メーカー名 | Canon |
機種名 | EOS 5D Mark III |
ソフトウェア | Capture One 8 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 24mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/166sec. |
絞り値 | F6.4 |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 1365x2048 (2.91MB) |
撮影日時 | 2023-06-05 02:05:52 +0900 |
ペンタックスの歴史・リコーイメージング
https://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/pentax/pentaxhistory/course/
この最後のほうで、(さらに追加して)
2003年・・PENTAX *ist D発売
2006年・・PENTAX K100D・PENTAX K10D発売
2008年・・PENTAX K-m発売
2009年・・PENTAX K-7・PENTAX K-x発売
2010年・・PENTAX 645D発売
2011年・・PENTAX Q発売
2012年・・PENTAX Kー01発売
2013年・・社名を「リコーイメージング株式会社」 に変更
2013年・・PENTAX K-3を発売
2014年・・PENTAX 645Z発売
2016年・・PENTAX K-1発売
2017年・・PENTAX KP発売
2021年・・PENTAX K-3 Mark III発売
・・・となっています。ネットでペンタックスのワードで検索しますと、良いも悪いも毀誉褒貶の多い
見方が出てきます。私の場合では2012年までのモデルは大体は所持しています。しかしその
強度の漏洩電磁波の問題があったのでコレクションだけで使わないカメラになっていました。
シャッターは電磁波だけでなくギッチョン音でしたしガサツなイメージがしてありました。カメラとして
最低限の評価しか下せないカメラメーカーだったんですね。
ところが今回のK3マーク3でその見方は180度ひっくり返りました。
実は645Dはわりと低電磁波でした。しかしこれはボディが大きいので例外としていました。
それで小型カメラでハッキリと低電磁波が確認されたのはK3マーク3が始めてです。そうなると
スタイルのよく似たKPとかK1マーク2が気になるというものです。もしかすればこれらも低電磁波
の可能性がありますね。
このフォトXP掲示板で昔と変わらずに盛んな投稿が続いている板はMN研板ですね。そのメンバー
の多くがペンタックスユーザーとなっているのが特徴です。使われているカメラはK3マーク3、KP、
K-1マーク2です。もしすればダメチョンだったメーカーがいつの間にやら優れたメーカーに変わって
いたのかもしれません。そこらへんは実際にカメラを手に入れて計測器で測ってみるしか確認の
方法がありませんけど。
しかしながら、この書き方は誤解を受けそうです。デジイチの電磁波対策はどのメーカーもモデル
によってバラつきがあって、対策ができているとかできていないというのは気まぐれだということです。
リコーもK3マーク3は強固に対策ができていても、次のモデルではそうではない可能性は十分に
あるということです。
私はたまたま、K3マーク3という優れたカメラに出会っただけなのかもしれません。そう簡単にメーカー
に信頼を寄せるというのは間違うのだということも忘れてはなりません。
K3マーク3で超音波モーター等のレンズ内モーターではなくカプラー方式のレンズを使う場合には、
電磁波問題からはMFで使うのがベターなのですが、これは結構使いやすくできています。
光学式ファインダーを利用する場合は、フォーカスエイドが働きます。電子音も出ますし。ライブ
ビュー電子シャッター方式では、メインボタンを押せば拡大表示でき、そのままレリーズを押せば
拡大表示は普通表示になりそのままレリーズできます。キヤノンや二コンのように左側に拡大
ボタンがあるというのとは違います。しかし拡大ボタンはカメラ上部にして欲しかったですね。
カメラやレンズの良し悪しというのはやっぱり自分で手に入れてみないと分かりません。特に電磁波
対策が真面目にできているとかは、表に出ない情報なのでネットでも調べようがありません。
K3マーク3は偶然にというかまぐれで当たリにであっただけ、だとも言えるんですね。電磁波対策を
するのかどうかはコストに関わってきます。またスペース的に技術としてできない場合もあります。
メーカーもそこら辺は苦しい事情があるはずです。
しかしながら、リコーはデジイチで行くと、ミラーレスは行かないよっていうイメージが出来つつある
メーカーなので、やはり電磁波対策はこれからもきちんとやって欲しいものです。
そして予想を超えて良かったのはライブビューでの電子シャッターを、ミラーレスカメラでもないのに
搭載してくれたこと。これは凄く嬉しいです。別名サイレントシャッターともいう電子シャッターモードは
今のカメラには必須であるとさえ言えます。
K3マーク3はまだ実際には撮影をしていないのですが十分に手応えを感じています。ペンタックス
以外のブランドやメーカーがごそってミラーレス方式に行く中、ペンタックスだけは光学ファインダー
を失うことなく現代化をしているということで高く評価をしたいと思ってます。
考えてみますと、デジイチのメーカーがミラーレスに行く場合、そこには膨大な投資が必要となるわけ
です。ボディだけでなくレンズ群も変えなくてはなりません。それと同時にユーザー側も大きな負担を
強いられるんですね。メーカーもユーザーも損を被る。そんなの、もうエイディジーズの考え方に反して
いるじゃないですか。それよりも枯れた技術をさらに磨きを掛けてみんなが得をするようにするのが
今風ではないでしょうかね。
よくピンチはチャンスとも言います。リコーは弱小カメラメーカーなので、もはや一からミラーレスシステム
を構築する資力がなかったとも言えて、それならば逆点の発想で、ユーザーの皆がみなミラーレスに
賛同しているわけではないのたがらと、光学一眼レフの存続に全力を注いでいるとも言えそうです。