メーカー名 | NIKON CORPORATION |
機種名 | D3S |
ソフトウェア | Capture One 8 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 58mm |
露出制御モード | 絞り優先 |
シャッタースピード | 1/160sec. |
絞り値 | F10 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 320 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2048x1363 (1.72MB) |
撮影日時 | 2022-08-22 02:19:02 +0900 |
デジタル写真は浦島太郎の龍宮城であると申しましたが、それは画像だけに限ってのことであって、
今や、デジタル写真が画像だけの秘め事であると考えている人は殆どいないでしょう。
現代のデジタル写真術とは、撮影と称しての健康維持の為の自律運動であると言うべきです。
それを意識するか、無意識でやるのかの違いはありますが、殆どのアマチュア写真人は画像の
ためではなく、撮影という運動行為の為に写真活動をやっているものと思っています。
フイルム時代に比べればランニングコストは格安で写真ができます。言い方を変えれば写真の
画像自体には価値が無くなっているということでもあります。そこで自然に価値観の移動が起きて、
価値がなくなった画像の獲得が目的ではなく、撮影をするという事自体に価値観を見出している
ということです。
写真の為と称して、実は撮影という、まずは家を出て、遠くに行って、歩いて運動をするという、
そういう一連の野外活動にこそ、その目的と価値感を見出しているということです。
写真画像はその行為行動の副産物でしかなく、いわゆる証拠写真・記録写真なのです。自分
はそこへ行ったよ、歩いて歩いて疲れたけど、これがその時の証拠だ、というわけです。
しかし黒白写真はちょっと違います。いにしえの写真本来の目的と意義をもったままの写真で
あるというわけです。
カラー写真だとパチパチ撮っても後で見ることはほとんどなく画像を見直すことはありませんね。
しかし黒白写真はそうではないです。意識して黒白写真だけを撮った場合ですが、撮影後に
かなりじっくりと撮った写真を見ているわけです。
これが本来の写真行為なんですね。デジタルカラー写真は今や使い捨て写真であるわけで
すが、デジタルモノクロームは写真本来の価値観を保っているというわけです。
そういうのは、カラーでのデジタル写真でも、マニュアル操作で撮ったものは黒白写真と同様
な綿密な写真行為となるわけです。
マニュアル撮影も黒白撮影も、撮影時には上手く写っているかどうかは分かりません。むしろ
失敗のほうが多いでしょう。
ここで確認をしておきたいのですが、私が言う黒白デジタルとは、カラー写真から黒白写真
に変換した擬似黒白写真ではありません。最初から黒白写真で撮ると決めていて、カラー
撮影はしないという写真です。
実際にそういう撮影をして見ますと、撮影後に黒白写真として見れる画像は殆どないことに
気づきます。大概は何が写っているか分からないとか、自分が撮りたかったものとは違うと
いうことになって、その成功率というか歩留まりは極めて低いのです。
多くの写真人は、黒白写真を画像のひとつの表現としてでしか考えてなくて、そういうものは
似非黒白写真だというわけです。
そうではなくて、今日の撮影は黒白写真で行く、と決めれば本当に黒白データでしか記録
しないということなんです。実際にはRAWプラス黒白データとなるわけですが、カラーにも
変換できるRAWは見ません。そのカラーを見てしまうと、本当の黒白写真をやる意義かなく
なってしまうからです。
カラー画像を見てしまう黒白写真はカンニング写真です。ですから、私はカラーデータを黒白
写真にしたらなかなか良かったね。という写真はあくまでカラー写真であり、本当の黒白写真
ではないと考えています。
逆にまた、古い黒白写真をAIでカラー化した写真も、カラー写真ではなくてあくまで黒白写真
の範疇になるんです。
このことを理解できる人はまずいないでしょう。なぜならばこれは4次元思考であるからで、
それができる人は数パーセントしかいないからです。
同様なことは、デジイチで古いマニュアルレンズを使う場合にもおきます。実絞りでの自動
露出撮影ができずで、マニュアル撮影になります。露出は絞りもSスピードも手動。
ピントはなかなか合わないというか、まず合いません。
ちなみにこれがミラーレスカメラであれば実絞り露出はOKで、かつピントも正確であります。
ソニーミラーレスカメラがオールドレンズファンに人気だったのは、この理由によります。
とにかくデジタル一眼レフでのオールドレンズ撮影は大変難しいのです。
黒白写真はその点は撮影は容易です。自動露出もAFも使えます。しかし写真として黒白
オンリーで撮るとなると、うまく表現できている写真はごく僅かだと直ぐに気づきます。
使える写真となる成功率がカラー写真に比べて極めて低いのです。
最近は黒白写真が人気のようですが、その殆どは本当の黒白写真ではなくて表現として
の黒白であって、いわば画質を黒白にしただけのカラー写真なんですね。
本当の黒白写真はそれとは違う別次元にあります。これをやっている人はいません。
そういう私も、モノクロ専用機を使うまで出来なかったわけですから。ペンタックスモノクロ機
を使ってやっと初めて気が付いたというか、黒白写真の本質に目覚めたわけですから。
もっとも現実的にはカラーデジタルカメラで簡単にモノクロ専用機として使うことができます。
最初はモノクロモードJPEGのみでの撮影を進めます。それを1日といわず何日も黒白だけの
撮影で行く。慣れてくればRAW撮影でも可能です。キヤノンDPPの場合、黒白モード設定
にしておけばカラー画像を見ないで済みますから。
投稿用に画像を間引きする場合もDPPでやれば画質の劣化は最小限ですみます。
キヤノンフルサイズでの黒白撮影は、もちろんモノクロ専用機には敵いませんが、相当に
良い画質で黒白写真を堪能することができます。
カメラの画素数の1/4で出力すれば、机上論ではベイヤー補正を受けない写真となる気が
しています。2000万画素であれば500万画素で投稿できます。
黒白写真では、突き詰めると解像力とシャープさが命、というところがありますね。それは
フイルム時代の黒白写真で、どんないい加減な撮影をしても(ピンボケやアレブレ)、印画紙の
プリント時に緻密なプリントをすれば良い黒白写真になる、ということとよく似ています。
この引き伸ばし機に相当するのがデジタルの現在ではRAWソフトであり、現在ではキヤノンDPP
が最高であると私は思っています。
マニュアルレンズでピントも露出もいい加減であったとしても、そのソフトでピシッと決めれば
良い黒白写真となるでしょう。
この黒白デジタルのみを数ヶ月やれば、写真に対する考え方が劇的に変わってきます。
さて、カラーであろうが黒白であろうが、写真を撮るという趣味とは、おしなべて・・・
「【放置禁止】知らないと絶対後悔「70代以降も脳が老化しない人の10の特徴」を専門医が解説」
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スーパーエイジャー。ずばり、歩くことでしょう。
冒頭に掲げた、写真とは撮影であり、健康維持の為の歩くことであるということです。
この歩きの写真術では、スマホはだめだと思ってます。あくまでも写真機、カメラでないと。
もちろんサブ機としてのスマホは問題はないです。
ではなぜカメラでないといけないのか。それは一定の重さがカメラにはあるからです。だいたい
1キロから2キロ。そういう重さが歩きにはちょうど良いのであって、つまり歩いている間中は
必ず手にカメラを持ったままで歩くのだ、ということです。
スマホはポケットかバックに入っていて、撮影するときだけ取り出して撮影するでしょう。
それだと意味がないということです。撮影とは歩くことなのであって、写真を撮るのは2の次
のことです。本末転倒をしてはいけませんね。
カメラは常に右手か左手の内にあり、その手で撮影するわけですが、本当は両足で撮影を
するというのが正しいかも知れません。もっと正確に言えば4つ脚か3つ脚で撮影をしている
というわけです。
ですからスマホでは写真はできないんです。スマホでは歩けないんですね。
カメラで気をつけなければならないのは電磁波です。モーターの磁波、EVFの光線は大敵
です。これを上手く避ける撮影をしなければなりません。
※投稿写真はタバコ栽培農家の葉タバコの乾燥小屋です。現在はもう使われていませんが
昔は多くの農家が葉タバコを栽培し、葉の乾燥をしていました。屋根の棟に空気拭きが
あるのが特徴です。薪を燃やしてその熱で強制乾燥をしていました。それを専売公社に
売っていたんです。