レンゲツツジの落葉
Exif情報
メーカー名 Canon
機種名 EOS 5D Mark III
ソフトウェア Digital Photo Professional
レンズ EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
焦点距離 104mm
露出制御モード 絞り優先
シャッタースピード 1/83sec.
絞り値 F8.0
露出補正値 -0.3
測光モード 分割測光
ISO感度 100
ホワイトバランス オート
フラッシュ なし
サイズ 2000x1333 (1,985KB)
撮影日時 2014-10-26 06:25:34 +0900

1   ポゥ   2014/11/4 20:36

初夏には草原を真っ赤に彩り、
秋には、紅葉の少ないこの高原を、
その小さな葉でほのかに、しかし実に印象的に染めてくれる。
レンゲツツジはやはり美ヶ原高原の代名詞であります。
画面中央右側の、サンゴの様な樹がそれで、
晩秋のこの日、わずかに紅葉を残していました。

背景の山は、ほんのりモルゲンロートの槍ヶ岳から穂高連峰です。
11月4日現在、白馬連峰~爺ヶ岳あたりの後立山連邦
までは冠雪が見られますが、それより南方に位置する
穂高・槍連峰や常念連山あたりは、一昨日あたりまでは
白く染まっていましたが、今日は殆どがとけてしまっていました。
長野ご来訪の参考までに。

2   Ekio   2014/11/4 22:56

ポゥさん、こんばんは。
>サンゴの様な樹・・・
なるほど面白いですね。背景の雄大な景色がいい感じですね。
個人的な好みだと、下を少し切ったほうがいいかなと思いつつ、この場所の雰囲気も捨てがたいと思うのであります。

3   MacもG3   2014/11/4 23:33

レンゲツツジ今年最後の彩りですかね。
あと1ヶ月もすれば霧氷や樹氷で真っ白になり長い冬眠生活入る事でしょう。あの白い世界はまさに別世界。病み付きになります。

4   oaz   2014/11/5 10:46

ポゥさん、お早うございます。
Ekioさんも言っておられますが、前ポケや下のほうを少し切ったほうがすっきり成るかな・・?
と思いながら見ています、難しいところですね。

5   調布のみ   2014/11/5 12:28

わずかに残る紅葉が晩秋を告げて・・・もう冬はすぐそこまで来ているようですね~。
ほんのり色付いた山脈と手前で風に揺れる枯れ草からは寒さすら感じられます。

6   stone   2014/11/5 17:18

美しい空気です
秋の朝、光が世界を包むような感覚、素敵ですね。
山並みはもちろん、淡い空、右手の青い影、赤く染まる小麦色の草、
入れたい要素がいっぱいの画面^^です。全部入れちゃえー!と声が聞こえたように思いました~。

7   ペン太   2014/11/5 19:39

朝陽の中 寒色系の色彩では無いですが、
凛とした高原の朝の寒さが伝わってきます。

 ローアングルで、レンゲツツジを中央に配し
遠景のアルプスをきっちり背景に持ってこられて、絶妙のバランスかと私は思いますが。。

 アルプスの山肌に、高原の影が写っているのも いい隠し味ですね~。

8   ポゥ   2014/11/6 18:28

みなさま、コメントをいただきありがとうございました。
構図・ボケについてですが、
まず、一番手前が枯草、中段にレンゲツツジ、背景に穂高連峰
となっています。
そして、光線状態なのですが、
背景の山の画面右側部にモルゲンロートと影の境界線があるので
分かるとおり、まさにてまえの地表に太陽光が当たり始めたところ、
となっています。
画面下側がやや暗くなっているのは、「まだ太陽光が当たっていないから」
なのです。
よく見ると、レンゲツツジにも光と影の境界部があるのが分かります。
この点はオリジナルサイズで見て頂けると一目瞭然です。
なので、私としては光と同じくらい「影」も重要だと思っていて、
影部の豊富な下側をカットするという発想はありませんでした。
モルゲンロートって、とかく色味に注目が行きがちですけど、
この現象の原理の最たるものは、「地球の影」であることなんです。
絞りはF5.6でも撮りましたが、
手前の枯れ草をぼかし過ぎると「光の存在感」が薄れてしまいましたので、
特にこの点での批判はあるだろうな、と思いつつも、
あえて枯れ草のシルエットがはっきり分かるF8の一枚を
投稿させていただきました。

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