メーカー名 | SONY |
機種名 | α7R |
ソフトウェア | Capture One 8 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 35mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/80sec. |
絞り値 | F6.3 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2048x1367 (1.48MB) |
撮影日時 | 2013-02-28 04:15:10 +0900 |
久しぶりに島に行って来たと言うか、そもそも撮影期間自体が間が空いていましたので。
その前に、この掲示板の、カメラ機材の過去の撮影表示順が、以前のように最近のものから
表示されるようになりました。一時は古い投稿順に表示されていて不便だったのですが、管理
人様が修正してくれたようです。(^^ゞ
現在、瀬戸内では瀬戸芸秋季大会の期間中なのですが、それに合わせて讃岐ひろしまを中心
とするHOTサンダルプロジェクトチームが、島在住の若いアーティストらの展示会を作品開催して
くれました。
讃岐広島は、備讃瀬戸では最大の島でして付随する手島・小手島と合わせてフェリーや小型
客船が就航しています。行きはフェリーでしたが帰りは趣向を変えて小型客船としました。
お隣の本島は瀬戸芸の開催地ですが広島はそうではないので、瀬戸芸期間中に合わせるよう
にしてこの展示会を開催したようです。一緒に見てねっていう感じでしょうか。
HOTサンダルプロジェクトは、都会の美大生を中心とする夏休み中の宿泊型の学習体験プロジェクト
でして既に10年の歴史があります。2週間くらいの宿泊中に作品をしたためてほしいという具合
でしょうかね。
そしてプロジェクトの卒業生の中には美大卒業後、島に移り住むという人もいるようです。
都会育ちの若いアーティストが過疎の島に住んで作家活動をするということ。何だかほのぼの
としたイメージですけど、実は瀬戸内はもともと閉鎖した田舎空間なんかではなくて、都会流の開か
れた歴史を持っているんですね。江戸期は大名でも天領でもなくて人名(にんみょう)という領民の
自治でやっていたという歴史があります。つまりは開かれた海の民の系譜なんでして、それで
自由なアーティストが移り住むにはちょうど良いかなって感じます。
私としては久々に若いアーティスト達とお話ができてよかったねっていう感じですが(笑)、まあ、
私の若い時分とさほど変わらない雰囲気でして、時代が移り進んでも若い人の考え方というのは
そんなに変わらないものだと思いましたね。そして若いってことはなかなか好いものです。(^^ゞ
アートや芸術が何かの役に立つというのは、それは要するに自由な社会の証しであるというほか
以外にはそんなに意味はないと私は思ってます。強権的な権威主義社会ではアートは育ちません。
そもそも文化とはそういうものです。
そしてアートな精神がこの社会の到るところで具現化し花開いて、魅力的な工業製品とかサービス
とかに繋がっているんですね。例えば今のロシアに何か魅力的なものがありますか?
瀬戸芸なんかをきっかけにして瀬戸の島々を訪れる人が多くなれば良いねって思います。過疎の
島には店も食堂もコンビニもありません。最近宿泊設備は徐々に整備されいきましたが、そもそも
何もないからこそ人は自由でありえるわけでして、そういうことが分かっている人だけが島を訪れ
るのではないでしょうかね。
撮影レンズはシグマ35ミリF1.2。ソニーの撮像素子と映像エンジンが強くて、こういう光の弱い
描写では思いっきりツァイス的な色合いが出てます。エメラルドグリーンというかブルーというか。