メーカー名 | SONY |
機種名 | α7R |
ソフトウェア | Capture One 8 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 35mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/60sec. |
絞り値 | F4.0 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 125 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 1367x2048 (1.64MB) |
撮影日時 | 2013-01-23 02:09:27 +0900 |
2022年の世界経済はコロナ禍やウクライナ戦争にも関わらず割りに良かったそうです。これは米国の
消費が盛んだったからですね。ドル高が主な要因でしょうか。
昔と違い米国には国内生産率は低くで、今や世界各国からの輸入によってその消費経済は支えられて
います。当然に貿易赤字は発生するのですが、実際には米国経済が破綻するという事態には至りま
せん。それは米ドルが世界の基軸通貨であり早い話がドル札を刷ればよいだけのことですから。
米国の過去40年間に及ぶ累積赤字は14兆ドルほどに達しているのですがそれでアメリカが倒産する
という話は聞きませんね。(笑) 貿易赤字は米国債権を買ってもらってその利息分だけを支払えばする
ことですから。その利息も膨大になるわけですけどそこは基軸通貨だる米ドルの仕組みで問題がない
わけです。
これと同じようなことをしているのが日本国政府の赤字国債の発行を日銀が買い取るという仕込みだ
ろうと思ってます。債権を発行する側と買い取る側が同じ日本国政府であるから可能なわけで、言わば
借金が増えたとしても利息というお金さえ回っていれば問題はないわけです。
そう考えると既に世界経済は米国を覇権国とする言わば地球的な国内経済のようなものになっていて、
それでいくら米国が貿易赤字を垂れ流そうとも問題は発生しないわけですね。
しかしこれには誰もが米国が覇権国家としての世界政府たるべき実力を持っているとして世界中の人
達が認めているからこそ可能な技であって、もしそれに疑問符をもたれるようであればこのシステムは
成り立ちません。この日本国が日本政府が倒産するなどとは誰も思っていないから赤字国債を積み重ね
ても問題がないのであり、同様に米国が米国債を世界中にばら撒いてドルを刷っても問題視されない
のです。
ロシアウクライナ戦争の影には米軍がいて、ウクライナを使った代理戦争のような体をなしているわけで
すけど、此処に到って米国の匙加減一つでロシアを破綻させることも可能だと世界中の人々が見て
いるわけです。そして対中国貿易戦争に於いても同様であって米国の力というものを改めて世界中の
人々が注視しているんですね。
この米国の軍事力、そして政治力。加えてICT技術の世界グローバル企業を抱えていて世界経済を主導
しているという実績です。さらに石油やガスのエネルギーと食料の輸出力。こういう強いアメリカという
姿をまざまざと見せ付けているからこそ、アメリカは国内でモノを生産していなくても、貿易赤字を積み重
ねても問題視されないのです。要するに経済力というのは「信用力」のことなんですね。
現代の幕府たる米国のあり方。それは徳川覇権政府と同じです。