メーカー名 | Canon |
機種名 | EOS-1Ds |
ソフトウェア | Capture One 6 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | |
露出制御モード | 絞り優先 |
シャッタースピード | 1/3158sec. |
絞り値 | F0.0 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2700x1796 (2,140KB) |
撮影日時 | 2013-05-04 14:45:44 +0900 |
●Takaya様、レンズの絞りメカニズムに関しては以下をみてくださいな。
絞りと被写界深度の関係が詳細に書かれています。
www.kansmemo.com/photo/camera/principles/entry-59.html
www.anfoworld.com/Lens.html#effectiveIrisNoneIris
あまりにも難しくて私の頭では理解できませんが。(^^;
ただ経験的に、多くのレンズはレンズ胴鏡の真ん中付近のやや後ろ側
にあるということで、キポン製のアダプターの絞りは後ろ過ぎます。
絞り機構の意味として、露出を制御することと、もうひとつ被写界深度の
の深浅の調節を行っています。
デジカメウオッチ記事
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/dressup/20110203_424426.html
(記事はイオスEFレンズですが、構造はコンタ645と同じです)
これを見ますと、キポン製絞りは、うんと絞ればある程度の被写界深度
の効果はあるようです。しかし同時に周辺部の光量落ちや、ケラレが出て
きますし、絞り自体も大きく絞らなければ、その効果を実感できません。
ただし明暗度調整は、この絞り機構で多少は使えると思います。真昼の
撮影だと絞り開放では、トンでもないシャッタースピード数値になりますのでね。
私が所持しているコンタ645レンズは安物のF2.8レンズです。そのF2.8で
撮影しても充分にピントを合わせることが出来ますし、被写界深度レベルも
OKだなって、自分なりに思っています。(私の場合、簡単なスナップ撮影
しかしないので、F2.8より明るいレンズを必要としない)
ただしレンズはイオスフルサイズに着けての場合ですので、シグマだとAPS
サイズなのでピント合わせはやや辛いかもしれません。
このアダプター、絞りリングがやや重く操作しにくいのですが、マウント部に
ガタはなく優れたアダプターだと思っています。
先ほど言った周辺光落ちですが、私が所持している望遠140ミリでは顕著に
でます。キポンの絞り数値が1-6まであって、3で既に周辺が顕著に暗くなり、
6では左右は丸く完全にケラレます。
45ミリのほうはそれほどでもないのですが、使うのは3くらいまででしょう。
●シグマ板ではありますが、話の都合上、コンタ645の140ミリf2.8レンズの
作例を載せます。カメラはシグマではなくイオス1DS初期型です。
イオス5D、5Dマーク2でも使っていますが、画質的に如何にもツァイスだなって
感じで出してくれるのが1DSです。つまり相性がよいのだということでしょう。
こういうスナップ撮影ではプライバシー権がでますので、大丈夫というぎりぎり
のところでアップしました。
我ながら何てつまらない写真をアップするのだろうかと思ってしまう。
●トンボの写真、もし翼幅が1メートルくらいあったら、とっても恐い。(^^;
ボーグでこんな近接撮影ができるとは知りませんでした。撮影の幅が広がり
ますね。近接撮影だと空気の影響を受け難くなりますので、その解像度は空
恐ろしいこととなるでしょうねえ。
私がボーグに求めるのは手持ち撮影ができる焦点距離の短いやつです。
それで解像力だけでなくコントラストでして、それで空気の壁を破る遠景撮影を
して見たいのです。昼間の明るい野外でしたら手持ち撮影も充分可能かと
考えています。
そうそう、感覚としてレフレックス500ミリの代わりに使いたいんですね。(^^;
●zzrさんもボーグを考えたことがあるのですか。そうか、昔は野鳥を撮って
いたんでしたよね。
創造的な写真は無理でも、想像的なやつは撮れます。(^^; 自分の殻を破る
新しい試みをやって行きたいですよね。
私も今ではマニュアルレンズでどうのこうのとは囃したてていますが、以前は
AFレンズで数打てば当たるっていう写真しか撮っていませんでした。
デジイチカメラを使いだしてから10年程経ちますが、けっこう被写体は変化して
います。コンデジで最初に始めた頃は花ばかり撮っていましたし、イベントや
祭りばかり撮っていた時期も。過疎の島々を延々と撮り歩いたことも。
最近は地域の歴史や地理を調べての撮影が多いのですが、気が向けば
望遠レンズを取り出して野外コンサートも撮ったりします。好きな音楽を聞きな
がらの撮影は最高ですし。
●高度な技術や手間をかけた写真は人様に任せるとして、私自身は出来る
だけ下手な写真をアップするように努めています。
というかそういうのしか撮れないので。(笑)
ただ思うに、ネット写真というのは、投稿に非常に制限が多くて、肖像権とか
プライバシーとかね。そういう足かせが多すぎて写真の内容としての面白さと
いうことでは、ネット写真には大きな限界があるんですよね。
人物スナップ写真だけでなく、例えば原発の写真もかなり撮ったのですが、
やはりセキュリティ上、これはまずいなということで、数点をのぞいて披露は
していません。工場写真や廃墟写真もそういうのがあります。
そういう事情は私だけでなく投稿者やブロガーの皆さん、全員そうじゃないか
と思います。
それでデジタル&ネットで写真を始めたような若い人は、デジイチを買った
ものの、ネット写真の現状を見て、次第に面白くなくなって写真を続けることに
興味を失って行くのだろうと思うのです。
写真とネットは親和性があるんですが、(撮った写真をそのままアップできます
から)、しかし写真の本当の面白さを体感するには、実はネットは逆に妨げに
なっているような気がしています。
ネット時代以前の写真シーンを体験している年配の人達はデジタル時代にな
っても写真を続けることができるでしょう。
しかしデジタル・ネットから写真を始めようとするような、若い写真愛好世代が
育たない時代になっているのではないかと私は危惧しています。
デジタルから写真を始めるような10-30歳くらいの方は、できるだけネットの
写真を見ないで、最初は写真をやるべきかもしれません。それである程度の
実力がつけば、ネット写真を見て学べることもあるかも知れませんね。
レンズとかセンサーの話し。自分で書きながらも、こんなことを若くてこれから
写真の面白さを知ろうという方々にとっては、こんな話は百害あって一利なし
って思う時があります。
非常に残念なのですが、それがネットの限界なのでしょう。見る側も自己責任
でもって選択しなければならないということ。