メーカー名 | SONY |
機種名 | α7R |
ソフトウェア | Capture One 8 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 35mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/60sec. |
絞り値 | F4.0 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 400 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 1367x2048 (1.84MB) |
撮影日時 | 2013-01-04 04:56:51 +0900 |
「こうしてソ連邦は崩壊した」 (BSドキュメンタリー)
https://www.youtube.com/watch?v=IiSUwd_M8Gg
小泉悠「不思議の国ロシアを考える」ー高校生と大学生のための金曜特別講座
https://www.youtube.com/watch?v=YuV8kzP5zEk
の動画は長いんですけど、けっこうロシアというものを考える時、参考になった次第です。
ロシアはスラブ文明として、数少ない現代文明の一つとして挙げられるところがあるんですが、ヨーロッ
パ文明、北アメリカ文明とか日本文明のように明確に分けられないところがあるような気がします。
プーチンはこのスラブ文明というもの、その不確かな文明論の存在を明確に信じていて、それでウクラ
イナ(小ロシア)やベラルーシ(白ロシア)は大ロシアの支配下にいるべきだと考えるわけですけど、現実に
はウクライナやベラルーシは大いにロシアに反発をしているわけです。
結局はウクライナもベラルーシもロシアも、東方に及んだヨーロッパでしかないのではという気がしてい
ます。
そしてロシア自体は歴史的にモンゴルの影響を強く受けています。人権無視で、兵士や敵国の国民を
平気で肉引機に掛けるようなことをするのは極めてアジア的というかモンゴル的です。
今回の戦争とは、90年代初頭に始ったソ連崩壊の後始末といいますか完了版でありこそすれ、けして
新しい戦争が始ったということではないような気がしています。そういう意味でプーチンは最後の書記長
でありロシア皇帝であったのであり、ロシアというものの存在の消滅を位置づけた人物として歴史に
残されるように思います。
スラブ文明的な、という意味でこれから大国になっていくのはロシアに変わってウクライナではないのか
ということですかね。ウクライナこそが東方ヨーロッパ文明国の旗手として地域大国として興隆するよう
に思えてきます。
そしてアジアにある旧ソ連圏の独立した国々は北方中央アジアの国々になるわけでして、これから独自
の勢力圏を保つのか、それとも中華圏に取り込まれてしまうのか、そこはよくわかりませんが少なくとも
もうヨーロッパだけには取り込まれないのではないかということです。遅ればせながらの植民地からの
脱却であり独立です。そういうのはロシア本体の、ウラル山脈以東のシベリアや極東地域もそうです。
ロシアはおおきく解体する。そういう未来が待っているように思いますね。