| メーカー名 | RICOH IMAGING COMPANY, LTD. |
| 機種名 | GR |
| ソフトウェア | Photoshop Lightroom 6.14 (Windows) |
| レンズ | 18.3 mm f/2.8 |
| 焦点距離 | 18mm |
| 露出制御モード | 絞り優先 |
| シャッタースピード | 1/100sec. |
| 絞り値 | F2.8 |
| 露出補正値 | -2.7 |
| 測光モード | 分割測光 |
| ISO感度 | 400 |
| ホワイトバランス | |
| フラッシュ | なし |
| サイズ | 1987x3000 (2,161KB) |
| 撮影日時 | 2018-11-22 23:05:15 +0900 |
仏像の瞳にガラスや水晶の玉をはめ込み表情を出す「玉眼」という技法は、鎌倉時代に始まったと言われています。
しかし、この長勝寺仁王の、それによらず旧来技法により彫り込まれた目の、何と怖ろしいことか。
木造ゆえに、ヒビが入り、あまつさえカビまで生えていますが
どの角度から見てもこちらを殺しにかかってくるもの凄まじさを放っています。
以前、善光寺の仁王はその芸術性において、誇張すれば東大寺に匹敵する、と述べましたが、
長勝寺の仁王は華美を一切排し、ある方向性において、「誇張無しに」東大寺を上回っていると感じます。
仏像芸術の第二創世記たる鎌倉時代、未開の土地にこの様な傑作が生まれた。
果たして、何者がこれを彫ったのか。無名の仏師であろうはずはない。
まことに、謎です。そして、壮大な歴史ロマンです。
人間、怖いものがないといけないのかもしれませんね。
でもこの威圧感は受け止めきれない感じさえします。
到底、木の彫り物とは思えない凄さですね。
それにしても、GRの描写も凄い。
全作品の6分前の撮影ですが、こちらは仏像の表情がよく分かります。
この表情でにらまれたら流石の悪も退散しそうです。
圧倒的な迫力ですがどういう仏師が彫ったのか、それも歴史ロマンですね。
仁王像のお写真共通の
背景を真っ暗に落として
闇からぬーっと現れたある意味動感
躯体の逞しさ 顔の表情から 見る物に恐れ畏怖を与える感
どれも見事に表現されています。
作者不詳、これは仏像彫刻に詳しい方には
歴史にロマンを辿る旅となり想像が膨らむ事と思います。
ポゥさん、こんばんは。
鎌倉時代と言われるより、800年と言われた方が実感が湧く歴史に疎いEkioです(^^ゞ
作者の思いに時を重ねた凄み、そしてフレーミングが加わって圧巻です。
皆様、コメントをいただきありがとうございます。
仏像写真は自分的には大好物なのですが、この掲示板の中ではどうも独りよがりになってしまっている感じなので、
あと1~2枚でやめとこうと思います(って、あと2枚は投稿するんかい、って感じですが)
>迫力
もちろん、ただただ見てるだけでは見えてこないものです。
この仁王の仏師の実力は、そりゃもう相当なものですけど、
それを自分なりの感性でさらに引き出すために、コンデジ片手に
模索を重ねてます。
動かない被写体ですが、1回目の撮影とは全く違った写真になってると思います
>それにしても、GRの描写も凄い。
我が家唯一の広角単焦点がこのコンデジだけ、っていうのはちょっと悲しい気もしますが、
さすがにフィルム時代から名機と言われた系譜のレンズ、そして
小さいボディにAPS-C。
ズームレンズ派としては正直悔しいですけど、こと「写り」、という観点だと
こちらの方が上手、っていうのは、味音痴の私でも分かります。
MacもG3さんのMerrillとは似たコンセプトのカメラですけど、
味付けは随分異なるみたいです。
