メーカー名 | Canon |
機種名 | EOS 70D |
ソフトウェア | Digital Photo Professional |
レンズ | TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2 A022 |
焦点距離 | 600mm |
露出制御モード | マニュアル |
シャッタースピード | 1/512sec. |
絞り値 | F6.4 |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 400 |
ホワイトバランス | オート |
フラッシュ | なし |
サイズ | 3000x2000 (2.84MB) |
撮影日時 | 2025-01-03 20:28:48 +0900 |
都市鳥としてのカワセミ観察記録、またその起源に関する考察などをまとめた柳瀬博一氏「カワセミ都市トーキョー 幻の鳥はなぜ高級住宅街で暮らすのか」は、筆者柳瀬氏のカワセミ観察記録、数々の接近写真、湧水源を好適な生息環境と推定する考察など、読み応えのある図書です。
(ただし、唐沢孝一氏に比べややオタク調の文章)
こちら広島は都会というには周辺に丘陵や山塊が入り組んでいて半都会半郊外の様相ですが、カワセミは市内を貫流する太田川水系の随所で観察できます。河川沿いを散歩・ランニングする人々の殆どは、1度や2度ならずカワセミを目撃していると思います。どこで繁殖しているかというと、古い護岸の水抜きパイプ、あるいは石積みが崩れて土砂が露出した隙間を狙った浅い巣穴などと想像してます。巣穴をつきとめるのは繁殖妨害に繋がるので遠慮していますが、繁殖期間中に親カワセミが魚を搬送している様子は何度か目撃しています。
野鳥に興味がなくてもカワセミは好き、という日本人は多いようですが、ベランダや庭でメダカ、金魚その他観賞用の魚を飼育している趣味人、また養殖業者にとってカワセミは許容しがたい捕食者・害鳥であるとのことで、「カワセミ ベランダ 水槽」といったキーワードで検索すると、カワセミによる捕食被害、対策がけっこうヒットします。中にはカワセミを捕獲し、警告?した上で放鳥した動画も見られます。お縄になったカワセミは捕獲した人の手に噛みついているのですが、カワセミに養殖魚をバイキングされてしまってはたまらんでしょう。
この写真のカワセミは太田川水系に生息する、昨年生まれと思われる個体。昨年撮影していた「ライカくん」とは別個体と思われます。太田川水系と言えば、水は太田川から引き込んでいるが、導水路が地下化され、見た目には孤立してしまった広島城の堀(行政区分上は太田川水系の河川「堀川」)にもちゃんとカワセミはいるので、カワセミは大きな河川から離れていてもあちこち漁場を求めて飛び回っているようです。手頃な魚がいっぱい入った水槽があれば、遠慮会釈無く頂戴するのもカワセミなりの生命力なのでしょう。
本年も宜しくお願いします。
鳥の写真や情報を楽しみにしています。
私の住んでる倉敷市もカワセミは市の鳥と指定されています。
有名な市の美観地区でも見かけることがあります。