メーカー名 | RICOH IMAGING COMPANY, LTD. |
機種名 | PENTAX K-3 Mark III Monochrome |
ソフトウェア | Capture One 6 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 20mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/250sec. |
絞り値 | F5.6 |
露出補正値 | -0.7 |
測光モード | 中央重点測光 |
ISO感度 | 200 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2048x1365 (1.28MB) |
撮影日時 | 2023-07-14 23:57:32 +0900 |
つぶあんさんの写真には大きな特徴がありますね。自然の草木を撮り、空だったり水面だったりも
するんですが、大よそは接写撮影で、そして部分の切り取りが多いです。
そして差し込む光(朝日なのか)をモチーフにしているところも。極めて美意識的で、メルヘンチックな
イメージがあります。
きっとこういう世界に住みたいと願っているというか、いや既にそういう世界観に住まわれているの
でしょうか。私の居るところはここですよって、囁いているようで、もしかすればつぶあんさんは
人ではなくて妖精なのかも知れません。
世の中にはこういう人間の生き方もあるんだなって、不思議に教えられるところがあります。
人の命の表現は無尽蔵だなって感じます。
一方、私はつぶあんさんとは対極の側にいる人間かもしれません。俗物的で詩や文学を理解する
ことも出来ずで、撮る写真といえば記録写真オンリーです。
写真はその人のこころや生き場所を表現することができる。カメラがひとつあればそれには充分に
事足りる。そういう気がしてきました。
投稿写真は山道で見つけた越冬中の蝶のようです。強風に吹かれながら、笹の葉にしがみついて
いました。持ち上げると蝶は手足が少し動く。春になるまで何も食べず飲まずで過ごすのでしょうか。
よく知りませんが、健気だと思わずにいられず、撮影をした後、そっとそのまま元に戻しました。
こんにちは。
私は文学や音楽が好きで、美しいものが好きで、冗談を言ったりふざけたり……なんだか世俗的ではない感じなのかもしれません。
私のなかにはある考えがあって、それは「美しいものは身近にもあるんだよ」というもの。
健気な蝶の姿に感動するように、遠出をしなくても美しいものは身近にあって、それはとてもいい被写体になる。
写真を撮るということは特別なことではなく当たり前なことになる。
血眼になって被写体を追うのではなく、ふと気付いて少しだけ分けてもらう。
そうすればその場の空気感が写るのではないか……そんなことを思っているのかもしれません。
だからこその「観察」なのだろうと。
撮りたい被写体をじっと観察することと、ふとした景色のなかに何かを見付けることは同じことなのではないかと。
何気ないことのなかに素晴らしい発見や驚きがあって、それは未知の世界へとつながる扉だったりします。
冒険は世界の秘境にあるのではなく、道端の小さな花から始まるものなのですから。
って、これじゃ本当に妖精ですね。