メーカー名 | OLYMPUS IMAGING CORP. |
機種名 | E-5 |
ソフトウェア | Capture One 8 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 101mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/640sec. |
絞り値 | F4.5 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 200 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 3024x3550 (5.24MB) |
撮影日時 | 2010-01-01 20:33:55 +0900 |
パンフレットに拠りますと、香川は獅子舞王国のようです。ほんとかなって思いますが、何せ子供の頃から
祭りには獅子舞が当たり前の環境で育ったので、ごく当然だと思ってましたから。もっとも香川でも西の方
は太鼓台とか、「ちょうさ」とか言われるものがあり、それが獅子舞の代わりになっているのは知ってまし
たが。
ともあれ獅子舞保存会の有志の方々が栗林公園でコロナ後初の祭りイベントをしてくれました。祭り大好
きの人間としては、どうしても撮影に行かざるを得ないということでシコシコと行って参りました。
見物人の方で私より少し年上の女性とお話ができたのですが、女性は香川の出身ですか嫁ぎ先が県外
で、そこは祭りに獅子舞がないとのこと。それで久しぶりに地元に帰り、子どもの頃に親しんだ獅子舞を
見れて感激で涙が出たと申されておりました。
そういえば私も数年前、震災の福島を見て回ったあと女川で祭りを獅子舞と太鼓の音を聴いて涙が止ま
らなかったことを思い出しました。祭りというのは我々の心の奥深くから吹き出てくる何ものかであるようで
す。
祭りはとりわけ獅子舞は人々を元気付けてくれます。獅子舞を舞うには10代から20代までで40にもなろう
ものなら息が上がって舞うことができません。その若さのエネルギーが観る者全てを鼓舞してくれるので
はないでしょうか。
獅子舞は神社における、おそらく狛犬(獅子)の芸能版だろうと思います。祭りに於いては獅子舞ほど皆か
ら愛されるものはありません。ユーモラスでコミカルな舞は、それでいて古からの伝統を守っている獅子
舞は、やはり祭りにはなくてはならないものです。犬のように激しくて猫のようなしぐさもあったり、また牛
や馬のようでもあって、見ていて飽きません。
本当はイオス1D系で撮ればよかったのですが今回は慣れたフォーサーズということでオリンパスE-5で
撮りました。それ1台のみでレンズは高倍率ズームの12-60がメイン、ついでに50-200と9-18でも少し。
4500ショットの撮影です。祭りイベント撮影の場合は連写で数多く撮って後で選ぶというのが定番ですの
で久しぶりに大台の撮影量となりました。バッファが詰まることはなかったですね。撮ればとるだけ記録さ
れていきました。昔はそうは行かずでカメラ2台でないと間に合わなかったのですが。
一度だけエラーでジャミングしましたがそれ以外は完全に撮影できていました。レリーズタイムラグは多少
あってイオス1Dのようには行きませんでしたが中々スムーズに撮影できたと思ってます。AFも当然1D並
みとはいきませんでしたが。
フォーサーズはこういう祭りの撮影もこなせるということでけっして2流のカメラではありません。最新の
オリンパスだとE-M1Xがプロ機になるのですが、これだとイオス1D系に劣ることはないでしょうね。