メーカー名 | PENTAX |
機種名 | 645D |
ソフトウェア | Photoshop Lightroom 4.1 (Windows) |
レンズ | |
焦点距離 | |
露出制御モード | 絞り優先 |
シャッタースピード | 1/60sec. |
絞り値 | |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 中央重点測光 |
ISO感度 | 200 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 4000x2996 (6.49MB) |
撮影日時 | 2020-11-28 21:52:23 +0900 |
ペンタックス645Dで致し方なく、手馴れたキャプチャーワンからライトルームを使うようになっているの
ですが、こと645Dに関してはソフトの動作の重さに不本意を託っています。やはりキャプチャーワンは
4000万画素でも5000万画素でもスピーディですからね。ライトルームでの645Dは、ほぼシグマのSPP
でのメリル並みの遅さですから。
とは言っても1000万画素クラスのパナソニックだとスムーズに動作してくれます。ライトルームの画質
は悪くないですね。もっとも645のライトルームでも、読み込み始めてしばらく放置しておきますと読み込み
が進んできてスピードは上がります。そこらへんはSPPとは違うところ。
とにかく様々な機種だけでなくソフトも多様性を持たせたほうが面白いかなって思いましたね。
ペンタックス645Dはその圧倒的な光学ファインダーが利点なのですが、これに慣れるとフォーサーズの
ファインダーは極めて小さく感じます。その中間がフルサイズやAPSカメラなんでしょうけど、慣れという
のはあるもので、使っていると小さなファインダーのパナL10や、ミラーレスの背面液晶での撮影でも苦に
ならなくなります。
つまりはファインダーというものは、あってもなくてもさほどに重要なものではないのだということでしょう。
一番に大事なのは裸眼の肉眼で撮影するものを決定することですからね。それを最後に確認するだけの役割なのがファインダーですから。
写真は見て撮る。肉眼で見て探して写真を撮るわけですけど、もっと大事なのは、その光景に至ること
ができるのは自らが歩いているからであって、歩いてそこまで到達できるから撮影ができるわけです。む
ですから、写というのはファインダーでもなくて、眼でもなくて、本当に大事なのは、歩けることだと最近は
ひしひしと感じています。
それからただ歩くだけではなくて、カメラを持てなければなりません。その両足と両手があるから写真が
できるのであって、そんなこと当たり前じゃ、と言われるかもしれませんが、写真にとって大事なことは
詰まるところ、健康な身体だということでしょう。
健康な心身さえあれば写真は容易くできます。ということは心身が不健全であれば写真は出来難くなる
ということでしょうか。
そして写真をして思うことは、さらに写真を撮りたければもっともっと歩いて出かけなければならないと
いうこと。つまりは健康であり続けないと写真は継続できないわけですね。歩いていって、カメラを持ち続
けて、そしてこの世界の様々なものを見続けていくということ。写真とはそういうことなんではないかと
最近は思えてきています。
良い写真を撮るとか、それを見せてどうこうするとかいうのは瑣末なことなんでして、とにかく自分の写真
をやり続けていくと言いますか、この世界に興味をもって歩き続けていくことの大切さが最も大事なん
ではないかなということですかね。
コロナ禍を切っ掛けに、最近は身近な場所での撮影に終始していますが、それでも被写体に不足を感じ
ることは一切ありません。狭い香川や四国のなかでも十二分な世界が広がっています。
日本全国を走り回ったところで、地球を股にかけて出かけたところで、太陽系や宇宙に比べれば微々たる
ものです。私にとってはこの四国の、瀬戸内の世界で満足ですしそれ以上は望むべきものではありませ
ん。むしろ、これからは自分の内面に広がる世界を発見していきたいなって願っています。
とにかくこの世界は多重性に満ち溢れていますね。多様というよりも多重性であって、圧縮されている
というイメージです。紐解く鍵を見つけ出せばその多重がほどけ多様な世界観を見せてくれるわけです。