メーカー名 | NIKON CORPORATION |
機種名 | D600 |
ソフトウェア | Capture One 7 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 24mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/60sec. |
絞り値 | F4.0 |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2000x1335 (1,569KB) |
撮影日時 | 2016-05-14 13:35:07 +0900 |
「一耕人氏のつぶやき」から・・
http://photoxp.jp/pictures/164480
>何でもかんでも見境なく撮っていていいんだろうかと疑問が湧き出て・・
>知人の写真屋さんに、「暫く広い風景を撮り続けてみろ。写真が変わるから。」と言われ・・
これって、なかなか考えさせられますね。
それはどういうことかというと、今のデジイチって何でもかんでも撮れる万能機だと
いうことです。逆に言うと、何でもかんでも簡単に撮れるカメラを使っているから、
スランプに陥るっていうことじゃないですか?
私のケースでは、しばらくデジイチは使わなくて、コンデジやミラーレスばかり使って
いたんですね。そうすると必然的に撮影は風景とか静物ばかりになります。
期せずして上の写真屋さんの勧めるような写真ばかりになってしまったわけですね。(^^;
デジイチを使うのを止めようと決心したのは個人的な問題ですが、カメラの電磁波
に耐えられなくなったからです。
私としては、デジイチの撮影は面白おかしく楽しくて、できればそのまま続けたかった
のですが、身体が勝手に拒絶してしまったわけです。こういうのも一種のスランプなのかも
しれませんけど。
それで比較的被害は少なかろうと言うことで、コンデジ・ミラーレスというわけですよ。
ただし、最近はデジイチをもう一度使ってみたいとは思ってます。
コンデシミラーレスというカメラは軽すぎて、それであまり撮影時の運動にならないんですね。
それで体力を大分落としたなって思って、(今年の3月の長引いた風邪引きには参りましたから)
もう一度デジイチ復活って考えています。
そこで、デジイチはライブビュー撮影で行っているんです。
デジイチのライブビューとは、要するにミラーレスカメラと同じです。ただカメラが重く
なるだけ。私の場合、携行するカメラは2キロ前後のやつが良いんです。それくらいの
負荷を腕にかけて歩かないと体力が付かないということに気付きました。
とにかくデジイチの標準撮影スタイル(眼前カメラスタイル)では絶対にやりません。
昨年はデジイチを三脚でもって使ってやろうと考えたのですが、どうも三脚スタイルでは
運動になりませんですね。(^^; 使わない三脚ばかり増えたのですが、でも三脚は
今でも好きで部屋に飾っています。まあ、精神的なものですかね、三脚は。
とにかくデジイチ復活の決め手は、ライブビュー撮影だったというわけですが、
この撮影スタイルって、きっと長く写真をやってきた人ほど違和感があるでしょう?(^^;
でも撮影時のホールディングでは、光学ファインダー撮影よりもライブビューの方が
腕力を要しますよ。上腕筋を鍛えるにはいいです。
既にコンデジミラーレスでライブビュー撮影に慣れた私には、デジイチでのライブビュー
撮影にも既に違和感はなかったのです。慣れというのは恐ろしいものですね。(^^;
それで話を本題に戻しますが、万能機のカメラほどカメラマンから何か大切なものを
奪ってしまうのではないか、ということです。
それで不便で機能が制限されているカメラほど、もしかすれば、カメラマンにとっては
良いカメラといえるのかな?っていうことですかね。
ところで・・
青葉祭りの写真。いいですねぇ。私も昔はイベントカメラマンでしたので、撮影時の
楽しさはよく分かります。
こういう動態撮影はライブビューでは無理です。EVFを使ってもダメでしょう。
光学式ファインダーの秒間8コマ以上撮影できるカメラが望ましいです。そういうカメラ
を2台持って、標準ズームと望遠ズームを着けっぱなしにして、汗をかきながら踊り子
さんと同じような運動量でもって撮影に当たるっていうのが正式な撮影法ですね。(^^;
しかしイベントメラマンの寿命は短いです。早々と撮影メンバーが入れ替わりました
からね。もちろん私もとっくに引退していますから。
※この撮影はライブビューというよりも、ノーファインダー撮影です。カメラを持った手を
差し上げての撮影。
ノーファインダー撮影はイベントカメラマン時代によくやりました。撮影の1/3くらいは
ノーファインダー撮影だったかもしれません。ノーファインダー撮影の良いところは瞬時に
撮影ができること。スナップ撮影ではこれが絶大で、そもそもカメラを眼前に構えても
カメラは顔に密着させずに撮るのが素早い撮影のコツだったんです。
ファインダーなんて見ているようで見ていないというくらいで、見る前にレリーズっていう
感じでしたかね。
結局その撮影手法は、私のイベントカメラマンの寿命を伸ばしたようです。
この車の撮影でも数ショット、ノーファインダーで連続して撮影しましたが全てピントも枠内
にも合っていました。たぶん身体が覚えているんでしょうね。
ホンダのF1カーです。初期のモデル。12気筒横置きエンジンです。撮影時はエンジン
をかけて爆音状態です。
最後に・・
写真屋さんいわく、「広い」風景を・・というのは、今の私には実によくわかります。ホントに。
ランドスケープとでも言うんですか。私も今それを追い求めている最中だからです。
ただの風景じゃなくて、地球が見えてくるような光景。
私がそういう気分になったのは、おそらく一眼レフのファインダーを捨てたからかも
知れません。
ライブビューの背面液晶だなんて、とてもじゃないけれどファインダーとは言えません。
真ん中のピント位置とフレーム枠が確認できるだけのシロモノです。
実はねえ、改めてデジイチの光学ファインダーを覗いてみると、あれ?こんなにせせこましく
チンケなファインダーだったっけ?という印象しかしないんです。
昔はそのファインダーの世界が全てだったんですが、こんな世界に自分が閉じ込められて
いたのかなあって今になって不思議な気がするんですよ。
こんなんだったら背面の液晶を両眼で見る方がまだマシじゃないかと。
多分、その写真屋さんが言うのは、一耕人さんに限らず皆さん、その狭いファインダー
の世界に閉じ込められているわけで、それで本当の世界が見えていないからこそ、
広い風景の撮影をすれば?って助言されたのかなあって考えています。
デジイチの光学ファインダーというのは確かにカメラのパーツとしては優れています。
しかしただそれだけです。人間の心のなかにあるファインダーの大きさには敵いません。
こんばんは。
三脚撮影か手持ち撮影か・・・。
私は未だにウジウジ迷い続け、結果的に撮影から遠ざかる一因ともなっております。
≪三脚+ライブビュー撮影で狙いキッチリ、構図キッチリ手振れなし=納得画像≫
♪ わかっちゃいるのに・・・。(^^ゞ
ライブビューの手持ち撮影はコンデジでもぶれますって、絶対。^^
おまけに液晶ニッタッチでレリーズなんて無茶苦茶だと思います。^^
kusanagiさん、こんばんは。
撮影はやっぱり一眼が楽しいです。
液晶での撮影は、DPの場合失敗が少なくきれいに撮れるのはいいけどいまいち面白くないんですよね。あとPLの効き具合なんかも分かり辛い事が多いです。。
工場見学のユーチューブおもしろかったです。あの風景はやっぱり日本独特なんでしょうか。
ーでも、外国の人って楽しんでるんだー、って表現が大げさですねぇ ^_^;
>ライブビューの手持ち撮影はコンデジでもぶれますって、絶対。^^
え~?コンデジ手持ちって普通にブレませんけれど。
もしブレるとしたら、力入れ過ぎ。って思います。
きっちり持って撮ったら、心臓の鼓動でさえブレますのでふわりと持つこと大切。と思います。
同感です。
>それで不便で機能が制限されているカメラほど、もしかすれば、カメラマンにとっては
>良いカメラといえるのかな?っていうことですかね。
そういう意味ではシグマのカメラは良いカメラですし、カメラマンを鍛えてくれます。
誤解の無いように言っときますが、シグマのカメラが悪いのではなく、私が未熟なためです。
失敗ばかり続き落ち込んでいるとき、偶然にピント、露出、構図が自分のイメージ通りにジャストヒットしたときの感動は何とも言えません。
他のメーカのカメラでは、味わえない醍醐味だと思います。(^_^;)
●デジイチのライブビュー手持ち(いわゆる一眼レフの3点支持の持ち方とは違う)は
ブレそうなイメージがありますが、心配無用のようです。(^^;
実は設定を間違ってイオス5Dマーク2を1/50で撮っていたんですね。真昼ですから
絞り値はひどいことになっていたんですが、手ブレはほとんどなかったです。
ライブビューはミラーアップ撮影なのでミラーショックがなく、しっかり構えた通常撮影より
ブレ難いと思います。
やはり三脚撮影は時間的余裕のある人でなければ難しいところがありますね。
私のような欲張りのセカセカ撮影では、いくらクイックシューでワンタッチ展開の三脚でも
時間を取られ過ぎます。
私が三脚撮影をするのは夕暮れ・夜間撮影時だけですね。
●一眼レフの撮影の楽しさっていうのは、言うまでもなく私にも良くわかります。(^^;
私もホントはずっとデジイチを使って行きたかったんですがね。
ところでzzrさんは今回の祭り、カメラ3台態勢でしたね。(^^;
私もかつてのイベント撮影ではデジイチ2~3台っていうことをやってました。機材はずっしり
と肩に食い込みますが、それでもセカセカと動きまわっての撮影です。けっして1ヶ所に
留まっての撮影はしませんでした。(陣取りはマナー違反ですね)
(カメラが複数になるのは混雑した祭りではレンズ交換が難しいからです)
夏日では1日撮影して1キロ痩せ、3日連続で3キロダイエットということもありました。
あの頃はお陰で体力はかなり着きましたね。今の私は虚弱ですけど。(^^;
ただ、写真は楽しいだけではいけないようなところがあって、ちょっと立ち止まって考えて
みようかな?という時には、笑休さんが何時も言ってるように、原点のコンデジに戻るって
いうのはアリだと思うんです。
自分の写真を一段とステップアップしたいなあっていう時に、あえて今使っている高性能
デジイチを否定してみる。そういう気持ちで私も書いています。
●キスデジは他のキヤノンと比べてレリーズが浅いというのはそのとおりだと思います。
たしかオリンパスもそんな感じのモデルがありました。通常の感覚では半レリーズを
するだけのつもりなのに、既にシャッター切れちゃったという感じ。(^^;
実はレリーズを押すという動作だけでもカメラはブレるわけで、小型のデジイチはあえて
そのような作りにしているんでしょう。
キスデジ(2代目以降)の、その軽いシャッター感覚が私は好きですね。
レリーズタイムラグというのか、そういうのはニコンのプロ機では調整可能なモデルが
ありました。メーカーに出さないといけないのですが、レリーズタイムラグ短縮の調整後は
浅い押しでシュッパッとシャッターが切れましたね。
●シグマのカメラは低機能ではなく、むしろカメラの原点に忠実なカメラとも言えそうですね。
何事も原点の機能や動作を、何度もなんども履修することが、基本に忠実な姿勢を貫く
ことになり、結果的には遠くへ早く行けるものです。ウサギとカメの喩えですか。(^^;
最新の高機能カメラでは機能の表面をなぞるだけの、というか、カメラに乗せられている
写真姿勢になってしまって、本質的なことが理解できないままに何となく上手くいっただけ
の写真となってしまいそうです。敢えて申せば、写真の本質的な喜びを知らないうちに
写真趣味を終える可能性だってあります。
それはちょっと、「もったいない」ですね。(^^;