タムロンレンズ
Exif情報
メーカー名 Canon
機種名 Canon EOS-1D Mark III
ソフトウェア Capture One 7 Windows
レンズ
焦点距離 35mm
露出制御モード 絞り優先
シャッタースピード 1/3158sec.
絞り値 F2.0
露出補正値 -0.3
測光モード 分割測光
ISO感度 100
ホワイトバランス
フラッシュ なし
サイズ 3888x2592 (3,595KB)
撮影日時 2007-01-04 01:54:29 +0900

1   kusanagi   20/07/27 23:36

このタムロン35ミリf1.4、キタムラさんからメーカーに聞いてみると、古いカメラ機種には対応
していないようです。それで1Dマーク3や1DSマーク3では、ピントずれのオンパレードになった
わけです。手持ちのカメラでは5Dマーク2や7DではAFは正常でした。
同じタムロン35ミリF1.8が古い1Dで使えるだけに、ちょっと、と言うかかなり残念です。
発色は私が期待した淡い発色ではなく無理やり色を乗せている感じで後調整が必要です。この
写真はほぼ調整無しでコントラストを僅かに強めたのみのケース。
このタムロンのレンズは緑が黄緑になるケースが強く、それは安っぽい色なので、後調整は
可能とはいえ、ここらは完全にシグマに負けています。
しかしボケの柔らかさは特筆モノでして、あらゆる絞り値でも綺麗で自然なボケ味となります。
シグマのレンズはあまりボケが綺麗ではないので、そう言えば、笑休さんこそこのタムロンを
使うべきだったという気がしてます。
それから彩度がf1.8レンズに比べれば上がっていて、リアル感が増していますね。これも好印象
です。
高解像度のレンズをたかが1000万画素のカメラで使ってみたわけですが、別段問題があるわけ
ではなくて、とにかく柔らかい描写とボケの美しさが印象に残りました。

今回はちょっと失敗の巻の事例ですが、機材導入では当然に失敗も成功もあるわけで、その
失敗を噛みしめることで写真への理解がより進むと考えています。
私の場合はもう、写真という名のテクニックや手法には関心がなくなっていて、単純に画質を
味わうとか、それからひたすら歩くだけの記録撮影とかになっています。
このところの単焦点レンズ導入は画質の味わいを楽しむものですね。このレンズ、本当は低画素
の古い機種で使いたかったのですが残念です。MFでフォーカスエイドが効くとはいえ、この繊細
すぎるレンズをファインダーのMFで合わせるのは至難の業です。

2   kusanagi   20/07/29 22:08

最近は手持ちカメラを区別して使おうかなって考えてます。
まず記録写真として使うカメラ、これはまた歩きの撮影でもありますね。撮った写真は殆ど見ない
のでなんでも良いから写ればよく、小型のカメラに標準・広角ズームを着けたやつ。これには
APS-Cやフォーサーズのカメラをあてがうことにします。
次には、めったには撮影しないのですが、画質を楽しむカメラとして、フルサイズかAPS-Hサイズ
のカメラを使うことにします。レンズは出来れば単焦点レンズ。またオールドレンズなども。画質と
言いますか描写を味わうカメラですね。そして低画素のカメラがよいです。

このボケの美しいレンズをみて、笑休さんを思い出したのですが、さてフジ板を振り返って見てお
りますと、23ミリF1.4レンズというのがありますね。35ミリ相当のレンズなんでして、素晴らしい
レンスだともっぱらの評判です。しかしそういうレンズも捨ててシグマに行ったわけですね。
それは何故でしょう。私の考えとしては所詮はAPS-Cカメラは画質として描写力としてフルサイズ
には敵わないからです。
APS-Cやフォーサーズカメラは、カメラもレンズも小さくなるし軽くなる。そこが利点です。そして
値段も手頃ですね。しかしそれ以外はフルサイズには敵いません。

今回タムロンの35ミリやシグマの35ミリなどを試してみたのですが、純正レンズの半額という価格
でありながらも圧倒的な描写力があるのであって、しかしあくまでもそれはフルサイズカメラで撮る
からそうだと言えるわけです。APS-Cやフォーサーズに着けて撮ったところで大したことはありま
せんから。つまりフルサイズは、描写を楽しむカメラとしてはそれほどに有利であるということだと
思います。

それで改めて大事にしたいと思ったのは、画素数の低いフルサイズ機ですね。やはり階調が素晴
らしいのです。高画素のフルサイズはやはり描写が硬いです。硬いというのはコントラストが付き
過ぎなんですね。それはどんなカメラでも高画素タイプになると、硬調のコントラスト過多になり、柔ら
かな描写とはなりません。ボケも汚くなりますし。何といっても階調が乏しいので中間階調がなく
なっているんですね。それで解像力がありシャープであるというだけかもしれませんね。
しかし低画素フルサイズカメラは、ソニーを除いてもう古いカメラばかりですから、いづれは使えなく
なります。楽しめるのは今のうちかなって考えています。

以前に私が問いかけたところの超高画素高画質カメラ問題というのは、要するに精細に見てみれば
画質に於ける過剰コントラストの問題であり、多画素数というのはその途中経過でのことであって、
本質的には強いコントラスト、硬調で眼にキツい画像が問題であるのだということになります。
これはまたモニターとも密接な関係があり、高輝度モニターでみれば耐えられないことになるわけ
です。これらにやられてしまって、それで超高画素高画質カメラをお使いだった投稿者が姿を消した
ということになるじゃないですかね。

低画素フルサイズは確かに高コントラストなのですが同時に豊かな階調がありますし、それで柔らか
な描写をします。コントラストは強いけれど眼にキツくない。そもそもそ現実の世界はそのようなもの
です。裸眼で光景を見れば、写真なんかとは比べものにならないほどに高輝度・高コントラストなの
ですが、同時に豊かな階調があり柔らかい光景世界なんですね。それと現実光景は光に反射された
光景ですが、モニターは直接光です。この違いもあるので、モニターで写真を鑑賞することであれば
思った以上に柔らかく緩いコントラストにしなければならないようです。( これが印刷ということになる
とまた考え方も違うんですがね)

こんな感じで、だいたい考えが煮詰まってきたようですね。長らく疑問符が付いていた超高画素高画
質カメラというものの実態が見えてきたように思えます。そういうカメラ、確かにプリントや印刷をすれ
ば素晴らしいものがあるのですが(アサヒカメラの写真でもそう)、モニター鑑賞では辛すぎるというと
ころでしょう。

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