メーカー名 | SIGMA |
機種名 | DP3 Merrill |
ソフトウェア | SIGMA Photo Pro 6.2.0 |
レンズ | 50mm F2.8 |
焦点距離 | 50mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/100sec. |
絞り値 | F3.2 |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | オート |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2352x1568 (1,986KB) |
撮影日時 | 2012-04-17 20:38:02 +0900 |
人はなぜ、夕日の写真を撮るのだろう。もう見飽きているだろうに。
毎日々々日は暮れるわけで、そりゃあ何時も見事な夕日になるとは
限らないけど。
写真家、宮嶋康彦氏の著作、「脱『風景写真』宣言」-2010年の花鳥風月-
を、たまたま古本屋で見つけたので読んでいる。風景写真、ネイチャー写真
の話でもあったりするのだ。
2200円の本が360円だ。なんとも人気がない。
が、一目読んでみて心がしびれた。
写真も凄いけど、文章が文学作家並なのだ。
そして内容がもっとも良い。
しかしすべてが良すぎるから、かえって人気はないだろう。それが現実だ。
と、書きながらも本当に良いものはやはり良いのだ。この著作家の本を
今後も探してみよう。
久しぶりに写真を撮った。直前の撮影日が6/28、その前が6/6だから、
実質3ヶ月ぶりかもしれない。6月のその両日ともコンデジと三脚撮影しか
していないし、今回もすべてシグマのコンデジですました。
可能な限り、デジイチでの頭部電磁波被爆を避けているのである。まあ、
コンデジもカメラを持つ手は被爆するけど、そこは融通思考。(^^;
それからシグマで撮った画像をバソコンで見るとき、もうピクセル等倍で
見るのはやめた。24インチの画面いっぱいまでの鑑賞で十分とする。
これでVDT症候群を出来るだけ抑えたい。モニターも出来る限り、眼から
遠ざけて配置している。
夕日の撮影道で、お話好きな年配者と同行する。
ナイキのシューズに、小ざっぱりだが地味なスタイル。ザックを背に洒落た
バックも肩に。
野球帽をかぶり度の強いメガネをかけている。
不思議なことに傘も持参している。えっ、こんなに天気が良いのに。そうか、
日傘のつもりかも。でも君は顔が真っ黒で日焼けのプロだぜ。(^^;
多分、お仕事は退職した方なのだろうと思う。ここへはいつもの散歩コース
なのかもしれない。
私の撮影に合わせて、彼はやおら携帯を出して夕日を撮影する。
一時の撮影の友だ。
特に今日は外国籍のクルーズ船が来て、港もちょっとは賑やか。
地元の女子高校生が多数、可愛い袴と大きなリボンのような赤いタスキ掛けて、
書道パフォーマンスをやっていた。そう、おもてなしというわけ。(^^;
お年寄りの多いクルーズ船の客は、みな大喜び。
実際に、毛筆で外人さんが手習いの字を書くテントも設けていた。
あら、私より遥かに上手い。(^^; 書き順はめちゃくちゃだけど、多分絵の心得
のある外人女性だったのたろう。ほんとに上手い。
女子高校生は火の付いたように大喝采。弾ける若い声が周囲に染み通っていく。
写真撮影は、小さな出会い。
日々出会い、日々別れる。ほんの小さな繋がりの連続。
それを私は写真に収める。
この写真のカメラマンは自転車でやってきて、夕日を撮影している。たぶん何度も
なんども以前から撮っているのだろう。三脚を立てるでもなく、カメラも手軽なやつ
だから、我々のようなハイアマチュアというわけではない。
カメラがデジタルになってよかったこと。それはこういう、普通の人々が普通に
写真を撮れるようになったことだ。静かに写真の市民革命が起きている。
こんばんは。
印象的な部分だけ切り取った気持ちのいい撮り方だと思いました。
それぞれの部分の質感がしっかり出ているので臨場感がありますね。
きれいな夕日もいいけどこういう穏やかな凪の風景、好きです。
この撮影場所って、高松港の堤防なんです。数百メートルくらいは海に
突き出ていますよ。まさに海上を歩くっていう雰囲気なんですが、市民の方の
格好の散歩道になってますね。
撮影に行くと、必ず誰かが声を掛けてくれて、そのまま世間話モードに
なっちやいます。(^^;