丸い夕日と質問
Exif情報
メーカー名 PENTAX Corporation
機種名 K100D
ソフトウェア SILKYPIX(R) 3.0.16.1
レンズ
焦点距離 200mm
露出制御モード 不明(0)
シャッタースピード 1/750sec.
絞り値 F11
露出補正値 +0.0
測光モード 分割測光
ISO感度 200
ホワイトバランス
フラッシュ なし
サイズ 3008x2008 (386KB)
撮影日時 2008-02-16 17:15:18 +0900

1   SISI_DAD   2008/3/2 11:04

教えてください。リバーサルフィルムを使われている方々が「デジタルでは赤い丸い夕日が撮れない」と良く言います。それがちょっと良くわからないのです。この写真の夕日は「赤く丸い」と思うのですが、リバーサルフィルムの「赤く丸い夕日」とは違うのでしょうか?

2   通りすがりの"へ理屈"好き   2008/3/3 23:28

デジタルはフィルムに比べると"明るい""暗い"の差が激しい被写体は苦手です。
"明るい(特に赤い色)"側が色飽和(真っ白になってしまうことです)を起こしてしまうことが多いからです。
この写真も左上4分の1が白くなっていますね、太陽の輪郭をキチンと出して色飽和も出さないようにすると写真全体が暗く沈んでしまうなんてコトが多々あります、対してフィルムだとこのくらいの露出でも輪郭を持った赤い太陽を写してくれたりします。
「デジタルでは赤い丸い夕日が撮れない」
と言うのは、
「デジタルでは赤い丸い夕日が(思った通りに)撮れない」
という意味なんじゃないかと思います。
デジタル、フィルム、共に得手不得手があります。
デジタルは「暗い場所をキレイに写す」コトを優先させた結果、明るすぎるものが不得意になっているように感じます。
稚拙な説明になってしまいましたが、ご理解の一端になっていただければ幸いです。^^;

3   SISI_DAD   2008/3/5 22:11

ta92さん、ありがとうございます。
デジタルでは赤い丸い夕日が思った通りに撮れないが、フィルムを使うとビル群がもっと浮かび上がる撮り方ができるわけですね。ダイヤモンド富士の時も富士山がもっとくっきりできないのかと聞かれました。

4   バリオUK   2008/3/6 10:07

フィルムといっても、ネガはダイナミックレンジが広い、リバーサルは狭い、デジタルはその間くらいで、どちらかというとリバーサルに近いんじゃないかと思っていたのですが、違うんでしょうか?

5   ta92   2008/3/6 21:39

私の感覚では(といってもコニカのSHINBIがなくなってからフィルムは殆ど使っていませんが・・^^;)ラチュードというよりは高輝度に強いという印象を持っています。
言い方をかえればフィルムは明るい側にダイナミックレンジがが広く、デジタルは暗い側にダイナミックレンジが広いってコトでしょうか。
あくまで私個人の印象です。^^;p

6   papuru   2008/3/8 14:24

凄い鮮やかな色ですね、きーれいです。

7   習作   2008/3/8 15:50

詳しいことは分かりませんが、私も十分きれいだと思います。
フィルムで撮って美しく撮れても、デジタルにするためにスキャンすると、思い通りにならないので(まあ、私の腕が悪いのでしょうが)、私はもうよほどのことがない限りフィルムでは撮らなくなってしまいました。

8   SISI_DAD   2008/3/9 11:40

ダイヤモンド富士をプリントしたら日の光の部分は紙の地の白になりちょっとがっかり。比較のため図書館で富士山写真集を借りてルーペで見てみるとフィルムでも同じでした。違いはK100Dの日の光の部分の境界は整然としていて、写真集では少しランダムになっています。
ついでに図解雑学銀塩写真を借りて見ると、フィルムには高感度層、低感度層、ハレーション防止層と厚み方向にアドバンテージがあるようです。
ちなみにこの写真はSILKIPIXの夕焼けテイストで、流行のダイナミックレンジ拡張(ラチュードの非線形圧縮)と赤色強調(ベルビア風)しています。こう書くとやり過ぎのといわれそうですが、本によると銀塩写真ではフィルム、印画紙、引き伸ばし機を選んで、発色とコントラスト、エッジ硬さを調整するそうです。選ぶのはカメラとレンズだけではないのですね。

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