パナソニック DC-G9M2 作例

2023年10月27日発売

DC-G9M2の仕様

2023年10月27日に発売された、パナソニックのマイクロフォーサーズ機の「静止画フラッグシップ」である。先代LUMIX G9 PROから5年半ぶりの後継機で、LUMIX Gシリーズとして初めて像面位相差AFを搭載し、ボディはフルサイズ機LUMIX S5IIと共通の外装に一新された。リアルタイム認識AFの追従精度は複数の媒体が評価した一方、起動とスリープ復帰の遅さは専門媒体と掲示板の双方が指摘し、のちのファームウェア更新で解消したと報告されている。

シリーズ
G
位置付け
マイクロフォーサーズの静止画フラッグシップ
先代
DC-G9
ライバル
OM-1 X-T5 α6700

DC-G9M2について詳しく読む

投稿写真 255枚

Camera Profile

DC-G9M2について

発売当時の発表資料、専門媒体のレビュー、利用者の声から、この機種の位置付けと評判をまとめました。

登場した時代

パナソニックは2023年9月13日にLUMIX G9PROII(DC-G9M2)を発表し、10月27日に発売した。LUMIX Gシリーズとして初めて像面位相差AFを搭載した機種で、発表時の価格はボディ単体で税込23万700円前後とされた。1プレス デジカメ Watchパナソニック、マイクロフォーサーズの“静止画フラッグシップ”「LUMIX G9PROII」。像面位相差AFに対応

先代のLUMIX G9 PROは2018年1月に発売された。それから5年半、後継機が出ない期間を経ての登場である。2レビュー 価格.comマガジンファン待望の「LUMIX G9PROII」最速レビュー! 5年半ぶりの後継機の実力は?

ラインナップ上の位置付け

G9PROIIは、マイクロフォーサーズ機の「静止画フラッグシップ」と位置付けられた。同時期のフルサイズ機LUMIX S5IIと外装デザインや操作系を同じにしたうえで、Sシリーズは「妥協なき表現力」を、Gシリーズは「高速性・機動力」を担うという棲み分けが示されている。1プレス デジカメ Watchパナソニック、マイクロフォーサーズの“静止画フラッグシップ”「LUMIX G9PROII」。像面位相差AFに対応

商品企画担当者は、フルサイズのS5IIを豊かな色調表現の機種、動画重視のGH6をプロの映像制作向けの機種としたうえで、G9PROIIを静止画性能を重視する機種と説明する。3インタビュー ShaSha(カメラのキタムラ)パナソニック LUMIX G9PROIIが登場!商品企画担当者へのインタビューから魅力を紹介ただし動画仕様はGH6とほぼ同等で、GH6の高い手ぶれ補正性能も受け継いでいる。4レビュー DPReviewPanasonic Lumix DC-G9 II review

先代からの進化

進化の中心はAFにある。先代のG9 PROはコントラストAFのみだったが、G9PROIIはGシリーズで初めて779点の像面位相差AFを搭載した。AF-C追従の連写は電子シャッターで20コマ/秒から60コマ/秒に、メカシャッターで9コマ/秒から10コマ/秒に速くなった。記録開始前に遡って撮るSHプリ連写も、遡れる時間が0.4秒から最大1.5秒に延びている。有効画素数は2,033万画素から2,521万画素に増えた。5レビュー デジカメ Watch新製品レビュー:パナソニック LUMIX G9PROII

手ぶれ補正は、ボディ単体で8段分、レンズとの協調(デュアルIS)で7.5段分の効果に強化された。ダイナミックレンジブースト機能も、ISO100の低感度域から使えるようになった。2レビュー 価格.comマガジンファン待望の「LUMIX G9PROII」最速レビュー! 5年半ぶりの後継機の実力は?

ボディは一眼レフ型だったG9 PROの形を引き継がず、フルサイズ機LUMIX S5II/S5IIXと共通のシャーシと外装で一から設計し直された。4レビュー DPReviewPanasonic Lumix DC-G9 II reviewこの刷新に伴ってG9 PROの上面にあったステータス液晶は廃止され、その位置にモードダイヤルが置かれた。バッテリーグリップはS5II/S5IIXと共用の新型になり、先代用のDMW-BGG9は装着できない。5レビュー デジカメ Watch新製品レビュー:パナソニック LUMIX G9PROII

ライバル機種との比較

マイクロフォーサーズでの競合機は、2022年に発表されたOM SYSTEM OM-1である。G9PROIIがGH6並みの動画性能を強みとするのに対し、OM-1は電子シャッターによる120コマ/秒の連写と、CIPA規格で520枚のバッテリー持ちを備える。6レビュー まなぞうちゃん2くらぶLUMIX G9PROIIファーストインプレッション:G99、OM-1との徹底比較

DPReviewの本国レビューは、2024年に発表された後継機OM-1 Mark IIを比較相手にしている。G9PROIIは画素数(2,521万画素対2,037万画素)と動画性能、価格で優り、OM-1 Mark IIはEVFの解像度やIP53等級の防塵防滴、バッテリー持ちで優るとされる。G9PROIIのバッテリー持ちは約390枚で、OM-1系の同クラス機の500枚超より少ない。4レビュー DPReviewPanasonic Lumix DC-G9 II review

より安価なAPS-C機のFUJIFILM X-T5とSONY α6700も競合に挙げられ、いずれもセンサーサイズはG9PROIIより大きい。G9PROIIの発売時の価格はボディ単体で1,899ドルで、先代G9 PROの1,699ドルから200ドル上がった。4レビュー DPReviewPanasonic Lumix DC-G9 II review

開発の背景

商品企画担当者によれば、G9PROIIは前モデルの仕様を踏襲せず、現時点で最適な操作性とデザインを一から検討して作られた。S5IIとは同時並行のプロジェクトとして開発され、両機種で「今求められるカメラのあり方」を追求したという。S5IIとの共同開発により、手ぶれ補正用のジャイロセンサーをペンタ部に配置し直すなどして、補正の精度も高めた。3インタビュー ShaSha(カメラのキタムラ)パナソニック LUMIX G9PROIIが登場!商品企画担当者へのインタビューから魅力を紹介想定するユーザーは、野鳥や航空機、鉄道などの動体を撮る専門・準専門のフォトグラファーとされる。5レビュー デジカメ Watch新製品レビュー:パナソニック LUMIX G9PROII

利用者の評判

価格.comでの総合満足度は、2026年9月時点で29人の評価による4.38である。クチコミ掲示板への投稿は1,598件ある。7掲示板 価格.comパナソニック LUMIX DC-G9M2 ボディ のクチコミ掲示板

専門媒体や販売店のレビューが共通して評価したのは、リアルタイム認識AFによる被写体と瞳の追従精度である。動物の瞳や、超望遠レンズで狙う被写体、車やバイクまで、安定して的確に捉えるという評価が並ぶ。5レビュー デジカメ Watch新製品レビュー:パナソニック LUMIX G9PROII

短所として専門媒体と掲示板の双方で挙がったのは、起動時とスリープ復帰時の動作の遅さである。4レビュー DPReviewPanasonic Lumix DC-G9 II review掲示板では、2024年10月配信のファームウェアver2.2で一部が改善し、2025年10月配信のver2.5で解消したと報告されている。8掲示板 価格.com『起動時間が遅い問題が解決しました』

評判の出典

12件

内容の確認日: 2026年9月28日

DC-G9M2で撮った写真の話題

この機種で撮影された写真に寄せられたコメントです。写真について質問したり、撮影設定を相談したりできます。

DC-G9M2で撮った写真を投稿する