「クロヒカゲ」といいます。笹薮の中をくぐるように低く飛びます。ジャノメチョウ科の蝶たちは殆ど茶褐色系ですが、この蝶は黒味が強いので黒日陰蝶という名がついています。近付いてよくみると、なかなか美しい蝶です。
各社それぞれの18mmマクロレンズが大活躍ですね♪翅の表面の質感までしっかりと描写されてますね。この目玉のようなぐるぐるで何かに擬態してるものなんでしょうか。
蝶も素晴らしいですが、写真全体としても素晴らしいものですね。バックのグラデェーションの美しいこと!!
蛇の目模様がなんとも不思議に感じます威嚇するのでしょうか?
みなさま、コメントありがとうございます。地味な蝶なんですが、何とか美しく見せてあげたいと日当たりとバックを工夫しました。蛇の目模様には鳥との関係で二通りの話があります。一つは、蝶を捕食するような普通の鳥は、猛禽の目のように見える蛇の目模様をとても怖がると。でもそれはもっと大きな蝶の目玉模様で日本にはいないフクロウチョウなどがその典型とされています。もう一つは、ジャノメチョウ、ヒカゲチョウのように薄暗いところを好む蝶の目玉模様につて。明るいところだと取りに頭や胴を攻撃されることが多いけれど、薄暗いところ、朝夕の薄暮気味の光だと丸い模様を頭だと思って攻撃してくるので助かるのだとか。大学の生物学の教授の実験結果がウイキに載っています。
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