深山の絶景
Exif情報
メーカー名
機種名
ソフトウェア Windows Photo Editor 6.3.9600.17418
レンズ
焦点距離
露出制御モード
シャッタースピード
絞り値
露出補正値
測光モード
ISO感度
ホワイトバランス
フラッシュ
サイズ 800x559 (174KB)
撮影日時

1   masa   2025/10/6 18:53

乗鞍のパッチワーク絶景のお写真でのやり取りで、ペン太さんは仰いました。
「本当の絶景って、人が足を踏み入れることが出来ない深山に存在してると想像します」

1971年10月に私が下級生と共に足を踏み入れた絶景です。
只見川源流の大白沢を三日間かけて遡行し、源頭を詰め切った標高1800m付近に、突然ポッカリと開けた高層湿原が現れました。そこにこの大きな池があったのです。
登山道の全くないエリアですからまさに人跡未踏といった神秘的な池でした。
今でも道はありません。
国土地理院の地形図には「大白沢池」と記されています。
池からひと山越えて南に猫又川を下降したら四日目に尾瀬ヶ原に出ました。
(色の褪せかかったプリント写真をスキャンして色を再現してあります)

2   Booth-K   2025/10/6 22:01

しっかり昔の写真を整理されているのは立派です。
装備や衣類でも時代を感じますね。
池を背景に満足感も伝わってきます。

3   Ekio   2025/10/6 23:46

凄い写真が出てきましたね。
3日もかけて辿り着くとは「探検」レベルのものですね。
ご苦労なさって到達した喜びはさぞかし大きかったものでしょう。
貴重な記録を拝見出来ました。

4   ペン太   2025/10/7 06:07

国土地理院の地図で確認出来ました。
 大白沢山を少し下った処に大白沢池ありました。
あんちょこな表現ですが 秘境ですね~。

 よくぞ道なき場所へ行かれましたね!

体力と 経験と 天候に恵まれないと絶対にたどり着けない秘境
貴重なお写真ありがとうございました。

5   masa   2025/10/7 09:25

皆さま、私的な写真にお付き合いいただき、ありがとうございます。
この時期の私は、まだ山岳誌に記録のない山・ルートに嵌っていました。
地形図にあるこの池は2年前に部の仲間が尾瀬側から猫又川を遡行して入り最初に見つけたのですが、只見側から入った記録はありませんでした。
私は大白沢を使えば3日で尾瀬に抜けらるだろうと計画して入ったのですが、滝場が以外と困難で通過に手間取り沢中ビバーク2日。3日目にやっと池に上がりました。天気はずっと小雨でしたがどうせ沢の遡行でびしょ濡れになるので、全然苦になりませんでした。後輩が一度滝壺に落ちて泳いだりしましたが無事でした。
3日目は猫又川中流の笹薮の中でビバークし燃料を使い切りました。4日目に尾瀬ケ原の木道に出た時には正直ホッとしました。やっと陽が差し人はいたけれど広大な湿原の絶景に感動しました。それまでずっと人の気配の全く無い谷底ばかり歩いてきましたから。

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