メーカー名 | OLYMPUS IMAGING CORP. |
機種名 | E-M1 |
ソフトウェア | Capture One 8 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 18mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/320sec. |
絞り値 | F11 |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 2500 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 1200x688 (429KB) |
撮影日時 | 2014-01-22 10:06:46 +0900 |
ちょっと面白そうな記事がありましたので上げてみます。(^^ゞ
価格コムOtus 1.4/55 [ニコン用] 「一生かけてこのレンズ1本を味わい尽くしたい」
https://review.kakaku.com/review/K0000623794/#tab
この記事の中でリンクを張られているのが、
「Simplicity / Ken Rockwell -シンプルということ- 」
http://d.hatena.ne.jp/Blue-Period/touch/20131013/1381670801
米国の写真家ですがサイト氏によって和訳されています。
さて実際のところ、じゃあケン・ロックウェルさんがシンプルライフを送っているかというと決してそうでは
ないのですが、しかし書かれていることは実にまともで真実を突いているところがあります。
また価格コムの方も、非常に高価なレンズを購入することへの言い訳にケンさんの言葉を引いているわ
けでしてね。つまりご両人とも実際の行動と語る理想とは違っていたりするわけです。(^^ゞ
これを矛盾として捉えるのではなく、そもそも矛と盾との相互邁進があったからこそ、結果としての本当の
真実というものが見えてくるというのがリアルな現実なのかなと私は思っています。
ケン・ロックウェルさんも価格コム氏も言っていることはシンプルなのでして、撮影に持ち出す機材は最低
限にすべし。つまり1台のカメラと1・2本のレンズだけで、ということなのでしょう。
そして、これを文字通り実践されているようなのが、キヤノン板におられます。(^^ゞ
現在は野鳥三昧の撮影なのでおそらく他のレンズは持ち出していないのではないでしょうか。
カメラ1台レンズ1本での撮影は、この私も現在進行中で試しているわけですが、以前のように複数の
機材を持ち出しての撮影とは、やはりちょっと違うねえっていう気がしています。
何がどう違うのかはまだうまく説明できないのですが、確実に言えそうなのが機材に関する関心が薄くな
るということ(想定内)と、もうひとつは、他者の写真に対する関心も弱くなっていくということでしょうか。
キヤノンの人に特徴的なことは、自分の投稿するキヤノン板だけしか感心がないということです。同様な
ことはMN研の人達にも多少は言えそうです。(板としてですが) それがどうのこうのと言うのではなくて、
そういう現象が見られるということなんでしょう。そしてこれはとても注目すべきことだと考えてます。面白
い現象ですから。
もしかすると多くの機材を駆使するということは多様な見方ができるということで、これもまたある種の写
真のやり方なのかもしれません。生物多様性に通じるとしころがあって、全体として生き残りが高くなるの
はやはり多様性の獲得でしょうか。
この掲示板がこの先、短く感じられるのはその多様性を失いつつあるということかもしれません。
確かに個人としての観点からは一台一本のカメラで十分であって、それで自分の写真を追求することが
できるかもしれません。しかし全体視ずれば必ずしもそうではないのかも分かりませんね。
やはり思い返してみますと、私が影響を受けた投稿者はやはり多様性の機材の人でしたし、たとえ捨て
ハンであったとしてもコメントをもらって写真について考えることができたわけであったので、やっぱり写真
は自分だけの他を振り向かない路線で行くのでは限界があるように思えます。
ケン・ロックウェルさんの提言は考えてみればマトモ過ぎるのであって、理想論として現実には即していな
いということが言えるかも知れませんね。現実というものはもっともっと複雑なのであって理想論で言える
ものではないからです。