトキナーが好み。去年の瀬戸田花火がトキナー、安芸高田花火がシグマ。結婚式撮影でトキナーは活躍してくれて、後光を浴びて新郎新婦が入場するシーンとか、きれいに撮れました。うんうん、もひとつおまけにうんうんうん。

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