メーカー名 | SONY |
機種名 | α7R |
ソフトウェア | Capture One 8 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 35mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/60sec. |
絞り値 | F4.0 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 125 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2048x1367 (1.91MB) |
撮影日時 | 2013-01-04 04:39:34 +0900 |
落合陽一氏が2025年には人工知能によるシンギラリティが到来すると言っているそうです。
人間の創造的な分野である音楽とかアニメとか小説なども、やがてはAIのほうが人間よりも優れた作品
を出すのではないかというわけです。
25年かどうかは分かりませんが、やがては近い将来、芸術的な分野でこそ人工知能が人間を凌駕する
時代になるのだろうとは私もそのように想像しています。
写真においてはどうなのか。写真がどうかは置いといて、画像に関しては人間よりも人工知能のほうが
やがては上になるだろうと思ってます。しかし写真というワードで考えると、写真すなわち画像ではありま
せんので、なんともいえないところがあります。
人工知能とカメラを搭載した自立的ドローンであれば、AIが自ら決めて写真を撮ることが可能になります。
等身大レベルの撮影も可能ですし、重い機材ということであれば2足歩行ロボットにカメラを持たせれば
よいのです。
既にプロの撮影現場では、背景の壁に別の背景用画像をスクリーンで映し出し、それを手前の物なり
モデルを配置して撮影するという手法が撮られているようです。ロケ撮影が不要であり迅速な撮影が出来
ます。
これからAIドローンやロボットが撮影した写真は、いくら優れた画像ではあっても写真とはなりにくい気が
します。写真の最高峰は戦場カメラマンの撮る写真だとすれば、戦場を駆け巡るロボットやドローンが
撮った写真はどのように位置づけられるようになるのでしょうか。人間では撮れないような迫真の写真を
ものにするだろうとは直ぐに想像がつきます。
写真とは極めて個人主義的なものです。それで例えばカメラなどはその人以外には価値を持ちません。
戦場カメラロボットは個人主義的になるのだろうか。そうではなく容易にプロパガンダ写真になるだろうと
思えます。そして戦場写真を見る人たちは、そういう画像をどう評価するのか。極めて興味深いです。
現在のデジタルカメラはほぼAIカメラに近いほどの性能を持っていますね。それでもカメラは人が持って
歩いてその手で撮影するものです。レンズを向ける被写体も人が決めます。
人間がカメラを担いで持って撮影する限りは写真であろうと思いますが、ロボットやドローンが自ら判断
して撮影するということになると、それはもう写真ではなくなるだろうと私は考えます。写真の消滅が起こる
というわけです。その後には画像ばかりが氾濫するというわけでしょうか。
このように人工知能が撮影する写真はもう間近なのではないかと私も薄々感じ取っています。
そういう時代はもう近いのだということです。そして写真の消滅がおきるということ。
しかしながら、私の心の中ではもうとっくに写真画像というものはなくなっています。写真=画像でなくて、
画像の方は無視をして、写真の行為自体を追及していきたいと考えています。写真=行為なのです。