メーカー名 | SONY |
機種名 | NEX-3 |
ソフトウェア | Capture NX 2.4.0 W |
レンズ | E 16mm F2.8 |
焦点距離 | 16mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/30sec. |
絞り値 | F2.8 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 500 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 800x642 (364KB) |
撮影日時 | 2011-04-19 23:44:30 +0900 |
カメラを重くする。たったそれだけの実験です。
装着レンズはシグマのスカスカの軽いレンズ。普通の撮影ではミラー・シャッター
ブレが見られるレンズです。これだけ「重り」を付けるとスローシャッターでもブレが
見られなくなります。
面白いのは重りプレートを追加する毎に、微妙なブレが剥がれていくようになくなって
いったことです。
このマーク2は特にミラーショックが過大なのですが、とにかく基本としてボディを
がっしりと固めて重くすればなんとかなるということ。
そして大概の撮影では、ミラーやシャッターぶれは常に起きているということ。
ただユーザーが気がつかないというだけで。
このマーク2でミラーブレをなくそうと思えば、ライブビュー撮影のミラーアップ状態
で撮影すればよいわけですね。それでここまでする必要はないのですが、それでも
シャッターのブレは常時起きているわけです。
その機械式シャッターぶれを完全に無くそうと思えば、今度は電子シャッター方式に
するしかありません。
こうしてみると、シグマDPの高精細な画像は、DPはこのミラー・シャッターぶれが
起きにくいという利点も、大きくあるのだということに気がつきます。
DPシリーズはミラーがなく、シャッターのレンズシャッター方式なのでブレが殆ど
ないですから。
今回はカメラボディを重くしたわけですが、レンズも大きく重いものを着けるという
のも効果は大きいです。
シグマアートレンズやコシナ・オータスは大きくて重いレンズです。設計上、無理を
しないというセオリーでああなったわけでしょうが、結果としてのレンズの大きさや
重さが、撮影時のミラー・シャッターブレ低減に役立っているのもありと考えています。
ミラー・シャッターぶれは高画素カメラから目立ち、超高画素カメラでは致命的?に
なります。でも考えてみれば低画素カメラでも気が付かなっただけで、この現象は
起きていたということになります。
ミラー・シャッターぶれは、手ブレではないので、手ブレ補正レンズを使っても関係
ありませんし、三脚を使っても出てくる場合があります。
それで高速シャッターを使えば軽減されるので、最近のレンズは開放絞りから実用
になる方向に向いていますね。そしてカメラ本体も機械ショックを抑えたり、また
電子シャッター方式を採用するカメラが増えています。
こんばんは。
いやはや、とんでもないマシンになりましたね~。
これにアングルファイだーをつけて撮っていたら注目の的でしょう。^^
『ライブビュー撮影を・・・』その通りなんですよね。
特に我々風景家は利用して損のない機能だと思います。
スーパーの広告写真を撮られているプロ写真家は
『これで撮ると構図に悩まなくてよいので』と仰っておりました。
APSサイズを使われていたので『プロですか?アマですか?』
なんて失礼な事を聞いてしまった・・・・反省。
スーパーのチラシ写真は小さいのでAPSカメラで十分です。
オーバークオリティをしないのはプロのやり方です。チラシの写真の大きさに合わせて
写真のデータ量やクォリティを考慮してくれるのが印刷屋としては有難いんです。
チラシの中の写真は膨大な数があり、しかも印刷納期は限られています。
必要以上のデータを貰っても後処理で印刷屋が困るんですね。(^^;