メーカー名 | Canon |
機種名 | EOS 5D Mark III |
ソフトウェア | Capture One 8 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 359mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/197sec. |
絞り値 | F5.7 |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 5760x2732 (8.4MB) |
撮影日時 | 2023-05-22 02:31:13 +0900 |
「村上春樹『ノルウェイの森』のあらすじ・要約」
https://manapedia.jp/text/1360
今はもう便利なものがありますよねー。(^^ゞ これを見て、なるほどーと思いました。
まず、ノルウェイの国とは何の関係もなかったということ。ノルウェイが小説の舞台かと思っていたら
そうではありませんでした。
人と人との関係なんですが、特に男女の仲は、占星術的には相性とかシナストリーというものがあり
ます。それだけではなくて、自分の運勢に一致する他者を、人は無意識に求めるんですね。
この小説では、弱い方向←キヅキ・・直子・・僕・・みどり→強い方向、というのがあって、
つまり、こういう様な登場人物の構図というか基本レイアウトがありますね。
占星術では人の性格の強さ弱さというのも見ることができます。強い人というのは自身が独立して存在
しうる能力、強い性格や身体力を持っている人です。弱い人というのはその反対で他者に頼って生きる
人ですね。これは運が良いとか悪いとかとは全く別の見方です。
村上氏には、山羊座(太陽)という強い星座もありますが、双子座(月)とか魚座(ASC上昇宮=地球)
とかいう弱い星座もあるんです。ボク、弱いんです。と言ってはばからないところがあるかもしれません。
現在ではこの弱さというものを前面に出して、それが多くの読者の共感を得るというのがあるようです。
占星術的には1980年代末くらいから弱さの時代が始ったというところがあって、それが今後も当分続く
と思われます。(時代を大きく決める土星と天王星の会合)
村上氏は、時代を捉えるのが上手いようですね。彼が30歳のころに作家デビューをしましたが、1980頃
に、これも時代を画する土星と木星の風象宮での会合(グレイトコンジャンクション)がありました。それまで
の地象宮という堅苦しい時代から、形式張らない柔らかな時代に突入したのですが、見事なまでにその
時代の空気というものを彼は嗅覚的に感じ取っているような気がします。
時代の持つ弱さを前面に出すというのは、歌手の綾香さんもそうなのかなって思います。村上氏もその
方向で成功しているという感じですかね。彼の文体は感覚的なんですかね。そして読みやすい文体だ
とも聞きます。つまり弱い人でも読めて共感が得られるというような。
話を元に戻しますけど、この小説では、人と人との繋がりでもって、人は救われたり救われなかったりする
ということが書かれているように思います。繋がりというかコミニケーションですかね。恋愛小説とのこと
ですけど基本的に人と人との関係性を書かれているみたいです。
占星術でもやはり人と人との関係性というのは大事です。強い人が弱い人を基本的に引っぱっていったり
助けたりしているようですね。これは現実社会の成功不成功とか、また人気とか人望とも関係がなくて、
純粋に力学的な人と人との関係性があるような気がします。
村上氏にしても、おそらく彼を陰から支えているのは奥様ただろうという気はしてますね。
文中に、生と死は正反対のものではなく、生の中に死があるということをこのとき僕は実感しました。
とあります。占星術では元より生死はホロスコープの中にこそ存在していて、それは弱さ強さ、そして
人に、また時代に与えられた星という形での試錬によって決まります。オンオフというか全く別の世界の
ような簡単なものではありません。
星にはラッキーな幸運の星もあり、そして凶星という試錬の星もあるのであって、実は本当の実力の星
というのは、案外に凶星でもってでしか身につかないというところがあります。つまり苦労をしなければ、
ということ。しかしそれには強い性格と強い身体が必要です。そしてまた、何といっても人と人との繋がり
というものも大いに助けとなるわけです。辛い時に助けてくれる人というのは有りがたい存在ですよね。
ちなみに、人は強くあれ、と求めたのが地象宮や火象宮の時代であってそれは16世紀から20世紀まで
続きました。つなわち男性原理です。それが現在の21世紀は女性原理の、人と人との繋がりを大事に
しようね、というように様変わりしています。
例えば今回のウクライナ戦争ですけど、ロシアのプーチンは古い時代の観念で強者の支配を求めたの
ですが、ウクライナを支援する国家群は繋がりと助け合いで持ってロシアに対抗しています。時代の
正義としては間違いなくウクライナ側にあるのが分かります。