無題
Exif情報
メーカー名 OLYMPUS IMAGING CORP.
機種名 E-M1
ソフトウェア Capture One 8 Windows
レンズ
焦点距離 200mm
露出制御モード ノーマルプログラム
シャッタースピード 1/200sec.
絞り値 F6.3
露出補正値 +0.0
測光モード 分割測光
ISO感度 2000
ホワイトバランス
フラッシュ なし
サイズ 2700x3600 (5.08MB)
撮影日時 2014-01-31 09:52:53 +0900

1   kusanagi   2021/9/23 11:54

MN研の投稿写真に感銘を受けました。以下はそれへの私なりの感想となっています。(^^ゞ 
https://photoxp.jp/pictures/218087

これは興味深い写真を見せてもらいました。最初はコメントを読まずに写真を見ていると手前の木々
が揺れていて、風が吹いているのか?と感じたのですが少し変です。それで列車の車窓からの撮影
だったことが分かりました。まさか!という感じです。
とするとこの撮影はガラス越しであるのですが、そのあまりにものクリーンな描写には唖然ですね。
よっぽど空気が澄んでいたというわけです。台風一過ではよくあることだとは言いながら。
余談ながら、このレンズの凄さに驚いていて、おそらくEkioさんがお使いのレンズでは最高性能の描写
をするものではないでしょうか。正直私も欲しくなっています。(^^ゞ 

そして関心は武甲山へと向いてきました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1204780.html
ここでかつての武甲山の姿が見えるのですが
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/68367?page=2
このように産業の発展と共に武甲山がどうなっていったのか綴られています。ここ秩父の武甲山だけ
ではなく、日本各地で採石されて姿を変えた山は数多くあるわけです。自然破壊の典型ではあるもの
の、この犠牲がなければ都市もインフラもできません。同じようにダムで水を確保しなければ都市は
運営できないわけですね。

よく考えてみれば写真家は、そのような都市と山の深い関係を観察し記録することができます。社会や
人々と自然との関係ですか。それはある意味、写真家の特権であるようにも思えますね。
よくネイチャー写真として、残された微細な自然を写真として撮影される方々が多いのですが、花々と
か昆虫とか鳥とかですね。確かにそれは綺麗で我々を楽しませてくれます。しかしそれは本当の本質
を表現しているとはいえない部分もあるような気がしています。美意識を探求すればそこに幻想が混じる
ということでしょうか。そういう細部は必ずしも普遍を現してはいないのかもしれません。
しかしながら細部に神性が宿るのも確かであって、その自然力がやがては自然回復の大本になってい
るのは間違いのないところです。

この里山の写真はかつての山容ではないのですが、しかしこれはこれで現実を表していて自然な光景
だと言えますね。日本の自然回復力は強いので石灰石が採りつくされれば、やがては本来の自然な
山に戻ることでしょう。随分な時間は掛かるものの。
考えて見ますと、我々が使っているカメラやレンズですらも元は山から採られた金属や石であるわけで
す。何一つ自然に影響を与えずに済むものはありません。

非常に良い写真を見せてくれました。私も地元四国の自然と社会との写真を撮り考え続けているので
すが、つくづく自然は偉大であることに感じ入っています。最近はオリンパスで撮影することが多くなり
ましたが、これはEkioさんの影響かもしれません。(^^ゞ 空気さえ澄んでいれば大きなカメラに負けない
描写をしてくれます。
思うに掲示板のこの板は、オリンパスとかペンタックスをお使いの方か多いようです。小型カメラであって
色んな意味で負荷の少ない機材のように思えます。日本的なカメラとも言えそうですね。

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