めりぃ苦しみます！
　日中、非常に厳しい交渉（というか通告）がありましたが
何とか終えて、イブはかみさんといっしょに広島パセーラの
大ツリーを撮影しました。家族パーティーは前日に済ませて
まして、この日の晩御飯は質素な鍋。そのあとのお出かけです。
　大ツリー、俯瞰するとこんな感じです。通行人の皆さんと
比較してみると、15mくらいあるのかな。

これがあのツリーの全貌ですか。
確かにデカイですね。
日本にはキリスト教徒は少なかったはずだけど、
頑張って飾り付けてますね。
ひょっとしたら、隠れキリシタンが多いのか？（＾＾）

　そうなのです、デカイのです。
　でも２５日の２１時頃から、周囲にバリケードを
張り巡らして、片づけが始まりました。２５日いっぱい
は点灯してほしかったのですが、日本では２６日以降に
クリスマスムードが残っているとちょっとまずいっていう
雰囲気がありますね。ケーキも靴下型お菓子セットも、
たたき売り。
　日本にはキリスト教徒がそれほどいないのに、クリスマス
が賑わうことについて、経済官僚で小説家の堺屋太一さんが
考察してます。それによれば、古くは聖徳太子が仏教の力を
借りて安定した政治を行おうとしたとき、古来からの日本の
宗教と競合して反発を受けないように、両立オッケーとした
ことによって多宗教並立、ひいては各種文化のいいとこどり
という日本文化の根幹ができあがったのだそうです。
　かくて日本人は正月に神社に参ってバレンタインデーを楽しん
で、仏教由来の盆踊りをなぜか神社で踊ったり、結婚式は教会
だけどお葬式は仏式で、そして国民をあげてクリスマスを祝った
あとは大急ぎで後片付けして大みそかはお寺にかけこんで除夜の
鐘を楽しむ・・・というわけわからん超党派宗教色つまりは
無宗教な一年を送るものです。
　でも、いいとこどりはありがたいですね。デミグラスカツ丼
なんてどこの国の食べ物なのかもう正体不明ですが、食べてみれ
ばうまいですから。