メーカー名 | SIGMA |
機種名 | dp2 Quattro |
ソフトウェア | SIGMA Photo Pro 6.0.5 |
レンズ | 30mm F2.8 |
焦点距離 | 30mm |
露出制御モード | 絞り優先 |
シャッタースピード | 1/4sec. |
絞り値 | F2.8 |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | オート |
フラッシュ | なし |
サイズ | 1808x2712 (1,423KB) |
撮影日時 | 2014-08-16 17:34:21 +0900 |
kusanagiさんのテスト、
昔昔、大友克洋氏が描いた漫画で Highway starというのがあり・・
おんぼろ車(外見はポンコツ、中身はモンスターマシン)でスポーツカーに
賭けバトルをいどむ、そんな内容、
負けた、車のドライバーが、ちくしょう・・ただの、ぼろ車じゃないな・・
と言う・・。
quattro Vs D800・・そんな闘いに思えます。
こちらの掲示板の方々は皆さん紳士でらっしゃいますので
こういうあからさまな比較テストはしませんね。(^^;
しかしやればこうなるのだ、ということでアップしました。
笑休さんの仰る通り画質は、ほぼ互角です。
しかし値段はレンズを含めれば3倍以上の開きがあります。
れいのソニーのフルサイズコンデジでも2倍の価格差。
dp2Qは価格破壊のカメラなんですね。
dp2Qの有利さはそれだけでなく、撮影が容易いということ
も挙げられます。レンズシャッターの有利さでブレにくいの
です。これは特筆に値します。(dpXMも同じ)
さらに、撮った後の画像処理がほとんど不要です。
このカメラ内画像処理の上手さ(丁寧さ)がクワトロの最大の
特徴で、これが為にdp2Qは大きくなりすぎたという逸話が
あるほどです。
一耕人さん、物欲刺激発言はいけませんね。(^^;
しかしdp2Qを使い切るにはコツが要ります。そのコツを掴む
にはかなりの労苦や試行錯誤を伴います。
シグマの歴代のカメラは概ねそうで、ユーザーが工夫をして
よく考え、挙句ユーザーが独自の使い方を得とくしマスター
しなければ本当の使い方が出来ないように作られている
みたいです。
お金さえ出せばdp2Qは買えますが、それでdp2Qが使える
ようになるとは限らないのです。
今度のdp2Qは確かに買ってすぐに優れた画像を得ることが
出来ます。これまでのシグマは、それが難しかったので、
この点では格段の進歩を遂げていますね。
しかし、dp2Qは確かに容易に高画質画像を得られますが、
コンスタントに写真を撮る為の道具、そのようなカメラとしては、
逆に格段にハードルが高く設定されているように思えてなり
ません。
ユーザー個人個人が自分に合ったカスタマズをしなければ
写真撮影をスムーズにできないようになっているのです。
ですから、dp2Qを買って使って、それで写真の腕や思考力が
逆に劣化するという自体も考えられますね。
かなりの人が、この罠にはまるのではないかと私は考えて
います。
写真の質ではなく、画像の画質という名の物欲に陥ってしまう、
そういう怖いところのあるカメラだと思います。dp2Qは。
※今回の比較テストで、dp2Qの撮影のし易さに驚いています。
一方、D800は手ブレが多く目立ちました。ミラーショック・ブレも
あるのじゃないかなって思います。(それで継続機のD810では
ミラーバランサーを付けてきた)
予め手ブレが予想出来ましたのでバッテリーグリップ付きを購入
したのですが、今後は静音モード撮影やミラーアップ撮影(手持ち
でも簡単に使える)をすべきかもしれませんね。(それでもフォーカル
プレーンのシャッターショックはあります)
私のdp2Qはかなり使いやすくなりました。最初のころのdp2Q
とは別モノという感じです。大友のハイウェイスターのボログルマ
の雰囲気かも。(^^;
そうなると、このカメラはスナップシューターとしては抜群のもの
となって、今後は大いに酷使できそうです。