メーカー名 | SIGMA |
機種名 | SD1 Merrill |
ソフトウェア | SIGMA Photo Pro 5.5.0.0005 |
レンズ | 30mm F1.4 |
焦点距離 | 30mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/320sec. |
絞り値 | F2.8 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | オート |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2352x1568 (3,510KB) |
撮影日時 | 2014-03-30 17:47:31 +0900 |
香川の平野は狭くて人口密度も高く、山も低いのです。だいたい河川
というべきものが流れていません。
写真にならない。というのが実直な感想でして、それでランドスケープを
意識すれば、自然と瀬戸の海の写真となります。
この写真の連山の向こうが瀬戸内海です。山に隠れて海は見えません。
ところで・・・
zzrさんが撮られた福島市というのは盆地に出来た町ですね。
地図で見ると、他の東北の地域に比べれば、そんなに大きな盆地では
ないようです。しかし関東から仙台へと抜ける最短の通り道にあるよう
でして、いわゆる中通りというのかな。(海側が浜通りとか)
それで県庁所在地になったのでしょう。
盆地というのは、成り立ちとしては山脈と山脈の間の谷間が河川の
土砂堆積によって生まれた平地です。最初は湖なんかができて、その湖
も自然と埋め立てられて最後にはフラットな平地になる。
ですから盆地には必ず大きな河川が流れています。
平地と河川があれば大規模な稲作農業が可能ですし、人も住んで都会が
できます。
山と山の間は盆地だけど、山と海の間も平野ができます。
規模としてはこちらが大きくて、関東平野、石狩平野、濃尾平野などが
有名です。庄内平野もそうですね。
ところで、こういうユニークで面白いサイトがあります。
是非ご覧いただきたいのですが・・
海面上昇並びに海抜を調べる地図ソフト
Flood Maps
http://flood.firetree.net/?ll=35.6751,139.8669&z=7&m=9
これは恐ろしいまでの想像力を掻き立てる地図ですね。
地球温暖化により、もし南極や北極の氷が溶けてしまったとすると、
海抜は70メートル上がるといいます。そこまではいかなくても、ほんの
数メートル海面が上昇しただけで、日本の主たる平野の農地や大都会
は海面下になってしまうのです。
それは現代の文明が維持できなくなるということを意味します。
人も住めなくなるし、食料を生産することも叶わなくなる。
この地図は最大、60メートルの海面上昇に対応していますが、それで
世界地図にまで広げてみますと、なんと、中国大陸の大半は海面下に
沈むということです。ヨーロッパもそうですし、世界上の都会や穀倉地
はなくなってしまいます。
竹村公太郎氏の著作によって、こういう地図があることを知ったのですが、
それだけでなく竹村氏は、地球温暖化は気温上昇がどうのこうのという
よりも、直接的な海水温の上昇こそが最大の危機ではないかと言って
おられました。
それはどういうことかというと、発電所なのど温排水のことなのです。
100万キロワットの発電所は、電気エネルギーの熱換算率は30パーセント
と言われていますから、100キロワットの電力を起こすためには、200万
キロワットに相当するの熱エネルギーを無駄な排熱として、海に流している
ということになるのです。
海水は摂氏4度で堆積が一番小さく、温度上昇とともにその堆積を増加
させていきます。つまり海が膨張して海抜が上がるということ。
地球温暖化で気温自体が上がることは、この日本にとってはさほど危機
ではかなろうと思います。北海道が穀倉地に早変わりするわけですから。
しかし海面上昇が起きると、それは大変なことになるわけです。
海水温の上昇は大気気温の上昇によっても起きますが、それだけでなく
それ以上に、海水を直接的に温めていることが問題だということですね。
海水面60メートル上昇の東北をみますと、仙台平野は沈みます。なんと
横手盆地すら入海になってしまうし、庄内平野は当然海の中。
福島では、福島市の近くの伊達市も海になるようです。
北海道では、石狩平野は海に没し、北海道は2つの島に分かれてしまいます。
もっとも注目すべきなのは、日本最大の平野である関東平野がなくなること
です。(これは縄文海進シュミレーションなどで有名です)
おはようございます。
温暖化やPM2.5、何か暗い未来しかみえませんね。
イエローストーンなんかも不気味だし。。