暑い夏が長かったので、じっと地中で待っていたのでしょうか。ヒガンバナが彼岸の中日になってやっと目が覚めたようです。
ヒガンバナって、こうやって出てくるんですね。この時期に何の芽だろうと思いました。北海道では見られないので、興味深いです。
彼岸花、出て来ましたか。出始めの初々しい感じがいいですね〜。
習作さん、ペッタンコ1号さん、こんばんは。ヒガンバナは稲作の伝来と共に大陸から入ってきたと言われますが、興味深いことに日本のヒガンバナは全て三倍体。ということは受粉によって種子が稔らないので種で増やすことは出来ず、ユリのような鱗茎を人が株分けすることによって増えていったと思われます。耕作地を広げるための客土の過程で広がっていたとも言われますし、鱗茎に有毒物質を含むのでネズミなどによる作物の食害を防ぐために古来から田畑の畦などに植えられていったとも言われます。いずれにしても、はるか昔、大陸から亘ってきた一株の根っこから日本中に広がったと思うと感慨深いものがありますね。
ここへ来て、一気に秋が加速している感じです。パッと見、アスパラに見えたりして・・。彼岸花は、葉っぱがないから不思議なイメージがあります。
Booth-Kさん、こんばんは。東京もこの一週間で一気に涼しくなりました。つい10日前まではタオルケット一枚で寝ていたのに、先週から薄い掛け布団を出しました。 なるほど、この姿はアスパラガスですね。美味しそうだけれどうっかり食べられません。花後の晩秋、茎が倒れると同時に葉が広がり始め、冬を越して、春にはその葉が消えます。冬の間に光合成をして鱗茎を太らせるというまことに不思議な生活を繰り返す花です。
>人が株分けすることによって増えていったそうなんですか。知らなかったです。故郷では道端や林のフチにちょろんちょろんと咲いていて、鬼百合と呼んでいました。狭山では田んぼのフチに咲いています。人がそこに植えた物とは。
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