Young Man
Exif情報
メーカー名 Canon
機種名 EOS 5D Mark III
ソフトウェア Digital Photo Professional
レンズ 24-70mm
焦点距離 50mm
露出制御モード 絞り優先
シャッタースピード 1/49sec.
絞り値 F8.0
露出補正値 -1.0
測光モード 分割測光
ISO感度 100
ホワイトバランス オート
フラッシュ なし
サイズ 1333x2000 (2,398KB)
撮影日時 2014-02-03 12:10:05 +0900

1   プゥ   2014/3/11 21:48

だいぶ古くなってきた尾鷲・熊野灘の写真、出来ればあと3回の投稿で終わりにしたいな、と思ってます

曲がり角だらけ、階段だらけの港町・須賀利の通路を、「クロネコヤマト」の男性ドライバーが登ってきました。
よっしゃ~!って思って、力み過ぎて思わず手ぶれしちゃいました.
ガラガラ・・・という、古びた民家ならではの音を立てながら玄関を開け「おばぁちゃ~ん」とご訪問。
帰り道の後ろ姿を撮ってみたいという気持ちがありましたが、なかなかその家から出てきませんでした。
きっと、おばあちゃんの長い長い世間話につかまってしまったのでしょう。

2   ペン太   2014/3/11 22:06

なんとも絶妙なタイミングに遭遇されましたね!
都会では絶対に見る事が出来ない、狭い路地を
徒歩で配達の宅急便、CMに使えるショットです。
離島でも山奥でも配達できない場所は無い と
以前テレビで見た記憶がありますが、まさにそのいまんまです。
雑然とした路地裏に、宅急便のお兄さんが素晴らしく主役をはっています。 

3   Ekio   2014/3/11 22:20

プゥさん、こんばんは。
この階段を登ったり降りたり、足がガクガク来そうです。ご苦労様です。
セピア調で統一された中で、偶然でしょうか、帽子の緑と奥の建物の緑が良いアクセントになっていますね。

4   Nozawa   2014/3/11 22:31

プゥさん、今晩は。
 この写真を見ていますと、この町内の古くからの漁村の田後、網代などと言う村の中を歩いているときとソックリです。
私の町内の漁村を見ている感じが強いです。
漁村と言う特性と、この様な家の立ち並んだ姿があっているのでしょうね。
同じ町内でも、私の村の農村地帯とは全く違った独得な家の並びです。

5   Booth-K   2014/3/11 23:39

海無し県で育って、今も港とは縁のない生活をしているせいか、普段見たことのない風景で、強い印象的な雰囲気を感じます。何だろう、生活の匂いみたいな。

6   スカイハイ☆Πελοπόννησος(旧バリオUK)   2014/3/12 03:13

こういう景色、普段あまり見かけませんよね。
田舎の漁村や離島にいくと、こういう集落が珍しくはないようなので、あまり行かないから見ないというだけのことなのでしょうが。
でも三重県南部の漁村などでも高齢化と過疎化が進んでいるようですね。
なんとか伝統的な生活と街並みを守っていただきたいものです。

一般論に広げていいんじゃないかと思いますが、ヨーロッパを見ても、狭い路地というのは、地域の財産ですね。
観光客はこういうところを見たいわけです。
狭い路地を守るということは、狭い路地によって成り立つ生活や経済活動を守るということです。
今世紀に入ってからというもの、大型店ばかりが栄えて地域経済がガタガタですが、なんとかしていただきたいです。

7   mukaitak   2014/3/12 09:07

漁村の路地裏風景、味がありますね。
渋い色合いが雰囲気を高めていると思います。

8   ガル   2014/3/12 10:36

プゥさん おはよう御座います。
前後のストーリーが自然にわいてくる、ドラマのワンシーンですね。

9   プゥ   2014/3/12 22:17

みなさま、コメントをいただきありがとうございます。
ペン太さん
こんばんは。
>CMに使えるショットです
ありがとうございます。
自分でいうとたいそうおおこがましいですが、撮影後の印象は「宅急便のポスター」でした。
モデルになってくれたドライバーさん宛に、拙作だけど送ってみようかな、なんて思いました。
写真を通して、そんな触れ合いが出来たらどんなにいいことか。今、結構本気で考え中なのです。
Ekioさん
こんばんは。
この階段自体は角度はありますが長さは大したことが無い、というか、階段の合間に通路があるのでピクニック気分で歩けます。
この宅配がクロネコヤマトでよかったと思っています。制服の色が好きです。これが〇が〇急便だったらあんまり気に入ることは無かったかと思います。
Nozawaさん
こんばんは。
漁村と言えば、坂道と瓦屋根と連なる軒、ですよねぇ。
住んでいたり近くに住んでいる人にしてみればなんてことないかもしれませんが、山国の私にはとっても新鮮な街並みです。
Booth-K さん
こんばんは。
須賀利は、この時丁度お昼時だったことやお年寄りが多いせいもあって人は少なかったのですが、そこかしこに見える洗濯干しや自転車、漁に使う網などの存在が、ささやかな暮らしの息吹を物語っていました。
寂しいと言ったらそれまででが、私としては好きな空気感でした。
スカイハイさん
こんばんは。
こういう細い路地は、好きな人にはたまらない雰囲気だと思います。私はものすごく好きですねぇ。地元にはこういうところあんまりないです。しかも階段も、となると、まずありません。憧れる風景です。
須賀利では過疎・高齢化が進み、子供が主役の祭りが途絶えてしまってさえいます。それだけ若者がいません。
でもですね、そういう、消えゆく運命の町もそれはそれで、いや、それだからこそ醸す空気感ってあるんですよ。写真はその記録・記憶を切り取る芸術でもあると思います。
この町が遠くない将来消えゆく運命であることは悲しい、しかし、カメラマンとして消えゆく雰囲気に立ち会い、撮影できたことは、多少残酷なようではありますが、幸運であったと言ってもいいと思うのです。
mukaitakさん
こんばんは。
この町の写真は、すべてこの色調で調整し、投稿させてもらっています。
晴れていればもっと明るめの色にしたかもしれませんけどね。
曇りの日は曇りの日で雰囲気のある町だな、って思いました。
ガルさん
こんばんは。
ありがとうございます。
何とか、この町のおけるこの若い宅急便ドライバーの「異質さ」みたいなものを感じていただけたら、と思い投稿させていただきました。
そうおっしゃっていただけると、カメラマン冥利に尽きます。高齢化など、いろんな問題を抱えた町ではありますが、それは置いといて、見て頂きたいものがありました。とっても嬉しいです。


10   スカイハイ☆Πελοπόννησος(旧バリオUK)   2014/3/12 22:39

それはしかし、戦場のカメラマンに共通する感覚でしょう。
戦場や、亡びゆくもの、朽ちていくもの、そこでしか見れない美しさ、醜さ、人間の本質に迫る喜びもありながら、やはりそんなものはないに超したことはない、そこを伝えるのが写真家のあり方かと思いますけど。

11   プゥ   2014/3/13 22:49

スカイハイさん
再度のコメントありがとうございます。
私も、この町が細々ながらもずっと続けばいいと願ったり、失われた子供たちの祭りが復活すればいいと夢見たりしないわけではない(実際、自分に子供が出来たらにここで暮らしてみたいな、とか夢見たりしました)のですが、
そういう、過疎とか高齢化とかいう社会の問題を写真に持ち込むことについては、あえて無頓着でいよう、と思ってます。
見てくれた人がたまたまそちらの方向にも考えが至るだけならいいんですけど、意図してそのテーマを前面に押し出したくはないかな、と。
なんとなく町街並みの雰囲気を感じてもらえれば、それでいい、綺麗だとか、興味深いとか、行ってみたいと思ってくれたらなお嬉しい、という風に考えてます。ハッピーな気持ちになって欲しいわけです。
あくまでも私個人の価値観ですが、「見る人に社会問題とか、そこまで深いこと考えさせてしまったら、それは私の本意じゃない。成功写真じゃない。私は単純に、自分が好きだと思った風景を見てもらいたいのだから。」って思ってるんですねぇ。
スカイハイさんの写真家像を否定するわけじゃないので、お気を悪くなさらないでください。ただ、私が自分で目指してる写真と、スカイハイさんがおっしゃる「『そこを伝える』写真」では、方向性が違う、っていうだけなんです。

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