メーカー名 | SIGMA |
機種名 | SD1 Merrill |
ソフトウェア | Capture NX 2.3.5 W |
レンズ | 35mm F1.4 |
焦点距離 | 35mm |
露出制御モード | 絞り優先 |
シャッタースピード | 1/3200sec. |
絞り値 | F3.5 |
露出補正値 | -1.0 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | "C1&>\x80" |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2426x1678 (1,636KB) |
撮影日時 | 2011-02-19 02:10:56 +0900 |
シグマの山木社長は常に本音で的確に話してくれます。カメラ・レンズの歴史が
分かってきて面白いですよ。正月休みに色々とネットで調べました。
★シグマ山木社長インタビュー(前編) 2010/1/25
http://blogs.yahoo.co.jp/ka_tate/60911341.html
・一眼レフカメラのキットレンズ販売で儲けたシグマ
・そのシグマのやり方を真似たカメラメーカー
・90年代半場から高級レンズに戦略シフト
・今の主なユーザーはハイアマチュア、これは一眼レフユーザー全体の10%ほど。
残りの90%は初心者で、ほとんどはキットレンズの付いた入門用カメラのみ
・高倍率ズームのこと
・日本、韓国、中国、台湾のユーザーは背景がボケた絵を好む
・マクロレンズトレンド
●レンズの理解についてはメーカーよりもユーザーの方が優れている。メーカーの
想定外の使い方をユーザー自身が見つけることが多い
・ユーザーの持つレンズ焦点距離の保守性(誤認性?)
(私kusanagiの感想を言えば、レンズは画角で決めるのではなくボケの度合いや
被写界深度という距離感覚で決めるんですね。これは絶対焦点距離感覚とでも
名づけますか。写真を実際に撮っていると、超広角を除いて画角度はさほど重要な
要素ではないと思います。肌に身に付いたレンズミリ数感覚は変え難いようです)
★シグマ山木社長インタビュー(後編)
http://blogs.yahoo.co.jp/ka_tate/60911342.html
・10年前と比べて、中級者の数は増えています。その理由の一つはインターネット
・写真はインターネットととても相性が良い
●.ユーザーからの要望が、レンズの性能を向上させるきっかけになる
・大画面モニターを使うことで誰でも隅から隅までレンズの性能を確認する
・コンピュータを使い始めてからはレンズの計算速度が飛躍的に向上
●レンズはコントラストや解像度の高い、ゴーストやフレアが最小限になるレンズ、
そのゴールは変わらない
(これは私もまったく同感です、しかしえてしてコントラストと解像度は両立しない)
●フィルムと違いセンサーからの光の反射はひどいゴーストを作るので、それを
考えて設計をする必要がある
(私も苦い経験かあってレンズに少しでもクモリがあるとデジタルではとんでもない
ことになるんです。それで十数本くらいレンズを清掃修理に出しましたから)
・私たちは日本国内にしか工場を持っていない
・安価なキットレンズから高級レンズへと事業を転換した理由には雇用問題も
ある。利益の高い高付加価値の製品を作れば、雇用を守ることが出来るから
・カメラ産業そのものはそれほど景気には影響されない。写真は趣味であり、
人々は不景気でも人は、趣味のためにはお金を使う
★山木社長インタビュー11/2/13
ttp://blogs.yahoo.co.jp/ka_tate/62033297.html
・ミラーレス用レンズはビデオ撮影を重視し、特別設計となる
・ビデオ撮影とスチル撮影を両立することは出来ない
(私も含めて、このことをあまり知らない人が多く、ミラーレスカメラに期待しすぎて
いるようです)
zzrさん。
新しいデジタルカメラに古いレンズっていうのは、GMさんを初め多くのクラッシック
レンズファンが実際にやっていることですよね。(^^;
しかしマウントアダプターを駆使する本格的なものではなくても、少し古い純正マウント
のレンズでも面白いんですよ。10数年前のフィルムカメラのレンズは中古市場で
安く仕入れることができます。当時のカメラは解像力主体ではなくコントラスト重視で、
発色の濃いレンズが多いんです。
びっくりするのは、そういう発色濃厚でコントラストの強いレンズを着けてファインダーで
見ると、すごくピント合わせが楽なんです。容易にマニュアルピント合わせが可能です。
古いレンズは解像力が不足していると思われていますが、しかし撮影条件がよく
順光で且つ光の回りが充分にあり、適度に絞れば解像力は今のレンズにそうは負けて
いないと信じます。
ニコンやミノルタの古い時代の短焦点レンズを使った経験から言っても、好条件撮影では
素晴らしい描写をしますから。しかし暗くて絞り開放で撮るとかの悪条件での場合では、
やはり最新のレンズはみごとですよね。
古いカメラに最新のレンズの撮影。それと同感覚での最新カメラに古いレンズの撮影は
レンズやカメラや写真のことがよく理解できる切っ掛けとなりますし、撮影の腕もぐっと
上がりますよ。
SD1MやD800は、ただ単に解像力があるカメラじゃあなくて、画質としては全ての点で
優れたカメラです。いろんな風にして使ってみないともったいないな、と思います。(^^;
「枝に積もった雪−雪の葉っぱを着けた小枝−」の写真は、新鮮な感覚に満ちています。
手前の雪、その後ろの雪、その背後の雲、雲の向こうの青い空と、4段階の層になって
いるんですね。(^^; ふわふわの白さの組み合わせが微妙で面白いんです。
こんな指摘は撮影時にはわからなくて画像を見て初めて言えることなんですが、撮った
写真を見てデザイン的に選択するのも写真の腕のうちです。
DP導入の予定でしたがこの35ミリが好きになってしまい、後続のレンズを待つ事にしました(^_^;)
DPM系は日本人受けするカメラだとは思いますが、欧米では日本ほどに評価は受け
ないのではないかと想像しています。
画像力としてパワーが足りないという気が私はしているのです。それは旧DP系と
旧SD系でも同じように思います。画像として発色度や色濃度がイマイチって感じて
いるので、そうなると写真としての力も不足気味になって物足りなさを感じるんです。
私は旧DP&旧SD系を撮って見て、満足する写真は必ずSD系であるという感想を
持っていて、逆にDP系は常にどこかしら不満感を抱かされているんです。
これは私の考えですから一般的とは言えないでしょう。
私が今欲しいと考えているカメラは、SD1MとニコンD800(E)なんですが、これは
zzrさんの影響をもろに受けているというわけですね。(^^;
それでもしこの両機を手にすることがあれば、その超高精細カメラで古いフィルム
時代のレンズで撮って見たらどうなるかっていうこと。
これに凄く興味があるんです。
古いレンズは解像力は落ちるのですが色乗りは素晴らしいんです。レンズ枚数も
すくないからヌケもいいし。撮影条件さえ整えば古いレンズもいけるかなあって
想像しているのですが、さて実際はどうでしょう。
経験から言うと色乗り(濃度)と解像力はトレードオフの関係にあると考えています。
それで新しいレンズほどシャープだけど発色が薄く感じるんです。
また、古いカメラ(画素数が少ないので色濃度が濃い)に、新しいレンズを付けるのも
面白いんです。ヘンコツ的な発想でけど、こういう事が出来るのがレンズ交換式
カメラの面白いところですよね。
そう言えばシグマ山木社長が、ユーザーはメーカーが思ってもいかなったレンズの
使い方をするって言っていたことを思いだしました。
kusanagi様、おはようございます。
新型のカメラに古いレンズですか。。どんな風になるのか興味があります。
その逆の古いカメラ(D70)に新しいレンズでは時々撮ってます。
色の出方が違うので新鮮に感じる時もあります。。
kusanagi様、おはようございます。
色々なお話しありがとうございます。m(_ _)m勉強になります。
マウントアダプターは考えた事もあるのですが、私の場合悪天候下での撮影も多く、その耐久性というか対天候性に不安があります。
機材を壊してしまう危険性があるのでは。。と考えて導入を見送ったままです。
古い純正レンズについては考えた事もありませんでした。。
今後、中古の情報等を見てゆきたいと思います。
この写真は手前の枝と雪が積もった地面に弱い日差しが当たってる状態です。
直の太陽光だと明暗差が大きすぎると思います。
雪の質感と枝の感じが出てるかな。。と。
粉雪がもう少し多いとまた違った雰囲気になったかもしれないです(^^;)