ライトル調整調整
Exif情報
メーカー名 Canon
機種名 EOS-1D X Mark II
ソフトウェア Photoshop Lightroom 5.7.1 (Windows)
レンズ EF24-105mm f/4L IS USM
焦点距離 24mm
露出制御モード 絞り優先
シャッタースピード 1/10sec.
絞り値 F7.1
露出補正値 -1.7
測光モード 分割測光
ISO感度 100
ホワイトバランス
フラッシュ なし
サイズ 4000x2250 (2.17MB)
撮影日時 2021-05-28 13:25:02 +0900

1   裏街道   2021/5/28 20:13

DPP4でTIFF変換し買い取りタイプの古いライトルームにて調整。

2   kusanagi   2021/5/30 00:31

この富士の写真、明暗さ、ラチチュードが極めて広いです。こういう場合にはユーザーの視聴するモニ
ターによっては暗部が潰れたりするんですね。
私が今見ているモニターではギリギリなんとか地上の暗部が見えていますが、キヤノン板に貼られた
ものは一見すれば潰れて見えます。私のモニターは皆さんが見ているものよりは高品位のものですが
実は態と輝度を落としているんですね。
逆に低廉のモニターであれば暗部は十分見えると思います。それはモニターの性能として見せるラチ
チュードの幅が狭くて、暗部と明部の明暗の差が少ないからですね。

ネットで各ユーザーのPCとモニターに合わせて正確に見せるというのは難しいと言いますか、事実上
無理だろうと思ってます。たとえばGEMさんの投稿された写真はだいたいだるい感じのコントラストの
低い写真でしたね。私のネット接続のモニターでもそう見えます。ところが私が別に使っている画像処理
専用の高品位PC/モニターでは、中間色の豊富なすばらしい絵が出てくるんです。つまり彼はそういう
高級な機材で写真を処理していたんだということでしょう。
私が投稿する場合は素のままで投稿する場合もあるし、平均的な視聴者のモニターに合わせて調整
してから投稿する場合もあって統一はされていませんが、基本アドビRGBでやってます。つまり通常の
モニターでは良い色が出ないだろうということですね。

ですから裏街道さんが常に使っているPCモニターでは、場合によっては投稿者が本来意図した雰囲気
の画像が、裏街道さんのモニターには映し出されていない可能性があります。
高品位モニターと低廉モニターの相違は、言うなれば一流の料理店の味と数百円のランチが食える店
の違いと言ってよいかもしれませんね。
しかしながら、私は高級なPCやモニター、さらに言えば高級なカメラやレンズ等は必要がないと考えて
いますので、高級料亭の味など知る必要はさらさらないということです。それよりも大切なのは素材です。
栄養価の高い素材の良さが写真画像の本当の引き立て役となりますね。
そういう意味ではモニターは低廉なもので十分ですし、カメラもレンズも安物でよいんだということになり
ます。そういう中で写真を、画像処理も含めて十分に楽しめればよとと考えていますね。

ついつい皆さんは写真の画像こそが全てだと思われているかも知れませんが、本当の写真行為という
のはすばらしい写真を撮って作って人に見せることではなくて、素晴らしい光景に自分がその場で出会っ
たこと自体が大切なのだということでしょう。これを勘違いしてしまうと人は写真をやっていくことができなく
なります。
この写真は、きっと裏街道さんが素晴らしい光景に出会って、それを一所懸命に記録撮影した、そういう
写真であろうかと思います。またそういう撮影者への想像力を掻き立てることが大切であって、それが
写真の交流であるということになります。

https://photoxp.jp/pictures/216729
この6番でS9000さんが、カメラオタクは写真が下手、というのがありますが、現実を言えばカメラオタクと
いうかマニアは、もう自己の写真の存続すら危ういところに来ています。高級なカメラやレンズを使い、良
い出力機で写真をやられていた方々は、少なくともこの掲示板では淘汰されました。写真の投稿も撮影も
できなくなってしまったわけです。
それは素直に考えればカメラ・レンズ・PC&モニターが高級過ぎたからでしょう。現在のカメラ技術では
既にアマチュアが写真を楽しむべき高級機材というのは無くなってしまったのです。今出ている高級機は
だいたい本職が仕事で使うものばかりですね。もしくは本当のマニアが必死になってオタク度全開で使う
べき機材ばかりです。
私が思うのには、所謂カメラマニアと言われていた方々は、IT技術の経験と知識が大きく不足したように
思います。昔ながらのカメラやレンズの知識と経験はあっても、それでは私が常日頃問題提唱をしていた
漏洩電磁波問題とかVDT候群等は何一つ理解できなかっただろうということです。

1000万画素のカメラと2000万画素のカメラ、この両者は何も問題がなくて、しかし2000万画素のカメラは
良くて4000万画素のカメラは危険、というのが解らないというのは、それはマニアではなくて小学生だろう
ということです。2倍はよくて4倍は危険?意味分かんねえ、というのは小学生ベルだからですね。
そういうわけでS9000さんの言ったカメラオタクは写真が下手というのは、カメラオタクはその本領である
知識と想像力が大きく不足していたということでしょう。これはカメラマニアの絶対的な敗北です。

私が仕事で数百ページ冊子の複写撮影をした時、カメラは3000万画素ではなく1200万画素のカメラで
撮影しました。最終印刷形態と画像処理の手間とを総合的に考えた時、32ビットPCで処理できる1200万
画素の画像で十分だと考えたからです。3000万画素の画像は無駄ということで。仕事では無駄なことは
コストに跳ね返りますし時間と労力の浪費になります。
しかしマニアの遊びではこの厳密な思考がなくなり無駄のオンパレードになります。ぼんやりとモニターの
前でうっとりと画面を眺めているということもあるでしょう。時間を潰すのが楽しみの時間という場合も。

ここにアマチュアマニアの落とし穴があるんじゃないですかね。
2000万画素のカメラでは許されたことが、4000万画素のカメラでは成り立たなくなるんです。以前1億画素
の写真画像を精査したことがありますが、細部に至るまで完璧な処理をされていましたが、これとて2000
万画素の画像処理の時間と変わるものではありません。写真を本業とされる方にとって画素数というの
は、PCの負荷の考慮はあっても労力の違いがあってはならないからです。
ですからこれからアマチュアが超高画素機を操ろうとする場合には、自分の撮った写真に耽溺してはいけ
ないということになります。自分の写真に溺愛できるのは2000万画素くらいまでです。せいぜい3000万画
素まででしょう。それとても最新のミラーレス機になりますと高画質となりますので注意が必要です。

そしてアマチュアが遊びで楽しむことに於いて絶対的に安心感があるのはフルサイズ2000万画素くらい
のカメラなのでそこに抑えておくことです。それも一眼レフが使いよいですね。ミラーレスとなるとEVF問題
が浮上してきますので。
そういうカメラで撮ったのであれば何をして楽しんでもかまわないということでしょうか。
そしてアマチュアの中でもマニア度が高じてどうしても超高画素高画質のカメラを使いたいという方がいれ
ば、プロ並みの厳密な思考と労力コスト意識でもってやらなければならないということになります。しかし
それでは写真を楽しむということにはならないかもしれません。

そして肝心なのはカメラが何であれ、撮影時の楽しみということでは画素数や画質などは関係ないという
ことではないですか。私はこの撮影時こそが最も大切なことだと思っています。そして撮影時の楽しさや
有意義さでは一眼レフが優れていますね。それは光学ファインダーの存在です。
裏街道さんはとても運の良い方でして、何も考えずとも理想的な路線を行っているようです。これは余計
な欲がないからでしょうね。カメラマニアで高級機を使っていた方々は、自分を良く見せたいという自分の
見栄で高級機を買い、そして自らの首を絞めたというところがありそうです。こういう権威主義的な見栄は
フイルム時代には許されていいましたが、デジタル時代ではそうは行かなかったということです。デジタル
時代ではカメラマニアは写真が下手だけで済まないのです。(笑)

戻る