メーカー名 | RICOH IMAGING COMPANY, LTD. |
機種名 | PENTAX K-3 Mark III Monochrome |
ソフトウェア | Capture One 6 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 10.0mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/125sec. |
絞り値 | F5.6 |
露出補正値 | -0.7 |
測光モード | 中央重点測光 |
ISO感度 | 200 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2048x1365 (2.45MB) |
撮影日時 | 2023-07-15 00:03:39 +0900 |
私の場合、主に1970年代に撮ったフイルム写真が1000本ほど眠っていると思います。2000年前後に
撮ったものもありますか。それらの写真をスキャンなりをして、その殆どがモノクロ写真なので、最近の
AIでカラー化して楽しみたいと切に願っているわけですが、例にって時間がなくて叶わぬ夢となったまま
です。
自分が写真を始めた頃は、カメラはメカニカルです。喩えばペンタックスSPとかオリンパスOM1や二コンF
やニコマート、キヤノンFTやF-1なんかですね。フイルムは殆どがコダック・トライXですか。長巻を買って
きて、パトローネに自分で詰めて使ってました。40コマくらいはとれましたかね。
メカニカルカメラですから、フイルム装着は手動。このカメラにフイルムを装填するがまたいいんですね。
銃器に弾丸を詰めるのと同じ感覚のように感じられました。そもそも1コマ1コマレバーを巻いてシヤッター
を押す感覚はデジタルにはないですから。
フイルム時代の写真を知らない人は不幸なんじゃないですかね。黒白写真は自家現像もやっていたので
印画紙に画像が出てくるわくわくした感覚もデジタルでは絶対に味わえないものです。
デジタル時代は自分だけでは満足できずで、ネット投稿をして他者からコメントを貰って初めて満足感に
浸るようですが、アナログのフイルム時代は自分で写真を撮るだけで充分に満足感がもてました。たとえ
ばコメント文にしても、私は書くだけで満足をしているので他人に見てもらうことを意識していません。
今の時代は不満足の時代なのであって皆さん貧相な顔ばかりしていて、それがデジタル時代の本質だ。
というわけです。
写真や音楽は、ほぼ完全にデジタル時代になったようですが、書籍はまだまだアナログが頑張っていま
す。この書籍を大事にしたいということで、私も今はリフォームに大わらわなんですが、万単位の蔵書を
本棚に並べたいという願いがあるんですね。
しかし書籍出版は最後の形の本はアナログ式の紙ですが、それまでの流れは完全にデジタル編集となり
ました。そう考えれば、写真もカメラはデジタルになったとしても写真を紙媒体で写真集などにすれば、
それはアナログのままでありうるということです。
最近はオンデマンド印刷が普及しましたので小部数の自費出版が可能です。そういう写真集の本に
すれば、写真を知っているか知らないか、画像だけで写真をやっていると勘違いをしているのかがよく
分かろうというものです。未だ持って写真界の何々賞受賞というのは写真集にしないと認められません。
ネットで写真をいくら貼り付けても無意味というわけです。それは画像であって写真ではないというわけ
です。
私の場合は写真ではなくて他に研究したいことがあるので写真集は出しませんが、写真をやっていきた
いと心から願っている人は写真集を出すべきですね。数十部や百部から本というのは出版できるもの
です。自分でデジタル編集をして完全なデータで印刷屋に持ち込めばオンデマンド印刷ならば安い値段
で印刷ができます。フォトブックなんてのもあるくらいですからね。
そして写真集は写真を知らない普通の人達に見てもらうが良いですね。ドキッととした有益な感想が
帰ってきますから。くだらないネットのコメントなんかとは次元が違います。
時代がデジタル化すればするほど紙媒体の書籍や写真集が値打ちを持ってきます。それで写真は写真
集にしか存在しないという具合になるだろうと思ってます。ネットの写真は飽くまでも画像なんであって、
そういうことでは実に明解ですね。