メーカー名 | SIGMA |
機種名 | sd Quattro H |
ソフトウェア | Windows Photo Editor 10.0.10011.16384 |
レンズ | |
焦点距離 | 70mm |
露出制御モード | 絞り優先 |
シャッタースピード | 1/800sec. |
絞り値 | F4.0 |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 3616x5424 (1,170KB) |
撮影日時 | 2019-06-29 18:09:37 +0900 |
仏事の花‥そのようなイメージの花
泥池に根を張り、花芽を空に向け伸ばし開花させる
その姿が、感銘を受けるのでしょうね。
ハスは大変きれいな花ですよね。レンコンを取るために栽培しているところは多いです。
30年前となりますと、カラーフィルム時代時代ですね。おそらくイオス1V等に単焦点Lレンズを着けて
撮影していたユーザーのことを指したのだと思います。中判カメラだったかもしれませんし。
こういう場合、ファインダーは物凄く綺麗で、そのファインダーを覗いているだけでユーザーは満足す
るところがありそうですね。何を見てもキレイですので撮影にテクニックを労しません。
そしてプリントに出すわけですが、それらのプリントの設定は多くの廉価なカメラやレンズの設定に
なっているので、出できたプリントはそのレンズの性能を出すことはありません。そこでがっかりする
のか、満足するのかはユーザー次第です。(笑)
デジタル時代となり、高級カメラやレンズを使うとなりますと、PCとモニタースクリーンが抜群でないと
本当のカメラ・レンズの性能を見ることは出来なくなっています。また印刷の場合だとプリンターや
印刷会社との連携も求められますし。
プロの方はそこら辺をご存知ですので高級な機材を活かすことができますね。しかし一般のユーザー
は中々そうはいきません。カメラ機材はよくても、後工程が尻すぼみという事態が多いのではないで
しょうか。
写真のテクニックは機材によって変わるところがあります。スマホやコンデジと高級カメラとは表現の
仕方が大きく変わりますね。機材が良ければストレート勝負が出来るのですが、機材にハンデイが
あれば変化球を使わないとうまくいかない場合がありそうです。また同じカメラでも装着するレンズに
よっても表現手法は変わってくるでしょうね。
しかし一般的に言えば、機材は最小限にするのが写真のテクニックは上手になるはずです。多くの
機材を抱えているとそれらの熟達が疎かになるからです。プロの方は機材は高級なものを使います
が、使う機材は決まっているもので、そんなに多くのカメラやレンズを使っているわけではありません。
高級な機材か、低廉な機材か。それはそれぞれに難しさがありますので一概には言えません。
プロの方は間違いなく高級機材を使われますが、これは一般ユーザーと差別化をつけるためです。
それは直截には描写力の差となって現れます。
同じプロでも写真作家の場合は芸術的に振るわけですが、使う機材は案外に古かったりするそうです。
あまりアマチュアと違わないものを使っているのではないでしょうか。
高級機材ばかりを使っていた(本当にそうなのかは知りません)方々は、この掲示板からは身を
引かれています。なぜそうなったのかは私も本当のところはよく分かりません。この掲示板を離れても
他のところで活躍されているかもしれませんしね。
ただ言えることは写真の狭い領域でのみ、自分の写真をやっていたからではないでしょうかね。
例えば機材ひとつにしても、高級なものばかりでは飽きがきます。低廉なものや古いものも同時に
やっていれば考え方が違っていたかもしれませんね。
おそらく写真の目指すものはひとつところであると考えていた節があり、それには高級機材が大前提
だと思っていたのではないでしょうか。これは最初に結論ありきの思考であって、現実には即しない
ものです。現実主義ではなく理念主義です。これには限界があります。
例えばスマホでも良いカメラを搭載のスマホで撮影条件がよければ、普通のカメラに負けない描写
をします。そういう例の投稿もありましたね。(山岳写真のMGさん) また高級カメラでも着けるレンズ
と画素設定次第ではコンデジ並みの描写になるということも。(これは私がやりました)
こういう具合にフレキシブルに富むのがデジタルカメラなんでして、権威主義的に考え方を硬直化させ
ては、写真は長く続かないのではないでしょうか。
アマチュア写真は長く続けられるというのが目標みたいなものです。写真でお金を稼ぐでもなし、自分
の写真を人に見せてイイネをしてくれることでもないし、とにかくコンスタントに自分の力で長く続けて
いけるというのが、本当に写真上手ということになるのではないでしょうか。
機材と写真は密接な関係があって、機材が変われば写真も変わる。というのが私の考えです。
ですから写真の到達点というものがあるとすれば、それは機材の数だけあるのではないでしょうか。
そんなわけで写真のヘタウマというのも機材から必然的に導き出されるものなので、高いカメラ持って
いる人に限って写真が下手というのは当たらないと思いますよ。
この話は、キヤノン板のSさんも言っていたような気がするのですが、彼の得意な野鳥撮影でも、最新
のミラーレスカメラ+ミラーレス専用レンスの凄さは大変なものがあり、ピントはジャスピンですね。
もしかすればキヤノンのRAWソフトも従来とは違っているのかも知れませんし。
しかし撮影する分には従来のデジイチの光学ファインダーで見るのが楽しいと思います。そんなわけ
で機材が変われば写真も変わるし、自分の満足感というのも変化してきますね。
最近は若い人がフィルムカメラを使う場合があるそうです。1万円くらいで買えるので、デジタルにはな
い写真の楽しみを求めているように思います。デジカメの方がキレイに上手く撮れるのに。と言っても
若い人には通用しないでしょう。あえて不便な、しかし味わいのある写真を求めているわけでしょうから。
デジタルになって、写真機材にはお金をかけて・・肝心のPC、モニターは??そういう人多いですね、デジタルは、最初に作業環境を整えてが大切です。
フィルムの頃は、現像プリントをラボに任せて・結果を見て‥がっかり・・とにかく安い,速いを選択基準に選んでおられる人もおられました。プロの場合は、proラボへ出すのが常識でしたが、撮影時のデータ収集、記録として残す、(絞り,F値だけでなく)フイルムの製造Noによる変調の違いを情報をもって撮影、依頼者は以前の仕事に満足されて、再度仕事を廻してくるので・仕上がりが違うと、焼き直しを求められ・・仕事が来なくなります。プロとしての生命線がかかっているわけです・・アマチュアは、文句も言われずに、自分の撮りたいものだけ撮っておれば楽しく、幸せ・・頼まれ写真なんぞ、撮りたくない、その様に思います。
花のこのような姿を絵にするとは私には思いもつかない発想です。
その辺が私のようなぼんくらカメラマンとの差なんですね。
精進します。
>肝心のPC、モニターは??そういう人多いですね、
うう、耳がキリキリと痛みます。
モニターも買い替えたいんですけどねえ。
そうすると、PC自体も換えないとモニターに追い付かない。
相当の出費になるのでPCが壊れたらついでに、という感じです。
それまではソフトで遊んで誤魔化します。😅
高級機材、と言いますか正確には高性能の機材です。これを使っていた方々、かつてのレンズ板に
投稿をなされていた方々であったわけですが、ひとっだけ確実に言えそうな事例があります。
その方は最終的には、クワトロHとニコンD850をお使いだったかな。それ以前にも高級なカメラを次々
と試されていたと思います。
そしてひとつ、非常に特徴的なことをしていて、それはオールドレンズですね。マニュアルタイプの古い
ブランドのレンズを、それらの最新高性能カメラで使っていたわけです。これは考えてみれば異形な
スタイルですね。しかし私はそれを好ましいことだと思っていました。
そしてもうひとつ特徴的なことは、その方の写真画像を見て、これは明らかに高性能モニターと独立
グラフィックカードをお使いだったろうということです。そういうのはアップされた画像を見れば分かる
ものなのです。
それでまとめると、高性能カメラ+オールドレンス+高性能PC/モニターの組み合わせだったという
ことです。
ところが、そういうやり方をやめて、使用レンズを最新の高性能レンズに変えたのです。そうすると
投稿された画像は最新の高性能機材の組み合わせ、ということになりますね。
高性能カメラ+高性能レンス+高性能PC/モニターです。これになった時、しばらくして彼は投稿から
去りました。ここまで書くと分かると思いますが、オールドレンズというのはいくらブランドであっても
今ではジャンクレンズと大して変わりありません。
それから高性能カメラ+高性能レンズ+廉価PC/モニターだとオーケーです。オーケーというのは
写真を続けられるという意味で言っているわけですけどね。
そういう方もおられたようですね。写真投稿に歯止めがきかなくなり、結果的に去って行きましたが。
彼の場合はカメラとレンズは最高でしたが、おそらくPCとモニターが普通のものだったかもしれませ
ん。仕上がりに繊細さがなく常に単調だったので、あまり良いモニターは使っていかなったように感じ
られます。4Kモニターも導入されていましたが、これは投稿に歯止めが掛からなくなった意味しか
なさそうです。
もうひとつ追加をしますと、RAWソフトというのもレンズとPCの間に位置するはずです。フォトショップ系
などは優れています。私も今回の投稿不全問題で、しかたなくキヤノンDPPやニコンNXを使いました
が、正直言って使う気がしませんでしたから。(なお、もしかすればミラーレス用の最新DPPは優れて
いるかも知れません。念のため)
ですから厳密に言えば、高性能カメラ+高性能レンズ+高性能ソフト+高性能PC/モニターという組み
合わせになるだろうと思います。しかしこの組み合わせだと、当然ながら長く写真を続けることができ
ません。(笑)
それで、どこでもいいからそれらの要素のうちのひとつ、2つを落としてやるんです。そうすれば長く
写真を続けることができるように思います。これはデジタル写真術の密教のようなものなので、普通は
誰も言いません。分かっている人がいても、わざと言わないことにしているのです。(笑)
これでもうお分かりのことかと思いますが、パーフェクトな機材的写真は、つまりハードウェアとしての完璧さは、実際には写真として存在することができないようになっているということです。これとこれと
これとこれとを組み合わせれば最高になる。それが目指す写真だ、というのは現実にはあり得ないと
いうことだろうと思います。
写真が面白いと感じる時というのは、これらの3要素なり4要素のうち、半分くらいを高性能化すること
です。残り半分は敢えて低廉なままにして置く。その段階辺りが一番面白く写真をやれるはずです。
これは統計ブラフなんかでよく見る真ん中あたりが一番膨らんでいるやつですね。左端と右端は極小
レベルです。数学的には大数の法則とでも言うんですか。
とにかく真ん中辺りの一番美味しいところ、一番効率が良い所を目指すのが、写真を長く続ける秘訣
なのであって、まさに写真の目的というものがあればそれになります。
こういう考え方は多分普通はしないでしょうね。単純に考えて左端の最低ラインから始まって右端の
最高レベルまで目指す、というのが一般的な考え方だからです。しかしそれはあくまで理念主義であっ
て、数学的かつ現実的ではありません。
分かりやすい例で言いますと、山に登るとします。平地から登って行って最高点の高さまで行きます。
しかし山登りは必ず下りがあるんです。到達点は山の天辺ではなく、登り始めと同じ平地なんですね。
ですから居心地が良いからといって、いつまでも最高地点の天辺辺りで居座るわけにもいかないのが
写真です。浦島太郎も竜宮城にいつまでもいたわけではありません。いや、太郎は長く居い続けた
せいで、その後の人生はなくなりました。
とにかくこれらを人為的に操作して、山を何度も登り降りすることができますね。普通の人生は一山の
一回ぽっきりですが、登山や写真は何度も登り降りすることができます。写真の本当の面白さは、この
ゼロから始まって再びゼロに戻るということ。そしてその繰り返しであるということですか。
こういう話は、写真の原論でして、そのベースにはハードウェアとしての機材というものがありますね。
それへの分析なのでして、その上に乗っかかっているのが、普通皆さんが語る写真の目的とかテク
ニックとかテーマいうものでしょうね。それらはソフトウェアというわけです。そういうソフトも大事ですけ
ど、それらは全てハードウェアに乗っかかっているものでしかありません。ここのところは混同しない
ようにしてください。
ちなみに私が今やっているのは、最後のPC/モニターをなくしています。写真を撮っても現像をしない
ので。(笑) これで身体に掛かる負荷を減らして撮影のみに邁進することを選んでいます。写真は
カメラとレンズだけでも出来るんですね。むろん写真のテーマというソフトウェアは活かしたままです。
写真原論が分かれば、こういうのもひとつのテクニックですかね。