メーカー名 | Canon |
機種名 | EOS 70D |
ソフトウェア | Capture One 7 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 17mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/41sec. |
絞り値 | F4.0 |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 5000 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 3072x2048 (5,189KB) |
撮影日時 | 2013-09-18 00:38:48 +0900 |
このところ、キヤノンとかオリンパスのカメラばかり使っているのですが、この掲示板では人気のカメラ
メーカーということで、さてどんなものかなって気になっただけの好奇心でした。
結論としてオリンパス(マイクロフォーサーズ)は素晴らしいですね。しかし素晴らしいが故にか、オリン
パスはカメラ事業から撤退することになりました。
一般的に言いましてオリンパスが人気なのはその小型性能です。車をお持ちではない方は小型であ
るということは何事にも代えがたい性能ですからオリンパスの存在理由が良く分かるというものです。
そしてマイクロフォーサーズはやわなAPSカメラにも負けない画質性能も持っています。そこまでやらな
くてもいいのではないか?と思えるほど一生懸命に画質を作っていて大変好感が持てました。
そしてキヤノンですが、個人的にこれは今大変に難しい状況にあるのではないかと感じました。
結論から言いますとデュアルピクセルセンサーの採用です。しかしその話は少し後で取り上げることに
します。
私が使っていたキヤノンのカメラで今回見直したというカメラがあり、それは5Dマーク2です。どうしても
低速シャッターではシャッターブレが発生して困っていたんですが、これはライブビュー撮影で解決しま
した。ライブビューでのAFは遅いのですが、今はもう風景写真ばかりの撮影ですから、AFの遅さはさほ
ど気になりませんでした。フルサイズですので画質は良いです。
王道とも言えるカメラは1DSマーク3です。これは1DS、1DSマーク2と続いてきたカメラですから当然と
言えば当然ですかね。
そして今回少しばかり使ったのが1Dマーク3で、これはAPS-Hサイズの高速機なのですが低画素1000
万画素ということも相まって、今の時代では風景写真にも通用するカメラかなって感じました。一時
カメラ設定が間違っていて、それで画質が優れなかったことがあるのですが、今はもう大丈夫という
感じです。
ここらあたりは全て古いキヤノンです。さきほど申したデュアルピクセルセンサーは使っていません。
私が所持しているデュアルピクセルカメラは70Dのみなのですが、それ1台でデュアルピクセルを語ると
いうのも何ですが、私は2台めのデュアルピクセルカメラを買うことはないだろうと思っています。もっと
もデュアルピクセル技術は発展途上にあるものなので、これから立体的に階層化すれば画質問題は
解消すると思うので再びキヤノンに戻るかも知れませんが。
現時点のデュアルピクセルは平面上で撮像素子とAFセンサーを同時配列しているのですが、実際の
画像として光を取り込む撮像素子は、イラストで見るかぎり本来あるべき半分の大きさです。これはど
ういうことかと言うと、70Dの2000万画素を例に取ると、APS-Cのセンサー面積で4000万画素の素子を
配列しその半分だけを写真画像に利用しているというイメージでしょうか。(残り半分はAFとAIデータに
なります)
70Dで撮影していると、とにかく低速シャッターに弱く、ライブビューで撮影しているにもかかわらず低
速時のシャッターブレが多く発生している感じなのです。普通の他メーカーのAPSカメラに比べれば
ブレ感覚が大きいです。原理的には1素子あたりのセンサーの大小はセンサーサイズと画素数が同じ
ならばブレ量は同じであるはずですが、実際には感覚的に違ってくるのかもしれません。
そしてやはり70Dは画質が悪いです。しっとりさがなくガサついているという感じで、これは一般的には
ISO感度を上げればそういう感じになります。
この2つの問題はあるのですが、しかし70Dは気軽に撮影できるカメラでして、その低電磁波とあいまっ
て安全性の高いカメラですね。そういうわけで記録写真としては最適のカメラでして、私もこの70Dで
多くの記録撮影をしています。もっとも後で見直すこともない記録撮影でしたが。
しかし風景写真とかになるとやはりこの2つの、低速ブレ感覚と画質の悪さは決定的になります。70D
より少し画素数は低いですが、同じくAPSの1700万画素の7Dがまだ風景写真には向きます。
そんなわけで私の所持しているキヤノンの中では70Dだけが特別という存在になっていますね。
風景写真というのは、野外撮影でしてしかも遠景描写が主です。広角から標準レンズですし。そこには
分厚い空気といいますか水蒸気の層があるわけで、それを突破できるカメラが必要となるわけです。
ましてこちらの四国や瀬戸内はモヤかかりが普通でして条件は悪いです。
70Dは近距離撮影や望遠撮影では問題がないのですが、風景写真撮影となると決定的に難しくなり
ます。正直、ただ記録されているだけの写真となってきますから。
風景写真を撮る人は風景を見るというか風景に浸るのが好きであって、そこに風景写真が自然と発生
するわけですが、そこにはポートレートや接写撮影とは違う感覚があるのであって、必然的にカメラは
選ぶのではないかと思います。
また、よく風景写真には画素数が必要と言いますが、けっしてそんなことはなく低画素カメラでも風景
写真はできます。風景写真は画素数よりもむしろ画質であって、発色とかコントラストとかが重要になり
ますね。画素数は1000万画素以上あればOKと思います。
このキヤノンのデュアルピクセルセンサーのことを知らない人が多いかと思います。像面位相差AFの
ことも知らない人も多いですね。普通は知らなくてもいいのですが、こと風景写真をする場合には決定
的に重要になってくるんです。またセンサーの種類とか仕組みとか、そういうことも風景写真には大事
です。風景写真はカメラの中では一番カメラの画質性能を問うジャンルではないかと考えています。
私も昔は人物撮影のカメラマンだったのですが、いまはもうすっかり風景を散策するタイプの写真人に
なってしまいました。やはり自然の中に入ってうまい空気を吸って汗を流して歩くのは気持ちが良いも
のですね。それでついでに写真も撮れればっていう程度の考えなのですが、今回オリンパスとキヤノン
を使ってみて改めて考えることが多かったです。
それから風景写真のジャンルはこれから下火になっていくだろうと思っています。それは超高画素高
画質のカメラが、カメラ側ではなく人間的に限界に達しているからですね。これを突破するには知恵が
必要ですが、それにはまず現状を深く認識することが求められ、それは難しいことだというわけです。
『カメラとレンスVs(バーサス)PCとモニター』
つまりPCのモニターについて、この、長らく考え続けてきたことを書こうかなって思ってます。
レンズに松竹梅のランクがあるのをご存知の方は多いでしょう。松が最高ランクで梅が一番下。(^^
松に当たるのは各メーカー最高ランクのもので定価20万円オーバーのレンズを言います。特に
単焦点レンズが画質性能的にはダントツですかね。
竹に当たるのは大体みんなが普通に使っているレンズです。松レンズのように高くなく、大きさも
手頃で日常的に使えます。梅レンズは中古だと数千円で手に入るレンズ。マウントがプラスチックだっ
たりします。
カメラに関しても、これも皆さん大体のことは知っておられるでしょう。松に当たるのがフルサイズ
フォーマットのカメラだったりします。梅は廉価機やコンデジとかスマホですかね。
これと同様なことが、PCとモニターにも言えるのです。カメラとレンズが光の入り口だとすれば、
PCやモニターは光の出口です。この2つのことをよく知っていないと本当の写真は出来ませんし、
また安全に楽しむこともできません。
カメラやレンズを複数台お持ちの方は多数おられると思います。カメラを一台しかお持ちでない方も
レンズは複数本お持ちのはずです。またカメラやレンズの遍歴も数多くあるはずですね。
しかしながらパソコンのモニターは1枚しか使っていないという方がおられるというか、それが常識的
だと思いますし、普通はPC1台にモニター1枚です。たしかに普通の用途ではそれで問題はありません。
ところが写真や画像趣味の方は、そうであってはいけないというケースが出てきます。今回は
そのことに関する考察です。
これはどういうことかと言いますと、つまり松竹梅で言いますと、松のモニターを買われた方です。
松モニターというのは金額的には定価十万円を超えるモニターです。代表的なのがエイゾウのカラー
エッジとかフレックススキャンですかね。他にもありますがプロ用ということになっていて業務で画像
を扱う方が使用します。最近よく知られたのがレントゲン写真を解析などで使うようなモニターです。
医学用途だけでなく各種研究機関や産業関係の画像関連の仕事にも使います。それから写真も
そうなんですね。
デザインや印刷で正確な発色を知るために使ったりします。この業界はマックがスタンダードなんで
すがモニターの品質は竹の上くらいです。
こういうモニターに、PCの方はグラフィックカードが専用ボードで着くというのが、最高の画質が得ら
れるということになっています。普通のPCはCPUチップにグラフィック機能が同梱されていたり、
マザーボードに付属していたりするのですが、それでは良い画像が得られません。画像は極めて
アナログ的なので回路的に大きな面積を必要とし、それで別カード、ボードとしてPCに着けるので
すね。そういうPCは必然的に大型のものになってしまい、普通に使われる小型のPCでは出来ません。
もちろんノートPCも。
こういうプロ仕様モニター+大型PCが、出力モニター関連としては松モデルということになります。
ついでを言うと、竹モニターというのは数万円クラスのモニターです。梅はもっと下の価格の安い廉価
モニターですね。
私の場合で恐縮ですが、PCは複数台あり全てタワー型で専用のグラフィックカードが付いています。
しかしながら接続するモニターは様々です。松から梅、竹と取り揃えてやっています。今この文章を
打っているPCとモニターは、ネット回線接続のものでこの掲示板を見るのもこのPCです。PCは竹クラ
スでモニターも竹クラス下の古い三菱製のモニターです。竹クラスだとある程度画像も見られて、そして
文字打ちにもさほど疲れを感じないというクラスになります。
実は本格的に文字打ちをする場合は、モニターをもっと落として、デルとかアイオーのものにしてい
ます。これだと長時間作業をしても眼が疲れないんです。仕事で文字修正したり校閲したりするのは
廉価クラスの古いモニターを使用しています。
そして松クラスのものは、自分の撮影した写真だけに使用していて、古いですがPCもモニターもプロ
仕様のものにしています。このモニターは長時間使用することが出来ません。輝度も発色も彩度も
コントラストも強くて長い時間見ることが辛いんですね。しかしながらその画像は最高であるだろうと思っ
ています。
このプロ仕様モニターだと、カメラやレンズの良し悪しというのが分かります。どのクラスのカメラやレン
ズで撮影したかとか、各種カメラやレンズの長所や欠点が分かるのです。これが竹や梅クラスだとある
程度のレベルの画像しか判別しなくて、たとえて言えばグラフには山や谷が曲線として描かれていま
すね。その曲線のあるところに水平に直線を引き、その線の上の部分をカットしたような状態になるん
です。
実際の山で例えると、千メートルの山、2千メートルの山、3千メートルの山があったとして、千メートル
の等高線を引いて、それより上は全て千メートルに等しいとしますと、廉価機のカメラも高級機のカメラ
も全て同等の画質で表示されるということになります。
そんなことがあるのかいな?と思われるかも知れませんが、これは事実なんです。プロ仕様モニター
は、色から(それも多種多様な色)、輝度からコントラストからシャープさ、いや解像力すら違います。
ですからノイズもきっちり出ますし、レンズの収差も見えてきます。アラはたっぷりと見えてくるんです。
この板の少し前のところでシグマクワトロHで40ミリレンズで撮影した写真を上げていますが、評判は
散々ですね。これはあくまでもプロ仕様モニターでしか見られないような画像になっています。普通の
PCとモニターでは何のことか全く分からない写真だと思います。
しかしながらプロモニターでみれば、全く画像処理していないその画像が的確であるということになり
ます。クワトロHは最新のカメラですから好みで濃度を変えるくらいの調節ですみます。
シグマは画質カメラですので、モニターもそれなりでないと本当のシグマの実力は分かりません。
おそらくシグマを使っておられる方は私と同様なクラスのPCやモニターにされていると思います。そう
でなければシグマは退屈なだけのカメラですからね。シグマ画質が分かるようになりますと、普通の
カメラの画質は容易く見ることができます。
そして問題は、ここから発生するということになります。
画像を見ることに優れたPCモニターは、普通の用途では(ネット閲覧とか文字打ちなど)、今度はユー
ザーの眼や身体がストレスで耐えられないということになるのです。私はストレスという言葉を容易に
使いたくないのですが、この場合のモニター疲れはまさにそうでして、長時間のプロ仕様モニターの
使用は確実に疲労を招きます。先ほど取り上げたレントゲン写真の解析に、もう人間は耐えられなくなり
AIが使われるようになったというのはそのへんのことなんですね。
眼と脳が疲労して通常の仕事や生活にも支障を来すことにもなりかねません。注意力が散漫になり
記憶力が落ちてきて脳の機能が大幅に低下したような感じになります。
特に写真画像が高画素化してきますと、その影響が顕著になるという具合です。私が以前から取り上
げてきた、超高画素高画質のカメラの問題が噴出してくるんですね。プロ仕様モニターでもカメラの画素
数が低画素であった時代はこの問題はさほど顕在化しませんでした。私にしてもモニターはずっと良い
ものを使っていたのですしね。数百万画素や千数百万画素ではプロ仕様モニターの弊害は出てこな
かったと思ってます。
ところがカメラが2000万画素を超え3000万画素オーバーという時代になると、決定的にプロモニター
の弊害が顕著になってきました。しかし考えてみるとプロモニター1枚で、一般のネット閲覧とか作業に
使うというものも大いに問題であったということに気づきました。
私の場合はPCもモニターも完全に分けてやっていたので気づきが遅れたのですが、普通の方は多分
一つのモニターですべて済ましていると思うので、これは大きな問題ではないでしょうかね。
そんなわけでプロ仕様モニターは自分の写真にしか使わないということが大事だろうということです。
解決策としては、もう一枚廉価なモニター(数千円の中古でよい)を買ってきて、それを既存のPCに接続
するということです。
専用のグラフィックカードがPCIスロットに着けられているPCの場合、そのグラフィックカード(グラフィッ
クボード)には2個のモニター行きの差しこみ口があるはずです。一つは既にプロモニターを挿している
でしょうが、もうひとつの空いた差し込み口に廉価モニターを接続するたげで問題は解決します。
つまりダブル接続なのですが、同時に2つのモニターを起動することも可能ですが(PCには負担となるので注意)、モニターは使用するどちらか一方のみの電源を入れて、自身の写真をしない時は廉価モニター
のみでPCを作動させるのです。
こうすればストレスを感じることなくPCを作動させられますね。PCも1台ですみます。
くれぐれも言いますが、既に良いモニターをお持ちの方は本当の廉価機モニター、それも少しヤレて
いる中古のものでよいのです。デルとかアイオーとかベンキューとかフィリップの本当に安いやつで。
大きさも24インチ以内の20から23インチで上等です。モニターは大きくなると、27インチとか32インチ等、
その大きさ自体で、さらにストレスを受けることになるからです。
そして通常つかうモニターは明るくしてはいけません。暗めでよくてディスクトップの背景等も暗めの色
に変えたほうがよいです。モニターが古くて黄みが掛かっていればもっと良いです。(^^ゞ 黄色は青色
と正反対の色で、ブルーライト症候群になりにくいですから。眼の悪い人がメガネを黄色くするのと同じ
理屈なんですね。
ほんとうを言うと、写真には普通の竹なり梅のモニターで十分なんですね。しかし松モニターを既に
体験した人は、残念ながらもう竹梅には戻れません。しかしご自分の写真以外は廉価モニターでよい
という判断は必要かと考えます。実際に私はそうしてますから。
なお、PCのグラフィックカードはそのままでよく、廉価モニターを挿せばPCの高度なグラフィック機能は
発揮されませんからね。高度な画質の信号を送ってもモニター側でカットされますので。
写真をよくする人にありがちなのですが、何でも最高のものでないと気がすまないという人がいます。
カメラもレンズも最高のもの。モニターもPCも、というわけですが、そこには落とし穴があるというわけ
です。私の場合はカメラレンズも安物ものも使ってますしモニターもそうですね。
実用性だけでなく、廉価の梅を使うことによって、返って松が分かるようになるからです。松ばかり使って
いては比較対象がないので本当のところが分からないのではないですか。(^^ゞ
この掲示板でも梅カメラ梅モニターを使っている人の写真を見ると、それは梅モニターで見るのが良い
のですし、それを松モニターで見るとアラが目立って鑑賞になりません。なんでも適材適所であるわけ
です。
不幸にも松カメラや松モニターを使ってしまった場合、今度は新たに梅モニターで見ることによって
本当の写真の力というものが良く分かるようになります。私が東北写真に低画素設定や廉価レンズを
敢えて使ったというのは、そういう思考の逆回転思考からなんですね。
写真画像の最右翼として、超高画素高画質カメラに最新単焦点レンズを使った写真は松モニター
でしか見れないわけですが、そういう写真もあるけれど、梅カメラ・モニターで写真をやっていくというの
もアリなんだと考えています。と言いますとそれが普通ですね。とにかくそういう写真や画質の幅を広く
していかないと、写真趣味はきっと行き詰まると私は考えます。
梅カメラ梅モニターは非常に安全であり、長く写真を続けることができます。松カメラであってもモニター
が梅ならば安全です。そういうわけでモニターというのは全ての機材を制することができるということなの
かもしれません。
とにかくプロ仕様モニターとPCは、ネコ科で言えば家猫ではなくてトラやライオンです。それゆえに極め
て危険であるということになります。私はこれを絶対にオススメしません。今回の投稿文は、あくまでも
既にプロ仕様モニターを使っている方への、トラだけでなく人に優しいネコも知ってほしいという気持ち
から書いたものです。
一般の人はすべからく情報学に関しての知識というものが乏しいものです。それで画像情報というの
はホントは凄いんだということを知って欲しかったんですね。たかだか写真画像だと言っても場合に
よってはストレスで人をダウンさせます。そして正しく情報学を知っていればそれを防ぐことができるんだ
ということですね。
最近のカメラはAI化してます。画質にしても出来る限り人の手を眼を脳を煩わせずに写真ができるよう
になりつつあり、それで面白くなくったという声も聞こえてきます。しかし画像情報処理の危うさを思うと
カメラやPCが自動でやってくれるほうがよっぽど良いかなっていう気はしてます。
カメラであれモニターであれ機材の話題は禁句というか微妙な問題ですね。あまり話題にしない方が
無難なのですが、それでは本当の情報交流になりません。この掲示板はあくまでも各ユーザーの情報
交流の場なのでありますから。
今回のモニターの件は私も長らく気に掛かっていたものの、投稿して話題にして良いものかどうか迷っ
ておりました。高級モニターは場合によってはご自分の写真の存続そのものを左右するところがありま
す。とにかくそういうものがあるのだと知って頂き、かつその簡易な対処方法も書いたつもりです。
プロ仕様モニターやPCは、あくまでも特殊な用途で使うものです。印刷現場でも竹モニターで十分であ
りましてCMYK画像は竹で十分にでます。それ以上の松ともなると本当に限られた用途で少数の方が
仕事で使うものです。例えばカメラやレンスの開発現場では最高のものを使っているわけです。たぶん
こんなやつでしょうか。https://cweb.canon.jp/v-display/lineup/dp-v3120/
そういうレベルのものを、たかが写真趣味で使うのは間違っているということに私も気がつきました。
そうは言っても、既に松クラスのものを知ってしまえば中々それ以下に戻すということは出来かねます。
またプロの写真家が高級カメラやレンズで撮影したり、カメラの開発で必要以上の画質のカメラやレンズ
を開発し発売しているのも現実です。
人間はどうしても欲というものがあるもので、常にもっと上のものを欲しがったりするのですね。
最近ちょっとタムロンのレンズに興味が湧いてきました。シグマのレンズに比べると発色もコントラストも
落ちるのですが、(解像力は同等)、しかしそのぶん階調が豊富です。ふつうタムロンはボケが綺麗と
言われますが、これにはその階調の豊富さや柔らかさがモノを言っているようです。その柔らかく優しい
画質は、あまり目の疲れを感じないところがあります。そういう考え方のレンズもあるのだと知りつつある
ところです。
写真趣味はコトを極めるのもありかも知れませんが、それよりも長く楽しんで続けることも大事ですね。
画像編集用のパソコンが突然再起不能になりまして >_<
Cドライブをパーテーション分けして保存してたデータを救出する方法はあるのでしょうか。
別のパソコンに繋げたら認識してくれないかな。。
暑い夏場と寒い冬場は、パソコンにとってもキツイ時期なんですね。
PCが起動しなくなった場合、通常考えられるのは・・
①PC内部のケーブル等(カード等も)の接続が不安定で確りと繋がっていない。また、電源部がヤレ
て正常な電流が確保できていない。(冬場によく発生します。) ケーブルやソケットなどの接続をよく
確認してみましょう。
②起動ハードディスクドライブ(HDD)のオペレーティンクシステム(OS、ウィンドウズのことです)がソフト
的に壊れてしまった。これはOSを再インストールすることでPCは救えますし、それ以前に以下の方法
でまずデータを取り出すことですかね。
③起動HDD、つまりCディスクのあるHDDのMBR(マスターブートレコード)が、ソフト的にもしくはハード
的に破損した場合。これは難しくなります。
https://www.diskpart.com/jp/articles/fix-mbr-on-external-drive.html
①と②は、別のパソコンに接続すると、HDDの中のデータは比較的容易に取り出せます。一番簡単な
のは、所持している外付けUSBドライブ(大型の3.5インチHDDが内蔵されているやつ)をバラして、中の
HDDを交換してやればよいのです。私はむき出しのHDDをUSB接続できるツールを持っていますので
なおさら簡単です。もしくは別のPCで内部接続(シリアル接続)してもよいです。
そして、問題は③です。外付けUSBドライブ接続や別PC内部接続でも、データが取り出せない、HDD
の認識すらできないというのであれば、このMBRの破損が疑われます。
MBRの破損のケースでは、
まずソフト的に破損している場合は、上のURLで書かれているようにWindowsインストールディスク、
これは壊れたPCでやります。通常のCディスク起動ではなく、ウィンドウズDVDから立ち上げて。これ
にはPCのバイオスの再設定が必要で、DVDディスクからブートするんですね。うまくいけば、これで
直せるかもしれません。
しかしハード的にMBRが壊れている場合は、もう個人ではデータを取り出すことはできないと思いま
す。破損具合にもよりますが。ハード的に壊れたということは磁気ディスク面の引っかき傷なんかです
ね。当然にそのHDDはもう使えません。それでデータを救うにはパンコンショップなどのプロに任せる
しか方法がないように思います。相応の料金がかかります。
9rさんはPCを2台持っているので色んな対応が可能ですが、PC1台でしたら、もう何もできません。ネッ
トで解決策を探ることすらできませんからね。
夏場は、暑気でPCには大敵の季節であり、通気のよいところにPCを設置するとか、場合によっては
PCのカバーを開けてもよいかもしれません。それとPCは定期的に内部の清掃(ゴミつまり)をしなくて
はならないのです。冷却部のヒートシンクやファンなどがゴミでいっぱいではPCを冷やすことができま
せん。熱は電化製品でも機械物でも大敵ですからね。機械物はPCでもそうですが、きちんとメンテナン
スさえしていれば驚くほど長持ちします。
政府は簡単に、これからはICT時代だ、リモートワークだ、ネット回線授業だなんて言いますが、PCや
スマホなどを正常に安全に動作させること自体が難しいということを知りません。ネット回線も複数
あればよいのですが料金のことを考えるとそうもいきませんね。
それからネットで色んなことを申し込むにも、セキュリティが厳しすぎて上手くいかない場合が多数でて
来ています。これは考えてみれば自己免疫中毒のようなものです。確かに簡単にすれば今度はハッキ
ングのおそれが出てくるので仕方ないところもあるのですが、とにかく使いにくくなってしまったという
のが最近のPCやネット事情です。
私は印刷屋ですが、印刷や出版、新聞などの古い情報文化の人間からみれば、今のあらゆるネットの
ページやサイトのいい加減さ、使いにくさというのは素人そのものレベルだと感じています。広告と
本文すら見間違えるというようなデザインや、平気で業界用語を一般ユーザーに投げつけるというよう
な不親切さというの、本当の情報文化のレベルに達していないと考えています。
だいたい考えてみても日本人なのにローマ字打ちのキーボードなんて変でしょう。(笑) またスマホの
文字打ち配列なんて子供レベルですね。
リモートで仕事が出来たりとか、大学の授業がそうなったりするのは馬鹿げています。リモートで会社
の仕事ができたというのは、単にその部署は機械のAIでも出来るということなので将来は消滅するだ
けの仕事です。大学の授業がリモートだなんて、それだったら通信教育でもいいわけで、一流大学は
一流の教授や学生と直に語り合えるからこそ意味があるのであって、ネットで授業なんて大学の存在
意味すらありませんから。
まあボヤいて仕方ないのですが(^^ゞ、PCは基本は家電製品でも、脆弱でデリケートなものですから
特別な配慮が必要ですね。
ところで車に貼る放電アルミテーブですが、思いついて換気扇のプロペラに貼ってみました。驚くほど
静かになりました。振動もなくなり高効率。これ特許モノかもしれません。(笑) しかし扇風機に貼るの
はご法度です。
放電アルミテーブの原理は仕事の現場でも生きていて、扇風機で各種製本機械を通風してやると動作
は安定してきて高効率になりました。自分の車で色々と実験を重ねた甲斐があったというものです。