メーカー名 | Canon |
機種名 | EOS-1Ds Mark III |
ソフトウェア | Capture One 8 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 55mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/395sec. |
絞り値 | F4.0 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2048x1365 (1.59MB) |
撮影日時 | 2023-03-06 00:31:43 +0900 |
PENTAX K-3 MarkIIIというカメラは最新OVFカメラなんですが、APSフォーマットカメラでありながら、
その光学ファインダーはフルサイズとさほど違わないほどの高倍率を持ったカメラです。素晴らしい
ファインダーだけでなく、APSセンサーの画質もフルサイズに負けないほどのカメラとなっています。
ペンタックス(リコー)はデジイチのことが良く理解で来ていて、とにかくファインダーが優れていないと
カメラではない、という確信のようなものを得ているようです。
優れた光学式ファインダーに、良いレンズを組み合わせれば、そのファインダー視には魅入られる
ほどの魔力というものがあるようです。私もMFレンズで最近は撮影をしているのてすが、なかなか
ピントを合わせるのは難しいです。(^^ゞ しかし最新の優れたレンズであればピント確率は随分と
高くなります。これはレンズのお陰です。オールドレンズだとピントは難しいですね。
野鳥撮影の方はその光学式ファインダーで鳥を眺めているだけで充足感があるといいます。それは
よく私にも理解できるところです。たとえ600ミリF4レンズを持っていなくても。
こういう具合に光学式ファインダーの魅力というものは大変なものがありました。その最たるものは
中判カメラの光学式ファインダーでした。なにせファインダーが大きかったですからね。フィルム時代
に写真をやっていた方の多くは中判カメラを使っていて、要するにその優れたファインダーに魅入られ
ていたのだと思っています。
時代はうって変わって中判デジタルもミラーレスの時代です。確かに得られる画像は大変なものに
なりましたがEVFファインダーでは面白くないのではないでしょうかね。
多くの方々が、時代の流れということで大人しくEVFミラーレスカメラを受け入れています。大人しい
といわれる日本人だけでなく全世界的にそうなっていますね。(笑)
私が思うに、ミラーレスカメラを受け入れるということは、もう自分は写真から離れようと無意識の内に
思っている人たちなのではないかということです。
考えてみますと写真道楽なんて、そんなにいつまでも続けるものではないでしょう。その止める切っ掛け
としてミラーレスカメラに代えるんではないですかね。光学式ファインダーの魅力というものが得られ
なくなれば、自然と写真からは離れていくというものではないでしょうか。
まあそれはともかく、最高の光学式ファインダーとはフルサイズのプロ機に高級単焦点レンズを装着
した場合となります。
今回、ひょんなことからコシナツァイス55ミリMFレンズを格安中古で手に入れました。ソニーミラーレス
で使っていた最初は、まあこんなもんかな、って具合でしたが、そのレンズをイオス一眼レフで着けて
撮影すると別世界が待っていたことに気かついたというわけです。
最初はシグマの単レンズよりも優れた画質のレンズを試したかっただけでしたが、結果はそういうレンズ
こそが光学式ファインダーのカメラで生きるのだということでした。そしてファインダーとは、それこそが
写真の本質そのものであることに具体的に改めて気がついたというわけですね。
よい勉強になったと思ってます。