古老の家
Exif情報
メーカー名 Canon
機種名 EOS 5D Mark III
ソフトウェア Digital Photo Professional
レンズ 24-70mm
焦点距離 44mm
露出制御モード 絞り優先
シャッタースピード 1/41sec.
絞り値 F8.0
露出補正値 -0.7
測光モード 評価測光
ISO感度 160
ホワイトバランス オート
フラッシュ なし
サイズ 2000x1333 (1,802KB)
撮影日時 2014-02-03 11:00:55 +0900

1   プゥ   2014/2/20 01:21

作品的な意図はあまりありませんが、風土として紹介いたします。
尾鷲市須賀利町では、玄関先に手形を押した紙が貼られた光景を見かけます。
土地の方にお話を伺えば、米寿を迎えたお年寄りがいる家で張り出されるのだそうです。
医療の発展した現代では、88歳はめずらしくありませんが、古来は、特にこのような潮風の厳しい環境であれば長生きは珍しく、古老として小さな港町に知れ渡ったのでしょう。
現代の須賀利町では、比較的多くの家でこの手形が見られます。しかし、よくよく考えると、それはこの町の高齢化の著しさを物語ってもいるのです。

2   一耕人   2014/2/20 02:40

やはりプゥさん 凄いな~
>土地の方にお話を伺えば・・・・・
いいお仕事をなさいますねぇ。
ただシャッターを切って帰って来ては折角の撮影行も50点。
お写真の裏に隠れている事柄を頭に置いて撮影すると、一味も二味も違ったものになりますよね。
ついでに、お話を伺った方とカメラを放り投げて、一時間位雑談してくれば完璧。
お歳を召した方々のお言葉に無駄なものはひとつもありません。
全てが自身の肥やしになります。

ナンチャッテね。酔っ払いの戯言でございます。
浦霞 旨め~

3   スカイハイ☆Αθήνα(旧バリオUK)   2014/2/20 07:28

こういうの、昔見たことあると思います。
これって、地域的なものなんでしょうかね?

この写真で気になるのはセピアがかった色合いですね。
木造の部分は普通にこんな色になるでしょうが、右のほうの屋外の色が、普通に撮るとこうはならないと思うので。
とても気になります。
タネ明かしをしていただけないでしょうか。

4   調布のみ   2014/2/20 09:17

プゥさん、おはようございます。
いつもながらの渋い発色がこの写真をより印象深いものにしているように思います。
右の手形は新しいですが、左のはちょっと古く色も違って・・・
画面をあちこち見て色々と思いを巡らせることのできる写真はいいです。

5   Nozawa   2014/2/20 09:49

プゥさん、お早うございます。
 色々な珍しい地域の特色の強い風習を見つけてこられますね。

6   BoothーK   2014/2/20 14:22

生活感、風習から時代の流れまでが凝縮された一枚、重みがあります。故郷に老夫婦残している身としては、考えさせられるなぁ。せめて、まめに帰省するくらいか。

7   taketyh1040   2014/2/20 15:27

そんな風習があるんですね〜。
なんだか、素敵なお話しを伺った気持ちになりました。
綺麗な景色ばかりでなく、こんなお写真も良いですね〜。

8   Ekio   2014/2/20 22:54

プゥさん、こんばんは。
こんな風習があるのですね。
年を重ねて行くことが勲章。今の世の中はどうなんだろうと改めて考えさせられてしまいます。

9   ペン太   2014/2/20 23:10

プゥさん こんばんは。
初めて目にする風習ですね~。
新旧の手形の対比も印象的です。
一番の驚きは、手形の手のごっつさです。
とても高齢の方の手形には見えませんね!。
スカイハイさんも書かれていますが
アンバーに転んだ様な色合いも独特な雰囲気を醸し出しています。

10   MacもG3   2014/2/20 23:32

その土地ならではの風習と言うものは、そこの行かないとわかりませんもんね。
写真で見せていただいて解説までしていただくと
なんか自分が行った気になります。

11   プゥ   2014/2/21 21:17

みんさま、コメントをいただきありがとうございました。
すみません、質問のあった方にのみレス申し上げます。
一耕人さん
こんばんは。
旅行に、それもこういうところに旅行に行ったら、やはり地元の方とお話をしませんとねぇ。
うれしいんですよ。郷土愛の強い方々が、「わが郷土に興味を持ってくれた」っていうことに喜んでくれている様子が。こちらまで嬉しくなるんです。
この須賀利町ではあまり話し込めませんでしたが、この次に行った九鬼では、それこそ写真を撮る間がなくなるくらい長話となり、日が暮れてしまいました(笑)
お年寄りの話は面白いですね。多少誇張が入っていることさえ楽します。
スカイハイさん
こんばんは。
コメントを拝見して調べて見ましたら、これと似た風習がいろんなところにあるようですね。
どういう経路で広まっていったのか、いつか港町や津々浦々を巡ってその足跡を調べられたら。面白いでしょうねぇ。
さて、色ですが、ごく単純です。
ホワイトバランスを曇りか日陰にして、彩度を下限ぎりぎりくらいにしただけです。トーンカーブは一切いじりません(めんどくさがり屋なので、滅多にいじることは無いです)。
晴れた日にこれをやっても絵になりませんが、陰影の淡い曇天下で撮った写真にこの設定を行うと、「古い郷土図鑑のレトロ風写真」調になる気がして、最近好んでやってます。
見たことは無いけど、懐かしさを感じる、そんな香りを感じて頂けたら、と思っています。

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